2018年3月15日出発 <カタール航空利用>薔薇色のペトラ遺跡・死海とエルサレムを巡るヨルダン・イスラエル10日間
※当レポートは現在募集中のツアーと内容が異なる場合がございます。
2018年3月15日出発ツアー添乗員レポート
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- 添乗員/丹野 匠久(たんの なるひさ)
- ヨルダン、イスラエルと聞いて皆さんは何を想像しますか。日頃メディアを介して得ている両国の情報と言えば、いつも戦争が起こっていて物騒な所だとか、世界一標高の低い死海では寝て浮かぶことが出来るとか、キリスト教の聖地でなおかつイスラム教にキリスト教そしてユダヤ教が入り乱れる宗教のるつぼ、そして至る所で見られるオリーブの木。挙げたらきりのない事ですが、しかし、「百聞は一見にしかず」で実際に行ってみなければわからない。そして行ってみてはじめてこれらの国々の良さがわかる。それがヨルダンとイスラエルを知る一番の早道ではないかと思うのですが、皆さんはいかがでしょうか。このコースはヨルダンとイスラエルの主要な観光地を網羅しているのが特徴です。 遺跡に教会、死海での浮遊体験、そして様々な宗教や文化に触れることが出来ます。訪れてみてはじめて良さがわかるヨルダンとイスラエル。もしかして虜になるかも知れません。
- 1日目
- 3月15日/晴れ、くもり/8 - 22℃
- すっかり春めいた成田空港に13名様が集合して、今回のヨルダンとイスラエルの旅がスタートしました。 成田からはカタール航空807便で一路カタールの首都であるドーハを目指します。出発時刻は22時20分が、なぜだかいつも時刻変更で22時ちょうどの出発となります。 暗闇の成田空港を離陸してからは揺れる揺れる。そうです。今日は春の嵐で強風が吹き荒れていたのでした。 夜食とも言うべき1回目の機内食が終わると、程なく機内が暗くなり1日目が終わりました。 飛行機は西に向かって飛び続け、カタールの首都ドーハを目指します。空のシルクロードと言わんばかりに。 さて明日は2日目、明日の宿はペトラになるので、長い1日になりそうです。
- 皆様大変長らくお待たせして申し訳ございません。ヨルダンとイスラエルのレポートお待たせ致しました。渾身の力作(??)に目を通していただければ幸いです。添乗先のマルタより、丹野。
- 2日目
- 3月16日/晴れ、くもり/15 - 21℃
- 闇の中を飛行機は飛び続け、到着2時間前に二回目の機内食が出ると、カタールのドーハには約30分早い午前4時25分の到着となりました。24時間眠らないドーハ国際空港はカタール航空のハブとなっている拠点空港で朝早いと言うのに大勢の旅行客で賑わってましたね。 8時10分発のカタール航空402便アンマン行きに乗り継ぎ、アンマンまでは約3時間弱で午前10時30分、定刻に到着しました。 到着してからはヨルダン入国はすばやく終わって、早速アンマン市内観光となり、ギリシャ、ローマ時代の面影を今日に伝える、城壁のシタデルとローマ人達の娯楽の場であり、今日もコンサート会場として使われている、ローマ劇場を観光しました。少し遅めの昼食はまさにアラブ式のごちそう。盛り沢山の前菜に、盛り沢山のケバブを味わい、そしてペトラへと向かいます。ホテルには19時20分頃に到着して、夕食はホテルのレストランで取りました。
- 24時間オープンのドーハ空港、活気があります。どこかの国も見習ってほしいものです。
- アンマンのローマ劇場。今日も現役で使われているのは驚きですね。
- 3日目
- 3月17日/晴れ/10 - 19℃
- 3日目はペトラ遺跡観光の一日となりました。天気は朝から文句なしの快晴なりました。ホテルの出発は8時30分、さて、今日は一日中歩いての観光ですが皆様準備はよろしいでしょうか。 8時50分観光スタート。ゆっくり歩きながらしばらく行くと、岩の裂け目ことシクに差し掛かります。全長1キロあまりのシクを抜ければ、映画「インディージョーンズ」にも出て来たエル・ハズネ神殿、ここで一息休憩です。その後は、ヨルダンの名産砂絵の店で職人さんが技を披露してくれました。歩いての観光は続き、ローマ円形劇場に王家の墓。昼食の後はエド・ディルと展望台の往復です。片道約900段弱の階段を登り、エド・ディルに到着、更にその勢いで展望台と来ましたが、何と素晴らしい眺めでしょうか。 その後は同じ道を戻りながら、夕方5時に全員集合してペトラ遺跡の観光が終了しました。 沈む夕日を見た後は、ホテルのレストランで夕食を取りました。
