2018年4月17日出発 <ターキッシュエアラインズ利用>紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊!ギリシャ縦断10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年4月17日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
- 金光 早苗(かねみつ さなえ)です。2018年4月17日出発の「紺碧のエーゲ海クルーズとサントリーニ島に2連泊ギリシャ縦断10日間」(別名:猫と出会うギリシャ&トルコ(エフェソスの遺跡)10日間」に添乗してまいりました。素敵な旅仲間と天気に恵まれた今回の旅。以前ご一緒した2組のお客様と再びお会いすることもでき、私にとって忘れられない旅のひとつとなりました。見どころ満載、盛り沢山のギリシアの旅。前半は少し疲れも出ましたが、後半はクルーズとサントリーニ島で2連泊でしたので身体にも楽でしたね。今回訪れなかったロードス島など、エーゲ海にはまだまだ素晴らしい島々が沢山あります。ぜひまたギリシアにいらして下さい。
- 1日目
- 4月17日/くもり/26℃
- ★成田空港→イスタンブール(機中泊)ターキッシュエアラインズを利用してイスタンブールへ。トルコ航空のロゴマークは、ハイイロガン。機体にはグレーでトルコの国花チューリップの花が描かれています。チューリップというとオランダの印象が強いですが、原産国はトルコから中央アジアにかけてと言われています。現在就航地280か所のトルコ航空ですが、初の国際線路線就航地はギリシア。翌朝到着のテッサロニキは、カッサンドロスにより紀元前315年に創建され、彼の妻テッサロニケの名前が付けられました。テッサロニケとは、「テッサロニキの勝利」という意味。これは彼女が生まれた年にマケドニア・テッサリア同盟軍がクロコスの戦いで、ファキアを破ったことを記念して名付けられたものです。そんな歴史あるギリシャ第2の都市の空港は、荷物受取所がたった一つという、とても小さな空港でした。
- トルコ航空のロゴマークの鳥はハイイロガン。機体には、グレーでトルコの国花チューリップが描かれています。
- エーゲー海クルーズ セレスタイルマジェスティ号
- 2日目
- 4月18日/晴れ/17~23℃
- ★イスタンブール→テッサロニキ→メテオラ→カランバカ(アマリアホテル) 古くはテッサロニキの街を取り囲む城壁の一部でもあったホワイトタワーには、血塗られた過去も。アレキサンドロス大王の騎馬像を写真に収めメテオラへ。皆様のご協力のお陰で、メガロメテオラ修道院と聖シュテファノス修道院をゆっくりと見学することができました。迫害を受けたキリスト教徒達の聖域でもあったメテオラ。セルビア王国の王位を捨てて、アサナシオスのもとで修道士の道に入ったヨアサフの富と特権により、メテオラ最大の修道院「メガロメテオラ修道院」が約600mの岩山の上に建てられました。岩の表面を削って階段が造られたのは20世紀に入ってからの事。それまでは梯子を繋いだり、滑車につるした縄袋で修道院まで上がっていたそうです。上まで引き上げるのに約30分。生きた心地がしなかったでしょうね。
- 聖シュテファノス修道院(メテオラ)
- ヴァルラーム修道院
- 3日目
- 4月19日/晴れ/13~25℃
- ★カランバカ→テルモピレー→デルフィ→アテネ(アマリアホテル) デルフィに向かう途中、ドライバーさんのご好意でスパルタ軍とペルシア軍の戦いの舞台「テルモピレー」にて写真ストップ。テルモピレーとは「熱い道」その名の通り、近くには温泉が!足湯にしたら絶対喜ばれそうです。デルフィでは、日本語がとっても上手なジョージアさんの案内のもとアポロンの神託が行われた聖域、また世界の中心「大地のへそ」で有名なデルフィ古代遺跡と博物館を見学。博物館の見所のひとつ「青銅の御者像」は本当に素晴らしく、今にも動き出しそうな御者の瞳やまつ毛にうっとり。この像は、古代ギリシアの大祭でデルフィで行われた「ピューティア祭」の、4頭立ての戦車レースの優勝を記念して奉納されたものです。約2500年前につくられたとは思えない精密さ。アラホバの街が一望できるポイントで写真ストップをしてアテネへ。明日からクルーズの旅が始まります。
