2018年2月8日出発 <スカンジナビア航空利用> 氷河の洞窟アイスケーブと氷河湖オーロラ観測 絶景の島アイスランド8日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年2月8日出発ツアー添乗員レポート
- ※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
- 添乗員/齋藤 綾乃(さいとう あやの)
- この度は、弊社主催、氷河の洞窟アイスケーブと氷河湖オーロラ観測 絶景の島アイスランド8日間にご参加いただきまして誠にありがとうございました。 「アイスランドの観光は、とにかくお天気に左右されます。日程表の順番をアレンジさせていただく可能性があります」 と、初日にお話させていただいてはいたものの...結果的にはスケジュールほぼ総アレンジという事態になってしまいました。 度重なるスケジュールの変更に対して、みなさま非常に柔軟に対応して下さり、常に笑顔を向けて下さって、齋藤はその度に救われ、胸がいっぱいの毎日でした。みなさま、本当に本当に本当に、多大なるご理解ご協力をいただきまして、心より感謝申し上げます。 そんな中で観光した、レイキャビックの市内観光、地学のお勉強、ゴールデンサークル、真っ青な世界アイスケーブ、ブルーラグーン、真っ白な雪道でのドライブ、最終夜に劇的に現れたオーロラ鑑賞... 是非アイスランドの日々を思い出していただけますように、ここに旅日記をお贈り致します。みなさまが撮影されたたくさんのお写真と共に、照合していただけたら幸いです。
- 1日目
- 2月8日/曇り/ ℃
- 皆さま初めまして。今回ご一緒させていただきます、添乗員の齋藤綾乃と申します。ご参加いただくお客さまは総勢16名さまです。8日間、どうぞ宜しくお願い致します! スカンジナビア航空でコペンハーゲンへ。アイスランド航空に乗り継いでケフラヴィーク空港へ。 アイスランドの面積は北海道プラス四国ぐらい、人口は34万人と新宿区と同じくらい。 コロンブスよりも800年も前にアメリカを発見した人物も、世界で初めての女性大統領もアイスランド人。 米ソ東西冷戦の緩和に貢献した米ソ首脳会談が行われたのはアイスランド。 多くの人が英語を母国語のように操り、消費税も所得税もべらぼうに高く、夏は白夜冬は極夜。 そして世界一治安がいいと言われている国もアイスランド。 そんなアイスランドを明日からたっぷり観光して参りましょう。 みなさま、長い1日大変お疲れまでございました。本日は、明日からの観光に備えてレイキャビックで唯一のバスタブ付きホテルにて、ゆっくりとお休みくださいませ。お湯は嬉しい硫黄温泉です。 ご宿泊 レイキャビック グランドホテル
- 2日目
- 2月9日/曇り/ ℃
- 朝、ホテルにお迎えに来てくださったのは、ベテランガイドのさゆさん!本日より、どうぞよろしくお願い致します。 レイキャビックは、アイスランドの人口の1/3が住んでいる首都です。午前中は市内観光よりスタートです。 レーガン大統領とゴルバチョフ書記長が会談したホフディハウス前にて、彼らのように並んで握手ポーズで記念撮影を! ハトルグリムス教会はアイスランドて一番高い、プロテスタントのシンプルモダンな教会です。巨大な貯水タンク、ペルトランのあとは、市民の憩いの場チョルトニン湖にて、凍った湖の上に立って記念撮影を。お湯を流して氷を溶かした一部分では、白鳥さんたちがたくさん。市庁舎、小さな国会議事堂アルシングを経由して、初めてのランチはロブスターを。 午後は、三菱と東芝のタービンが活躍するヘトリスヘイジ地熱発電所へ。アイスランドはマグマまでの距離が近いため、電力の3割ほどを地熱で賄っています。初日に齋藤が30秒でまとめた地学のお勉強「地熱の仕組み」覚えてらっしゃいますか?(笑)本日は、ベテランガイドさんから分かりやすいご説明をいただきました。 途中、北米プレートとヨーロッパプレートの大地の裂け目があるスーパーに立ち寄り、素敵なホットバスやバーのあるラグジュアリーホテルへ。ディナーは魚介スープとビーフ料理を。 ご宿泊 ネーシャヴェトリール イオンラグジュアリーアドベンチャー
