2018年2月1日出発 <スカンジナビア航空利用> 氷河の洞窟アイスケーブと氷河湖オーロラ観測 絶景の島アイスランド8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年2月1日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/金光 早苗(かねみつ さなえ)
- 金光 早苗(かねみつ さなえ)です。沿海に流氷が浮んでいるのを見て「アイスランド」と名付けられた何だかとっても寒そうな国ですが、暖流であるメキシコ湾流が流れている為緯度の割には温かい国。とは言っても、冷え込めば氷点下になる日もあり防寒着・防寒具は必需品。特に風が強いアイスランドでは、傘よりも上下に分かれたゴアテックスのレインウエアがあると防寒着にもなって便利です。防水加工されたブーツに簡易アイゼンがあれば完璧です。アイスランドは自然を楽しむ旅。それ故にお天気にも左右され、笑顔になったりがっかりしたり。予定通りにいかない事もありますが、色々な表情を持つアイスランドを好きになって頂けたら嬉しいです。
- 1日目
- 2月1日/雪/ ℃
- ★成田空港→コペンハーゲン(デンマーク)→エイイルススタジル(アイスランド)→ケフラヴィーク→レイキャビック(ホテルグランド泊)コペンハーゲン経由ケフラヴィーク国際空港行きのはずが、強風の為アイスランド国内のエイイルススタジル空港に緊急着陸。タラップを降りて、冷たい風が吹きつける中空港内へ。万一に備えて手荷物にしていたコートが大活躍!備えあれば憂いなし。これからも乗継があるときは、たとえ荷物になるとしても最悪の事態に備えて必要なものは手荷物にしよう!と思った今回の出来事でした。約4時間遅れでケフラヴィーク国際空港に到着。飛行機が動いていないにも関わらず、強風でガタガタと揺れる飛行機。タラップをつけるのもひと苦労。そして、降りた後も強風のため荷物が降ろせず、待てど暮らせど出てこない荷物。空港を出発できたのは5時近く。皆様大変お疲れさまでした。そして、昨晩からず~っと私達の到着を待っていてくれたアンドリューさん、ありがとうございました。
- 緊急着陸したエイイルススタジル空港
- ケフラヴィーク空港とエイイルススタジル空港の位置
- 2日目
- 2月2日/晴・曇り時々雨/3~8℃
- ★レイキャビック→レイキャビック(ラディソン泊)出発時間を変更して、朝食後お休み頂きお昼から観光へ。歴史的な建造物を利用した「Laekjarbrekka」で温かいスープで体を温めた後は、可愛らしいアイスランドロブスターをお腹いっぱい頂きレイキャビックの市内観光へ。1986年10月に米ソ冷戦を終結させる協議が行われたホフディ・ハウスの前で、レーガン大統領とゴルバチョフ書記長をまねて握手をしながらハイチーズ。巨大な貯水タンクペルトランの展望台からは、美しいレイキャビックの景色と雪山!昔から吉兆の印と言われていた彩雲も見られ、素敵な旅の始まりにワクワクしていたところイオン ラグジュアリー アドヴェンチャーホテルへの道が雪と凍結の為閉鎖との連絡が。このホテルに泊まるのを楽しみにされていた方も多く、残念な気持ちでいっぱいでした。夕食時、この先良いことが待っていることを祈って乾杯!その時の皆様の笑顔に救われました。
- アイスランドロブスター
- ベルトランの展望台からの眺め
- 3日目
- 2月3日/曇晴/-5~0℃
- ★レイキャビック→スカフタフェットル(フォスホテルグレーシャーラグーン泊)北米プレートとユーラシアプレートが引っ張り合ってできた大地の裂け目ギャウへ。この場所で930年世界最古の近代議会(アルシング)が行われました。岩で囲まれている為、声が通りやすいというのもここが選ばれた理由のひとつ。休憩所で可愛いハガムースに出会いました。アイスランドのラムとオーナーこだわりのデザートはお口に合いましたでしょうか?昼食後は、落差60mの美しい滝セリャランスフォスやスコゥガフォスをご覧頂き、その後アイスランド版ろうそく岩のある黒砂海岸へ。黒砂海岸の側にある大きな岩は、魚を捕るのに夢中になり、日の光を浴び岩の塊になってしまったトロールとも言われています。予報では今日の夜は星が見えるはず!急いで夕食を頂き氷河湖へ。オーロラレベルが低く、肉眼では白い雲にしか見えませんでしたが、カメラを通して緑色の美しいオーロラをご覧頂きました。オーロラ以上に星の美しさに感動していたお客様も。
- ギャウ
- セリャランスフォス
- 4日目
- 2月4日/雨晴曇/5℃
- ★スカフタフェットル(連泊)昨晩の星空が嘘のように降り始めた雨。午後のアイスケーブだと入れない可能性があるため、見学を午前中に変えて無事アイスケーブに入ることができました。前を走るスーパージープの水しぶきに驚きの声が。海の水を氷に閉じ込めたようなスーパーブルーの世界。氷河は7色ある太陽光の内、青色しか通さないためこのようなブルーになるそうです。強風の中、ダイヤモンドビーチで打ち上げられた美しい氷河とハイチーズ。昼食に久しぶりのサラダとほっこり優しい味のラムのスープで体を温め、氷河湖へ。20世紀半ば頃氷河が後退することでできたヨークルサルロン湖。昨晩は暗くて判らなかった水色の氷河がぷかぷかと浮かぶ幻想的な世界に皆さまびっくり。雨と雪解けで滑りやすい中高台に上り、上からの氷河湖をお楽しみ頂きました。夕食時には、持ち帰った氷河の氷で喉を潤して頂きました。氷河拾いを手伝って下さったT様、ありがとうございました!