- アポロン神殿跡(デルフィ)
- 青銅の御者像の写真を誤って消してしまったので・・・
- 4日目
- 4月20日/晴れ/12~24℃
- ★アテネ→ミコノス→(船泊)アマリアホテルはシンタグマ広場まで数分の距離。その立地の良さを生かして、朝食後無名戦士の墓の前で1時間ごとに行われる衛兵交代を見に行きました。交代する衛兵の服装に乱れがないかチェックする係りの姿は、まるで風紀委員。可愛く揺れるポンポンは、靴に忍ばせたナイフの刃先を隠すための名残だそうです。ピレウス港で、セレスタイルマジェスティ号に乗船。乗船後は、救命胴衣を着けて避難訓練などで結構忙しく、あっと言う間にエーゲー海の真珠ミコノス島へ到着。風が強く港に着岸できないため、テンダーボートでミコノス島へ。港から町へはシャトルバスで移動するので、実はテンダーボートでの移動の方が便利なのです。ミコノス島散策では、ニコラス教会やパラポルティアニ教会、リトルベニス、風車等を訪れました。今の時期は日の入りが遅く、青空の下のミコノスの街と美しい夕日を両方をご覧頂くことができました。
- この靴の重さは、なんと片方で1kg以上!
- ミコノス島の風車群と猫
- 5日目
- 4月21日/晴れ/17~25℃
- ★クシャダシ(エフェソス)→パトモス→(船泊)当時の様子が想像しやすい形で遺跡が残るエフェソスは、私のお気に入りの場所のひとつです。何よりも、私の心を捉えて離さないのがエフェソスの猫達と遺跡を彩るひなげし。遺跡と真っ赤なひなげしはどうしてこんなにも合うのでしょうか?パトモスは聖ヨハネが黙示録を書いた島として知られ、多くの巡礼者が訪れます。今回は大阪のクリスタルハートの添乗員と協力して、タクシーでパトモス観光へ。船のオプションとは違い、私達の到着を待たずして閉館してしまう恐れもありドキドキでしたが、幸運にも先に下船したオプショナルツアーの方が私達よりも遅れて到着した事もあり、聖ヨハネが黙示録を書いた洞窟も聖ヨハネ修道院も無事見る事ができました。修道院にいたぬいぐるみのような猫ちゃんは、最高のご褒美でした。聖ヨハネ修道院から戻るタクシーが1台来ずヒヤリとしたのも良い思い出です。
- 岩合さんの写真集で見たような写真が撮れてしまうエフェソスの遺跡
- 聖ヨハネ修道院で出会ったぬいぐるみのような猫ちゃん
- 6日目
- 4月22日/晴れ/11~25℃
- ★クレタ島→サントリーニ島フィラ⇔イア(マジェスティック泊) ギリシア最南端に位置するクレタ島は、ホメロスの詩にも出てくるエーゲ海で一番大きな島です。ヨーロッパ最古のミノア文明の最盛期につくられたクノッソス宮殿と旧市街を訪れました。赤い糸の伝説は、ミノタウロス退治の為クレタの迷宮に入っていったテセウスが、無事戻って来られるよう王女アリアドネが結んだ赤い糸から来ているとの事。私の赤い糸はいずこへ...。船内飲み放題付なのを最大限に生かし、BARにて飲み物をお楽しみ頂きながらサントリーニ島下船の順番を待ちました。新港到着後はバスでイアへ。とてもよいお天気に恵まれ、カステッロレストランから美しい夕日をご覧頂く事ができました。太陽が海に沈むと同時に周囲からは大きな拍手が。イカのグリルやエビのパスタなど、景色だけでなく料理もとても美味しかったですね。見て食べて満足満足なイアでの夕食でした。
- テンダーボートでサントリーニ島新港へ。クルーズ船ともサヨナラです。
- カステッロレストランから見たイアの夕日
- 7日目
- 4月23日/晴れ/28℃