- 3日目
- 2月10日/曇のち雪/ ℃
- 本日より、天気は大荒れ予報です。昨日ガイドさんより 「明日はどこも観光しません。嵐や雪で道路が閉鎖される前に、ひたすら東へ走り、ホテル到着を目指します」 とのお言葉が...。 しかし!朝になってみると、既に国道1号線は閉鎖とのこと。皆様には何度も何度もご集合をしていただいては状況のご説明、一旦解散そして再集合の繰り返しにご協力いただき、意を決して10時にホテルを出発! 道路の一部が解除されたとのことで、ゴールデンサークル、大地の裂け目ギャヴへ。地球の内部から上がって来たマントル対流がその下で左右に分かれ水平に上昇することで出来た、ユーラシアプレートと北米プレートの割れ目、それがこちらなんです!岩に囲まれているため声が通りやすいということで、近代会議もこちらで行われました。 その後、通常でしたら30分で行けるはずのレストランまでの道のりが...慣れない雪道に立ち往生しているツーリストのレンタカーがたくさんいて、渋滞渋滞渋滞...挙げ句の果てにはUターンして回り道をし、2時間半もかかってしまいました。途中、ドライバーさんのMR.シギーは、粉雪舞う中、一般車へ一台一台状況説明へ...アイスランドの方々は優しい方ばかりですね。 お待ちいただいたランチのメニューは、全く臭みのないラム!苦手と仰る方からもご好評をいただきました。 そして...再び我々スタッフにて作戦会議。今夜はどんなに頑張っても、オリジナルのホテルへは行けそうもないし、午後はどこも観光出来そうにありません。結果、代替としてセルフォスの街で2連泊をすることに。ディナーも急遽宿泊することになったホテル内で、バイキングをお召し上がりいただきました。 さて、明日以降もお天気がどうなるか分からないのですが、最大限、出来る限り観光が出来るようにアレンジをさせていただきたいと思います!!! ご宿泊 セルフォス ホテルセルフォス
- 4日目
- 2月11日/雪/ ℃
- 本日は、昨日の午後予定していたゴールデンサークルの残り、間欠泉と黄金の滝へ参りましょう!...と、ロビーにご集合いただいたのですが、なんと北へ向かう道路も既に閉鎖とのこと。 こちらに20年お住まいのガイドさんでさえ、こんな事態は初めてとのこと。ウェザーマップは、西からきている強風注意報で真っ赤、道路はほぼ閉鎖。おまけに日曜日で仕事に急ぐアイスランド人が少ないためか、雪上車もスローペース、勿論国際空港も閉鎖です。「不要不急の外出はお控えください」という事態です。 幸い、昨日の判断が早く代替ホテルを2連泊抑えていたため、移動する必要はありません。同じような状況で急遽こちらに宿泊していた他の日本人グループの方々は、満室のため残ることが出来ず、新たなホテルを探して出発して行かれましたが、私たちはゆっくりすることが出来ました。 でも、全くホテル缶詰めも飽きてしまうので、ご希望の方はホテルから車で3分のスポーツセンターへ行ってみましょうか!粉雪舞うマイナス5度の中、野外の温水プール、温泉ジャグジー、サウナに浸かってポカポカと温まることが出来ました。 予定していたランチのレストランへ向かうことも不可能となってしまったため、本日はホテル周りで自由食に。ご希望の方と、隣のサブウェイへ。ツアー中に思わぬところで「人生において初めてのサブウェイ体験」をしていただいた方もいらっしゃいました。 ディナーは昨日同様ホテル内レストランにてバイキング料理を。明日からは嘘のようにお天気が回復するようです。オーロラ予報は午前2時です。ひと眠りしてから、出動しましょう。
- 5日目
- 2月12日/快晴/ ℃
