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2018年4月20日出発 <ANA(全日空)往復直行便>宮殿風ホテルに泊まる(1泊目)花々を愛でるベルギー・オランダ8日間

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。

2018年4月20日出発ツアー添乗員レポート

※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
添乗員/市倉 友里恵(いちくら ゆりえ)
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「<全日空(ANA)ビジネスクラス往復直行便利用>花々を愛でるベルギー・オランダ 8日間」に添乗してまいりました。 ようやく春が到来し、観光シーズンが始まったベルギー・オランダ。年にわずか2か月間だけしか開園しないキューケンホフ公園。年に一度だけの「春の花パレード」に合わせてのツアーでしたが、私たちが到着した日は見事な夏日で、チューリップや花々が見事に咲き誇ってくれました。 オランダ・ベルギーはヨーロッパとしては珍しく、坂道がほとんど無い国ですが、美術館や博物館、旧市街への車規制と、歩く距離はやはりヨーロッパです。ご参加者5組10名様。途中、お祭りによる大渋滞で行程の変更などありましたが、皆様のおかげで無事にすべてご案内することができました。ご協力ありがとうございました。

 

1日目
4月20日/晴れ/13~25℃
ANA直行便にて、ベルギーの首都ブリュッセルへ。フランス・ドイツ・オランダ・ルクセンブルクと国境を接するベルギーは、欧州の中央部に位置する交通の要衝にあり、EUやNATOなどの国際機関の本部が首都ブリュッセルに置かれています。しかし空港自体はとてもコンパクトで、混雑もなく、すんなりと入国。ターミナルから外に出ると、数日前とは打って変わって夏日となり、26度の暖かさでした。日本を出た時より暖かい! この日の目的地は、翌日の花のパレードに備えてアムステルダムのハーグです。ハーグでは宮殿風のホテルにご宿泊!飛行機での長時間移動もありお疲れではありましたが、日没時間は20:49。 お部屋に入ってからもまだまだ外は明るく、ビーチリゾート地ということでビーチも賑わっていました。ちょっと北海のビーチをお散歩されてからお休みになられた方もいらっしゃいましたね。
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グランドホテル・アムラスクールハウス
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北海のビーチに直接出られるリゾートホテルにご宿泊
2日目
4月21日/晴れ/15~25℃
早朝にホテルを出発して、いざノルドワイクへ!しかし私たちのバスが到着した時は、すでに駐車場が満車...!普段は何も無い田舎町が、年に一度のパレードのために大渋滞です。私たちも町から離れたところにバスを停め、パレードが通るのを待つことに。駐車場の前には大きなチューリップ畑が広がっており、パレードが始まるまではそちらに足を運んで頂けて良かったです。 音楽隊の行進とともに、パレードが始まりました。春の訪れを祝う一年に一度のお祝いに相応しいお天気でしたね! 午後はキューケンホフ公園の予定でしたが...こちらも大渋滞!そのままハーグへ向かい、マウリッツハイス美術館にて、ガイドのよしみずさんの案内で「真珠の耳飾りの少女」などをご鑑賞。 夜はアムステルダムにご宿泊。しかしホテルが街のど真ん中!ホテル近くにはどこも停められず、どうしたものかとドキドキしました。皆様ご協力ありがとうございました!
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花のパレード
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花のパレードの音楽隊
3日目
4月22日/晴れ/12~24℃
アムステルダムからさらに北の街HOORNからMEDEMBLIKまで、約1時間20分の機関車の旅です。先週は何も咲いていなかったということですが、窓の外を眺めていると、あちこちにチューリップ畑が見えてきましたね。もっと近づいてほしい!と思いながらも、緑の大地に赤や黄色のカラフルがとても映える風景でした。 ご昼食の後はガイドのかわしまさんと、アムステルダムの国立博物館とゴッホ美術館へ。 日本にひまわりが1枚来ると大賑わいですが、油絵だけでも200点ほど...さらに「ファン・ゴッホと日本」展も催されているのはラッキーでした。 国立博物館ではオランダの芸術が中世・ルネッサンス期から20世紀まで網羅されています。有名なレンブラントの「夜警」やフェルメールの作品などはもちろんですが、最後の陶器やレースもとても美しかったですね。
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アムステルダムの運河。雲が水面に反射して綺麗です。
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SL列車に乗ってチューリップ畑を遠望しました
4日目
4月23日/晴れ/14~24℃
ホテルが街の中心に位置しているからこそ味わえる朝のお散歩。夜の賑やかさが嘘のように、朝は運河の水面に反射する美しい街の様子をご覧頂けます。まずはアムステルダム中央駅近くから船に乗って、「北のヴェネツィア」とも呼ばれる街をクルーズで巡り、今は博物館となっているアンネ・フランクの隠れ家や今にも倒れそうな傾いた家々を眺めました。 お昼は行程の変更にご協力頂き、キューケンホフ公園の散策とランチです。絵はがきのように満開のチューリップ!この時期のオランダは通常ならまだコートが必要なのに、半袖でも過ごせそうな暖かさ。思わずおにぎりを持ってピクニックしたくなる陽気でした。 そしてオランダらしい風車が並ぶ風景を見にキンデルダイクへ。1740年頃に建設された風車が19基残っています。国土の約1/4が海面より低いオランダにとって、風車は欠かせないものでした。 国境を越えて、ベルギーのブルージュにご宿泊です。
