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2018年5月28日出発 <フィンランド航空利用>ドブロヴニクとプリトヴィッツェを徹底攻略 クロアチア・スロベニア9日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年5月28日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/久連松 圭子(くれまつ けいこ)
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「狼少年」こと久連松でございます。この度は天気予報が外れ、観光地ごとの「傘をお持ちくださーい。」は無駄になりましたが、雨に降られなかったので連日最高の青空が見られました。 当コースはクリスタルハートらしさがよく出ていると思います。

●初日にリュブリャーナから入り、散歩もできる時間にブレッドに入れること。
●プリトヴィッツェを2日に分けてご見学頂くこと。
●ドブロブニクの空港から飛行機で帰国すること。
●ドブロブニクで城壁内から徒歩で行けるホテルに泊まること。

途中、皆様方とお話ししていると、パンフレットなどを比較検討してお申込み頂いたようでとても嬉しかったです。 ブレッド島でぶら下がるように鳴らした鐘、 滝の音、鳥の声に耳を傾けたプリトヴィッツェ、 上から横から海から堪能し尽くしたドブロブニク どれも良い思い出になりました。 この度はご参加誠にありがとうございました。

 

1日目
5月28日/晴れ時々曇り、一時雨/18〜24℃
成田空港からは19名のお客様と元気に出発です。 この度は当コースの企画担当の山田浩代もご一緒させて頂き、総勢21名で楽しく遊びたいと思います。 ヘルシンキで乗り継いで、スロベニアの首都リュブリャナに着きました。ここから30分のブレッドが初日の目的地です。 スロベニアの楽しみは大きく2つ、アルプス山脈の東端に位置するユリアンアルプスの中にあるリゾートブレッド湖と世界最大級の鍾乳洞ポストイナでしょう。 1年の中で今は新緑も美しいブレッドはベストシーズンといっても過言ではありません。 ホテルは湖のすぐ際に建っていて、部屋からも大きな鈴懸の木が少し邪魔をしているものの、湖とブレッド城が見えます。夜にはライトアップされます。 今日は皆様お疲れでしょうか?お部屋でゆっくりなさった方が多かった様ですね。 私と山田は外に出てみたものの、雨が降り出し、雷も鳴り出したので、急ぎホテルへと戻りました。
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乗り継ぎのフィンランド・ヘルシンキは、ムーミンの故郷です。
空港の中にはムーミンショップもあり、かわいいグッズが売っていました。
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不穏な雲とブレッド城、明日から天気になります様に祈りながら、湖のほとりのホテルに一泊です。
2日目
5月29日/晴れ時々曇り 一時雨/15〜24℃
ブレッド湖畔の100mの断崖絶壁の上にあるブレッド城から湖とブレッド島を見下ろします。 少しモヤがかかっているようになっているもののブレッド島の教会や雲が湖面に映り込んでとてもきれいです。皆様、「わぁー、綺麗だわー。」と歓声を挙げながら、お写真をお撮りになりました。 ブレッド島へは手漕ぎボートで渡り、聖母マリア教会までは100段の階段を登ります。結婚式の時には新郎が新婦を抱きかかえて登らなくてはならないとお話し差し上げた所、男性陣は首をブンブンと横に振っていました。 島の教会に奉納されている幸せの鐘を鳴らす際には、紐を引っ張るのに必死で、願い事をするのを忘れた方もいらっしゃった様です。 ポストイナ鍾乳洞では、トロッコで洞窟の内部へと3.7キロ進みます。スパゲティの様な鍾乳石、真っ白に輝くブリリアント石柱、珍しいカーテン状鍾乳石などを「ここは凄いね〜」と言いながら小一時間歩いて見学しました。
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ブレッド城から見たブレッド湖とブレッド島。教会や雲が湖面に映り込んでとても綺麗でした。
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スパゲティの様な鍾乳洞。世界最大級の規模のポストイナ鍾乳洞は圧巻でした。
3日目
5月30日/晴れ/16〜28℃
バスはスロベニアからクロアチアに抜ける国境へと到着しました。全員バスを降りてくださいと指示され1人ずつパスポート検査を受けます。これをスロベニア側の出国とクロアチア側の入国とで行いました。最近のヨーロッパは国境がほとんど感じられませんがこうやって検査を受けると違う国に入るのだなぁと肌で感じられます。 今日から最終日まではクロアチアの旅です。 イストラ半島のロヴィニはかつて島だったところを本土側との間の海峡を埋め立てて、今では半島の様にしたところです。狭い路地と、ツルツルに磨かれた石畳みが往年の町の様子を思い出させてとても素敵なところです。 ここでの楽しみはもう一つ、イストラ半島名物のトリュフを手に入れることです。 僅かな自由時間に、市場でトリュフのオイル漬けなどをお求めの方もいらっしゃいました。 今日はロヴィ二でもザグレブでも坂道を上り下りし、たくさん歩いていただきました。