- 本日は、天候不順のため足止めを食らってしまった分を取り戻しましょう!南から東に向けて朝は7時に出発です。私たちと入れ違いで、昨夜の国道閉鎖のため、車中泊となってしまったお気の毒なグループが到着されていました。 朝一番は、ライトアップされているセリャラントスフォスへ。落差40メートルの美しい滝です。スコゥガフォスと、2011年に噴火したエイヤットラヨークトル氷河を車窓からご覧いただいた後は、奇岩が並ぶ黒砂海岸へ。ヴイークの街でお手洗いご利用後、ヴァトナヨークトル国立公園へ。ランチはラム肉のスープを。 4WDに分乗し、天然のアイスランドマッサージを受けつつ、ついについにアイスケーブに到着です!ヘルメットとアイゼンを付けて中に入ると、そこはスーパーブルーの世界!元々お天気に左右され入場出来ない日もある氷の洞窟。2日間足止めされてしまった私たちには、入場出来た時の感動は大きかったですね。 そして、ヨークルサルロン氷河湖にてお写真を撮っていただき、再びセルフォスの街へ戻ります。コテージタイプのホテルにて、ディナーはサーモンとデザートバッフェを。 ご宿泊 セルフォス グリムスボルギール
- 6日目
- 2月13日/雪のち曇りのち晴れ/ ℃
- コテージ前にご集合いただきましたが、朝食レストランへ行くためのシャトルバスが来ません!連絡すると、雪でタイヤがはまって動けないとのこと。仕方ないので全員で徒歩にて会場へ。途中、齋藤が方向を間違えてしまい、朝からみなさまを遭難させてしまうところでした。そんな時も常に笑って下さったみなさま、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 本日は、なかなか行けずにいたゴールデンサークルの後半の観光へ。グトルフォスはアイスランド語で「黄金の滝」。そのため、この滝を訪れるツアーには「ゴールデンサークルツアー」という名前がついたそうです。 そして、熱湯がまるで噴火するかのように空高く打ち上がるストロックル間欠泉をご覧いただき、ランチは自由食にて。途中、スーパーマーケットに立ち寄り、一路ブルーラグーンへ。 こちらは、隣の地熱発電所で組み上げた温泉と70パーセントの海水を混ぜた、800人も入浴できる露天風呂です。「カメラをお預かりして齋藤はここにおりますので、シリカをつけたらいらしてください」とは言ったものの、お声がけいただかないと、どなたがどなたか全く分からず!みなさまシリカ体験で年齢はマイナス10歳の若返りです。 ポカポカ温まった後は、ホテルのシャトルバスにてブルーラグーン隣接のホテルへ。最後の晩餐にお魚料理をお召し上がりいただいた後は、最後の最後のお願い!オーロラ姫の出現待ちです。 そして0時過ぎ、ここ数日御機嫌斜めだったオーロラが、肉眼でも緑と認識できるほど劇的に登場です。なかなか焦らしてくれてヤキモキ致しましたが、最終夜にオーロラをご覧いただくことが出来て本当に本当に本当によかったです! ご宿泊 ブルーラグーン隣接 ノーザンライトイン
- 7日目
- 2月14日/0/ ℃
- 早朝にご集合いただき、ケフラヴィーク空港へ。本日はバレンタインデーです。最初の機内食はスナックを含め全て有料のため、齋藤のお配りするアイスランドのチョコレートを是非お召し上がり下さいませ。色々ご理解ご協力いただいたことへの、心ばかりの感謝の気持ちです。 そして、コペンハーゲン経由で一路成田へ。
- 8日目
- 2月15日/0/ ℃
- 成田空港に到着。この度は、アイスランドという天候に非常に左右されるお国での滞在。多々、ご不便ご迷惑をお掛け致しましたことをお詫び申し上げます。 日本からは遠く遠く離れ、未だ未だほかのヨーロッパ諸国に比べますと情報も多くはありません。今後、益々注目が集まり、観光客が増えて行くことでしょう。ロシアで開催されるワールドカップのアイスランドチームの活躍にも期待ですね。 この度は、ツアーへのご参加誠にありがとうございました。また世界のどこかでお目にかかる日が来ることを心待ちにしております。その日まで、どうぞお元気でお過ごしくださいませ。ありがとうございました。
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