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キューケンホフ公園
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どこもかしこも満開でした
5日目
4月24日/晴れ時々雨/12~20℃
門外不出・ベルギーの至宝「神秘の仔羊」があるゲント・聖バーフ大聖堂へ。1432年にフランドルの画家エイク兄弟によって完成された絵ですが、光と陰の繊細な描写や艶のある画肌は当時革新的なものでした。 お昼はベルギー名物のムール貝の白ワイン蒸し。一人前は小さな鍋ひとつ分!貝の中身を食べ終えたあとのスープも味が染みていて美味しいですね。 午後はブルージュに戻って市内散策です。ベギン会修道院からマルクト広場までご案内したあと、どのようにお過ごしになりましたか?運河クルーズを楽しまれた方、366段の階段をのぼって街のシンボルである鐘楼に登られた方、この時期ならではの白アスパラをレストランで楽しまれた方...やはりブルージュに来たからには、いつでも街に出かけられる城壁内のホテルに泊まらなければ!美しい中世の姿を残すブルージュは私もお気に入りの街です。皆様も好きになって頂けていたら嬉しいです。
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ブルージュの有名写真スポットと言えば、こちら!
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マルクト広場。日がのびましたので、なかなか夜景になりません...
6日目
4月25日/晴れ/8~20℃
ローマの戦士ブラボーがスヘルデ川を牛耳っていた巨人の手を切って川に投げたという伝説から、アントワープ(手を投げる)という名がついたこの地は、フランダースの犬ゆかりの地でもあります。少年ネロがひと目見たいと憧れ続けたノートルダム大聖堂にあるルーベンスのキリスト降架は、昔は布で隠されお金を払ったものしか見ることができなかったそうです。(今でもこのアニメを見たり話を聞いたりすると涙ぐんでしまうのは私だけではなかったようですね...)ガイドのみずたさんのお話しも、もっと聞いていたかったです。当時の画家というのは貧しい生活をしていたイメージが、ルーベンスによって覆されました。小さな宮殿のような自宅でした。午後はベルギーの花祭り、グランビガール城の庭園へ。 夜はベルギーの首都、ブリュッセルにご宿泊。戻ってきてしまった〜、と時の流れの早さを嘆きつつ、グランプラスに面したレストランでのツアー最後の晩餐へ。
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ルーベンスのキリスト降架
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グランビガール城の庭園
7日目
4月26日/晴れ時々雨/12~24℃
晴れ女・晴れ男のパワーで見事、傘いらずな1週間でした! 宿泊していたヒルトンホテルはグランプラスまで徒歩5分。朝はゆっくり過ごして頂き、市内を歩いてまわりました。王家とゆかりが深くベルギーで最も格式が高い聖ミシェル教会、19世紀に造られたギャルリー・サンチュベールや、美しいギルドの建物に囲まれたグランプラスの市庁舎の塔からは、街の守護聖人でもある大天使ミカエルが人々を見守っています。導火線の火をおしっこで消し、街を破壊から守った英雄との言い伝えを持つ小便小僧のジュリアンくん。彼を盗もうとしたフランス兵の行動を詫び、フランス王からお詫びの衣装がプレゼントされたのがきっかけに世界中から衣装が送られ、今や1000着近い衣装を持つ人気者。 王宮広場のほうまでゆるやかな坂道を登っていけば、ブリュッセルの全景を見渡せます。平らな土地を歩いてきたので、久しぶりの坂道でした。
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小便小僧
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王宮広場からの眺め
8日目
4月27日/0/ ℃
ブリュッセルを前日21:10出発のNH232直行便にお乗り頂き、成田空港までは約11時間の空の旅。やはり日中にブリュッセルを歩き回ったためでしょうか、帰りの飛行機は食事もせずぐっすり眠っておりました。ビジネスクラスの機内食サービスはゆっくりだとお聞きしておりますが、皆様は無事お召し上がり頂けましたでしょうか。 今回はお花を目的にご参加された方がほとんどとのことで、オランダからベルギーに入るとお花が見れたのでもう満足です」と仰ってくださった方もいらっしゃいましたね。ベルギーではうっかりチョコレートの買いそびれはありませんか? 滞在中はこの時期のオランダ・ベルギーとしてはびっくりするくらいの陽気に恵まれ、皆様とのお散歩も楽しい時間を過ごさせて頂くことができました。またのご参加をお待ちしております!
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アムステルダムの朝の景色
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グランプラス

旅はもっと、おもしろい。
阪急交通社クリスタルハート

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