- これぞインディージョーンズの世界エル・ハズネ神殿。
- これも、自然の作品。岩の裂け目ことシクです。馬車に驚かされシクシク?(寒)
- 4日目
- 3月18日/晴れ、くもり /10 - 27℃
- 今日はペトラを離れて、マダバを観光してから世界で最も標高の低い死海までの移動の一日です。 ホテルを出発してから、アンマン郊外にある町、マダバへ向かいます。意外に時間がかかり、「マダバはまだかな?」という感じでしたが、11時少し前に到着しました。 マダバの観光は聖ジョージ教会、ここでの見せ場は古代のモザイクタイルの地図です。昼食を取り、その後は旧約聖書に出てくるモーゼ最期の地、ネボ山を観光しました。モーゼ曰く「あれがカナの地だ」と言ったイスラエルは霞んでも何とか見えました。 民芸品のお店で買い物の後は、急坂をバスは下りいよいよ世界で最も標高が低い場所、死海に向かいます。「死海が視界?」に入ってくれば、今日宿泊のホテルに到着です。今日はホテル到着後に楽しみなイベントがあります。それは死海にて浮遊体験でした。湖に寝て浮かんでいる写真でも紹介されている光景で、皆様浮遊体験はいかがでしたか。
- 私は見た。イスラエルは霞んで見えた。ネボ山にて。By 添乗員
- ここが世界で最も標高の低い場所、死海です。海抜約マイナス420メートル。水は塩っぱいを通り越して苦かったです。
- 5日目
- 3月19日/晴れ/18 - 27℃
- 今日はヨルダンを一旦離れて、イスラエルへの国境越えから一日が始まりました。8時にホテルを出発し、ヨルダンの出国地点を経由してイスラエルの入国審査が待ってます。 イスラエル側の観光は、ヨハネがキリストに洗礼を行なった場所と思しき場所、クサールアルヤフド「洗礼の地」とテルアッスルターン遺跡をまずは観光しました。その後バスは死海沿いを走り、世界遺産であるマサダ遺跡観光はロープウェイに乗り山の上の遺跡観光でしたが、まさにこの場所こそが今日のイスラエルを築いたユダヤ人にとっては忘れられない歴史の場所でもあります。次はクムラン遺跡の観光ですがその前に昼食です。クムラン遺跡は1947年に「死海文書」が発見された場所でした。観光を終えて、ホテルのある町ティベリアまでは約2時間弱のドライブです。大地溝帯の底であり、ヨルダンとの国境沿いを走りながら、到着したティベリアの町は夏のような陽気なのには驚きました。
- クサールアルヤフド。ここがキリストの洗礼の場所。イスラエルとヨルダンの国境となっていて、川を渡ることは出来ません。
- アフリカから続く大地溝帯の底をバスはティベリアへ向かう。ちなみにフェンスの向こうはヨルダンです。
- 6日目
- 3月20日/晴れ/18 - 27℃
- 今日はイエス・キリストが活躍した場所を今日は1日かけて観光します。山上の垂訓教会、ペテロ首位権の教会、古代遺跡のカペナウム、そして古代の船の博物館とガリラヤ湖畔を観光します。 その後は30分程のガリラヤ湖遊覧、気温が上がって湖上は霞始めました。昼食は名物St Peter's fishこと「ティラピア」でした。 午後はナザレとカナの観光で引続き新約聖書の世界を観光します。ナザレではマリアの懐妊した場所である受胎告知教会と隣接するヨセフの教会を観光しました。まさしくここは新約聖書始まりの場所です。聖母マリアと崇められ美化された反面、夫だったヨセフの渋い表情が印象に残った場所でした。バスで少し走り、今日最後の観光地はキリストが奇跡を起こした場所、カナの婚礼教会でした。水瓶の水がワインに変わっていたという奇跡の場所でした。
- 霞むガリラヤ湖を進む遊覧船。水墨画の世界です。
- ナザレの受胎告知教会と隣接するヨセフの教会。ヨセフの渋い表情が印象的でした。
- 7日目
- 3月21日/晴れ/17 - 24℃