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ロヴィ二の路地の風景。どこをとっても絵になります。
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ロヴィ二の路地の風景再び。最近、ロヴィ二は大人のリゾートを目指してホテル、レストランなどを町をあげて改革中です。つくづく素敵なところだなぁと思います。
4日目
5月31日/晴れ/18〜29℃
ザグレブからの高速道路を降りると、カルロヴァッツの町の中をバスは走ります。 こ 25年前まで行われていたユーゴスラビアとクロアチアの戦争の爪痕がまだ残る町です。 家々の壁に夥しい銃痕が見られるのです。 かつてセルビア人が住んでいただろう家は終戦後も人が戻ることなく、ボロボロになって放置されていました。 今日は午後から皆様が楽しみにしていらっしゃるプリトヴィッツェ国立公園を見学です。 この度の当コースでは、今日下の湖群を見学して、明日の朝、上の湖群を見学します。 湖のほとりまでつづら折れの道を降りて行く道すがら早速綺麗なエメラルドグリーンの湖が目に飛び込んできて、お客様から「わぁ〜きれ〜い!」と歓声が上がります。 大滝のところでは、水飛沫が霧の様に私達にかかると、ガイドさんが、「マイナスイオンがたくさんですよ。是非ポケットに詰めて帰って下さい。」と仰ったので、早速ポケットに詰めました。
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古くより水の力で水車を回し、粉を挽いてきたラストケ村。ここは日陰が全くないので暑かったですね。橋の欄干の下が涼しくて皆様が中々出てこられませんでした。
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プリトヴィッツェ国立公園の下の湖群。綺麗な翡翠色の湖が段々畑状に連なり、それぞれの湖は滝や早瀬で結ばれている何とも清涼で美しいところです。
5日目
6月1日/晴れ/20〜29℃
今日はプリトヴィッツェ国立公園上の湖群を朝1番で見学です。 歩き始めは、もののけ姫に出て来そうなブナやトウヒの林を歩きます。段々と湖が見えてくると、昨日と違ってエメラルドグリーンの湖ではなく、恐ろしく透明度の高い湖が続きます。 そして、滝がたくさん見えます。今日は天気も良く、風もないせいか、木々や空が湖に写り込む写真も美しく撮れます。 人が少なく自由に歩けるのが最高です。 午後からはいよいよダルマチア地方へと入って行きました。 トロギールでは、わざと400年〜500年前の家々が残るエリアを歩き、300年ほど前の石畳の上も歩いて頂きました。 トロギールのロヴロ大聖堂へご案内した際は、最後の方が階段がスケスケで急なので、高所恐怖症の方は登らない方が、、、とご案内しておりましたが、全員登って来られました。 1番怖がっていたのは、この度ご一緒させて頂いています、企画担当山田かもしれません。
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プリトヴィッツェ国立公園、上の湖群。木々も雲も映り込んで本当に綺麗です。
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トロギールでは典型的な、1階家畜小屋、2階住まい、3階火を使う台所が配置してある家が見られます。
6日目
6月2日/晴れ/20〜29℃
スプリトはローマ時代のディオクレティアヌス帝が、隠居する為の方形で囲った堅固な壁の中に宮殿を造り、そこに300年程後、スラブ人に追われたサロナの人々が逃げ込んで宮殿を壊して好きな家を造って住み始めたという、何とも後世の方々を愉快にさせる歴史を持ちます。 ディオクレティアヌス帝が造らせた堅固な壁は今だに人々の家の支え壁となり、土台となり健在です。 ここには規模の大きい市場もあり、皆さまラベンダー製品やイチジクなどをお求めになっていらっしゃったので、私もついついラベンダーの小袋を購入してしまいました。 今日はドブロブニクへの移動の途中、ネレトヴァ川の河口に拡がる果樹栽培地帯で、バスを止めてフルーツスタンドで、旬のさくらんぼを皆さんで頂きました。1キロ350円程とはなんとも安くて、皆様とたくさん頂きました。 ボスニア・ヘルチェコビナ領内をバスは通り抜けていよいよドブロブニクへと到着です。
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スプリトの魚市場でアンコウをこのように売っていました。