- アイスケーブ
- ヨークルサルロン湖で見た虹
- 5日目
- 2月5日/晴曇/-6〜3℃
- ★スカフタフェットル→セルフォス(グリムスボルギール泊)昨晩は、強風の為夜の氷河湖には行けず。ホテル周辺で晴れ間が・・・という予報に1時間ごとに起きてはオーロラをチェックするも、外は雨と雪。残高不足の私の結婚運ではオーロラを呼ぶには力不足なので、新たな仲間「てる子」さんを迎え出発!1996年のグリィムスヴァトンの噴火、洪水の際に流されたぐにゃりとなった橋の側を通過しヴィークへ。昼食に北極イワナを頂き、走れ走れでアイスランド随一の規模を誇るグトルフォス(黄金の滝)とストロックル間欠泉へ。一面雪で覆われた滝もまた綺麗でしたね。私の大好きなグリムスボルギール。お部屋はもちろんの事、美味しい料理にデザートビュッフェ。皆様の笑顔にホッとしていた私に嬉しいニュースが!今日は雲がかかっているはずの空に星が!雪が降っては止み、顔を出す星空に寝ずの番でオーロラを待っていたご褒美か、それともてる子さんや皆様の願いが通じたのか、早朝に再びオーロラをご覧頂く事ができました。
- てる子さん大活躍!
- グリムスボルギールで見たオーロラ
- 6日目
- 2月6日/晴曇/0〜3℃
- ★セルフォス→レイキャビック→ブルーラグーン地区→グリンダヴィーク(ノーザンライトイン泊)朝食にシャンパン!レイキャビックに向かう前に、三菱・東芝のタービンが活躍するヘトリスヘイジ地熱発電所へ。1973年の石油危機をきっかけにこの国の地熱開発が本格化。現在では、電力の3割を地熱、残りの7割を水力発電でまかなっています。レイキャビックのコンサートホールハルパ前でガイドのさゆさんとお別れ。フリータイムに、2日目に葬儀の為入場できなかったハトルグリムス教会へ行かれたお客様も。教会の前に立つ像は、コロンブスよりも500年ほど前の10世紀にアメリカ大陸を発見したアイスランド系ノルマン人レイフ・エイリクソン。自由昼食に、クリントン元大統領も大絶賛のホットドック屋でラム肉入りのホットドックを召し上がった方も。その後、世界最大級の露天風呂ブルーラグーンで、旅の疲れを洗い流して頂きました。スヴァルトセンギ地熱発電所のポンプが地表下2000mから汲み上げるミネラルを豊富に含んだ地熱海水と美容効果が高いシリカサンドパックで体ポカポカ・お肌ツルツルに。
- ハトルグリムス教会
- ブルーラグーンにて
- 7日目
- 2月7日/雨・曇り/ ℃
- ★グリンダヴィィーク→ケフラヴィーク→コペンハーゲン ノーザンライトインをいう名前の通り、条件が揃えばオーロラを眺めることもできるホテルですが、残念ながら強い雨と風が・・・。初日からず~っとご一緒してくれたドライバーのアンドリューさんともケフラヴィーク空港でお別れです。同じ時間帯に出発する便が集中しているため、当日の混雑状況によってはお買い物をする時間をとるのが難しいケフラヴィーク空港ですが、今日はとてもすいており、チェックインもスムーズでした。空港内にはブルーラグーン商品のお店や66など、アイスランドのお土産も充実しているので、お買い物する時間が取れてホッとしました。
- ハガムース
- レイキャビックで見た彩雲
- 8日目
- 2月8日/晴れ/ ℃
- ★成田空港 無事成田空港到着。約10時間のフライト、大変お疲れ様でした。「火と氷の国」改め「火と氷と強風の国アイスランド」の旅はいかがでしたでしょうか?アイスランドの自然の厳しさが目立った今回の旅でしたが、そんな中でもアイスケーブのブルーにオーロラの緑、そして虹色の彩雲と絵にかいたような虹をご覧頂けて嬉しかったです。私の結婚運を捧げた昨年のオーロラツアー。今年も・・・と思っていたら、まさかの残高不足!その為、皆様が思い描くようなオーロラを肉眼でご覧頂く事ができませんでした。、それでも、写真ではきれいな緑色に撮れたのは、T様の結婚運とてる子、そして皆様の思いが空の神様に届いたからだと思います。いつかまた「これぞオーロラ!」というオーロラを一緒に見ることができたらいいですね。残高不足が解消されたかどうか、時折パンフレットやホームページを見て確認して頂けたら嬉しいです。
- アイスケーブにてハイチーズ
- 氷河湖で見たオーロラ
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