- ★フィラ⇔イア(サントリーニ島連泊)まずは再びイアへ。時間帯が違うと、海や教会の青色も違って見えます。すでに大型客船がサントリーニ島に到着しており、イアの街は人人人。どこを撮っても絵になるイアを散策後、絵葉書でよく使われる青いドームのフィロステファニへ。今回ミニバスを利用したので、パノラマポイントまで歩いて坂を上ることなく、バスで楽々移動することができました。メガロホリ村のワイナリーでワインの試飲。2週間ブドウを天日干しして作る甘いワインが美味しかったですね。お客様のワイングラスにダイビングした黄金虫にはびっくり!フィラの街に戻り午後は自由散策。フィラの新先史期博物館やイアの街に再び出かけたお客様や、ホテルから出ているクルーズツアーに参加され、エーゲ海とほんのり温かな温泉で泳がれたお客様など、それぞれ楽しく過ごされました。
- ホテルから見た朝日
- 絵葉書にもよく使われる、青いドームのフィロステファニ教会
- 8日目
- 4月24日/晴れ/30℃
- ★サントリーニ島→アテネ(ヒルトン泊) 嬉しい午後発便利用でゆっくりサントリーニ島を満喫。午前中アクロティリ遺跡を見に行かれたり、フィラの街でロバに乗られたり。中にはお出かけにならず、ホテルのビーチサイドでのんびりと過ごされたお客様も。旧港と高台にあるフィラの街を繋ぐジグザグ道。上り下り両方ロバで移動することもできますが、せっかくなら下りをロープウェー&上りはロバがおススメです。アクロティリ遺跡の出土品は、フィラの新先史期博物館で見る事ができます。ただ、火曜日はお休みなので要注意!サントリーニ島からアテネの飛行機の受託手荷物の重さは20kg!ワインもオリーブオイルも重いのに困ったものです。サントリーニ島よりアテネの方が暑くてびっくり。アクロポリスが見えるディオニソスレストランへ出かける前に、駆け足でスーパーへ。ライトアップされたアクロポリスは、足場が目立たず日中よりもより美しく見えました。
- 美しいサントリーニ島の海
- ディオニソスレストランから見た、ライトアップされたアクロポリスの丘
- 9日目
- 4月25日/晴れ/34℃
- ★アテネ→イスタンブール 午前中のフリータイムを利用して、アテネで一番景色が綺麗なリカヴァドスの丘やビザンチン博物館へ。足をのばして古代アゴラに行かれたお客様もいらっしゃいました。午後はデモの関係で少し移動に時間がかかりましたが、アクロポリスの丘を見学しお腹をすかしてから昼食へ。昼食レストランのオーナーのお孫さんがとても可愛かったですね。考古学博物館では、ミケーネで出土した黄金のマスクや壁画・アルカイックスマイルが印象的な青年像やスフィンクス・エーゲ海に沈んでいた素晴らしい肉体美のポセイドン像・躍動感のあるヘレニズム期の馬と若いジョッキーなど、2000年以上前につくられたとは思えない作品の数々にあっという間に時間が過ぎて行ってしまいました。アテネとお別れしてターキッシュエアラインズにてイスタンブールへ。
- 紀元前407年に完成したエレクティオン
- シュリーマンが「アガメムノンのマスク」と信じていたこの黄金のマスクは、アガメムノンの時代より3世紀前のものであることが判明。
- 10日目
- 4月26日/0/0℃
- ★イスタンブール→成田空港 今回は大きなトラブルもなく・・・とご挨拶したのが数時間前。トラベルはトラブルと言いますが、最後の最後にやってくれましたトルコ航空。イスタンブール到着後、皆様集合して乗継へ...と思っていたら、ブリッジが分かれ一部のお客様と別れ別れに。必死にジェスチャーでこっちですよ!と伝えるも、ガラスドアに阻まれ合流できない。救世主T様と電話でやり取りをし、無事ゲートで合流。文明の利器に感謝感謝の乗継でした。イスタンブールの空港にはメッカに巡礼に向かう人々の姿が。乗継の飛行機に乗りどっと疲れが出たのか、パソコンを開いたまま夢の中へ。いつのまにやら入力した暗号がエクセルシートを埋め尽くしておりました。10日間どうもありがとうございました。時折パンフレットやHPを通して私の生存確認をして頂けたら嬉しいです。またいつかご一緒できる日を楽しみにしています。
- サントリーニ島のイアにてみんなでハイチーズ!
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