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ドブロブニクでの夕食の帰り。人々の足で磨かれた石灰岩の石畳が、綺麗に街灯を反射して、空は群青色で美しかったです。
7日目
6月3日/晴れ/18〜29℃
ホテルがピレ門から歩いて2分の絶好の位置にあり、嬉しい2連泊です。 さーて、今日はドブロブニクの眺めを徹底的に楽しむ日です。 まずはスルジ山に登り、上からドブロブニクを眺めると、ぐるりと堅固な壁に守られたドブロブニク旧市街と近くの緑の島ロクルム島や青い海がどこまでも広がる様がご覧頂け圧巻です。 お昼の後には、城壁の上を歩きます。頭上を覆ってくれるものが何もないので炎天下を歩くことになりますが、頑張った先には絶景が待っています。1番高いところのミンチェッタ要塞の所から見る町ののオレンジのテラコッタの屋根の連なりとと沖合いのロクルム島と青い海の景色は溜息が出るほどでした。 半周でやめてホテルに1度戻り、しばし休憩してから改めて買い物に出掛ける方、頑張って一周ぐるりと周った方どちらも、ホテルが便利な場所にあるので自由自在で、ゆっくりとドブロブニクの半日フリーをお楽しみ頂きました。
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岩礁の上に高さ25メートル、厚さ6メートルの壁が築かれているのがよく分かります。海の色も素晴らしい。
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夕食はフリーでしたので、ご希望の方を誘ってオープンキッチンのお店に食べに行きました。
8日目
5月4日/晴れ/23℃
昨日の夜は自由食でしたのでご希望の方を誘って旧市街にに夕食を食べに行きました。 エビのリゾットやタコの煮込み、ツナのタルタルなどを注文してみましたが、どのお皿もとても美味しかったです。 食後は、「お散歩しながら帰りまーす。」と仰って夜のドブロブニク旧市街に消えて行かれる方もいらっしゃいました。 さて、帰国日の今日もスッキリとした青空です。 「パン屋さんが開いていたからサンドイッチ買ってきたよ。」 「城壁の散歩してきたら人が少なくてよかったよ。」 「薬局で薔薇クリーム買ってきちゃった。」 「朝ご飯の時間短かったけど、ちゃんとシャンパンまで頂きましたよ。」 ギリギリまでドブロブニクをお楽しみ頂いていたようです。 ドブロブニクの空港に移動する途中、再び眼下に何度見ても見飽きることのない、旧市街の景色が見えました。 マギーさんが最後に、「また、ドブロブニクに来て下さいね。」とご挨拶下さいました。
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やっぱりこれでしょう。ドブロブニク、スルジ山からの眺め。最高でしたね!
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プリトヴィッツェ上の湖群は滝が多かったですね。これから先の熱い季節、写真を見ると涼しくなれるかも!?
9日目
6月5日/晴れ/17〜28℃
フィンランド航空でドブロブニクからヘルシンキ経由で帰国します。 チーズ、ワイン、チョコレートとたくさん買った皆様方の中には、飛行機の制限重量が心配な方もちらほらいらっしゃいました。 実際、ドブロブニク空港で計測を受けると、ほんの少しオーバー気味の方もいらっしゃいましたが、そこは演技派の皆様、横を向いて口笛を吹きながら知らんぷりをしているとスーツケースが奥に吸い込まれていきました。ガッツポーズです。 ドブロブニク、ヘルシンキと程よく時間が取れて、成田へと帰って来ました。 40分程遅れての到着となりましたが、皆様のスーツケースは無事に出てきて、それぞれ挨拶を交わして頂き、外へと出て行かれそれぞれのご自宅へとおかえりになります。 梅雨にも入り、暑い日が続くと思いますが、皆様どうぞお身体にはお気をつけてお過ごし下さいませ。 この度のご参加誠にありがとうございました。
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万歳してまーす。阿波踊り踊ってまーす。スカンピっていいまーす。手長海老の別名がありまーす。ドブロブニクで皆様方のご到着を楽しみに申し上げておりました。この度は天候が不安定な予報ながらも、雨が降らなかったのは、僕らがこうして雨が降らない祈祷の踊りを踊っていたお陰です。日本は梅雨だそうですね。皆様方の洗濯物が乾くように日本まで出張しましょうか〜?アドリア海から泳いで行きますよ〜。
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この度、ご参加頂いた皆様。又、お会いしましょう〜。

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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