- 7日目は地中海に面した十字軍にゆかりの町アッコの観光から始まりました。ティベリアスから走ること約1時間程でアッコに到着して、町の城壁をくぐれば、そこには十字軍の足跡よりもアラブの影響が強い町であるのにはいささか拍子抜けしました。けれどもこの町は色々な国や宗教そして民族に支配された歴史の賜物という感じで、そこには、今日も人々が住んでいて平和に生活を営んでいる。そんな感じが伝わってきました。 アッコを出発してからは、いよいよイスラエルの首都であるエルサレムに向けての出発です。 エルサレムに着いてからは、昼食を取り、それからはエルサレム観光のスタートです。バスを降りて、オリーブ山から旧市街全景を眺めて、主の泣かれた教会、ゲッセマネの園、万国民の教会と観光を続けます。鶏鳴教会も併せて観光しましたが、ここはまさしく新約聖書、キリスト受難前夜の世界の中に私達はいる。そんな気分にさせてくれます。
- 中世十字軍の町アッコ。今はのどかなアラブ漁村の佇まいです。
- 聖地エルサレムの遠景。オリーブ山より。
- 8日目
- 3月22日/晴れ/16 - 25℃
- :今日は聖地エルサレム観光の1日でした。 神殿の丘からスタートして、イスラム教の聖地である岩のドーム、ドームと言えども金色に輝くイスラムのモスクでした。続いては、ユダヤ教の聖地であり多くのラビ(聖職者)が集う嘆きの壁。 そして、キリスト受難の場所であるビアドロローサことキリストの道行きです。聖書の物語に沿う様な形で観光を進めていましたが、私達も石段を上がりながら十字架を担いで登るキリストの気持ちになって観光を続けて、ゴルゴダの丘があったとされる聖墳墓教会にて終わりました。その後も観光が続き、最後の晩賛の部屋からダビデの墓を経てマリア永眠教会の順番で、狭いところに3つの宗教の総本山がひしめくエルサレム旧市街観光を終了しました。午後はキリスト生誕の地ベツレヘム観光です。聖誕教会を観光して、キリスト生誕の洞窟は大混雑でしたが、世界に歴史を残した偉人の産まれた場所を見ることができたのは何よりでした。
- ユダヤ教の聖地嘆きの壁に集う信者達。
- キリスト生誕の地聖誕教会にて。
- 9日目
- 3月23日/晴れ、くもり/18 - 30℃
- 今日は午前9時30分にホテルを出発、約5日間にわたって過ごしたイスラエルとも今日の午前中でお別れです。さようならイスラエル。そして「ヨルダン川を渡り、ヨルダン側に入る?」、ヨルダンの入国でガイドさんと会い、バスはジェラシ遺跡を目指して今度はひたすら山を登って行きます。途中山の中なのに標高0メートルの標識! と言う場所を通り、アンマンの市街地を通ってジェラシに着きました。昼食を取り、午後からは今回最後の観光地「ジェラシ遺跡」の観光です。数あるローマ時代の遺跡の中で最も状態の良い都市遺跡だそうで、最盛期には約3万人の人口があったそうです。古代ローマは建築や都市計画の面で極めて優れた技術を有していて、それが今日にも受け継がれている点は賞賛に値します。観光を終えて、アンマン国際空港へ戻って来ました。カタール航空401便で20時15分定刻に出発、ドーハまでは約2時間以上のフライトです。
- 9日目の未明にイスラエルではサマータイムが始まりました。どんなものかと思い、自分のスマートフォンの時計を見たら、なんのことはない。。。午前1時59分の次が午前3時になるだけ。。。ただそれだけでした。
- 参考までに、カタール航空エコノミークラスのキャビン。シートが新しくなりました。しかし配列は3、4、3で一席増えました。
- 10日目
- 3月24日/晴れ/16℃
- おはようございます。日付が変わって3月24日、午前0時過ぎにカタール航空401便はドーハに到着しました。到着後は2日目と同じように乗り継ぎを行い、眠らない空港であるドーハ空港で時間を過ごしてから、午前3時5分発の成田行カタール航空806便にて最終目的地である成田空港までは、約10時間弱の空の旅となります。 1回目の機内食が提供された頃、夜が明けてきて、昼間の中国上空を飛行機は飛び続けて、2回目の機内食が終わる頃には、九州上空で日が暮れていました。 成田空港には定刻よりも少し遅れて、19時20分頃に到着して無事に成田空港帰着となりました。 皆様改めて、今回のツアーご参加誠にありがとうございました。またご一緒出来ます日を楽しみにしています。
- 日本に帰って来ました。お疲れ様でした。
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