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秋田/銀の輝き
先日の銀ゴトー同士の離合に続いて、21日には509号機 510号機が羽越線(JR貨物) に相次いで登場した。
まずは 先着の2093レ。定番の撮影ポイントながら背景にはバイパスの跨線橋の橋脚が現れ、次第に目障りになりつつある。そんな工事現場を潜って、2093レの先頭でEF510-509が下って来た。
折からススキが海風に揺れ銀ガマを歓迎しているかのようだった。今度は、4061レでEF510-510(仲間内での通称「ゴトゴト」ン ? ) がやって来る。
おなじみのポイント仮屋沢にて望遠ズームで迎える。
そういえば最近、わが仲間内でもいわゆる「長玉」がブームのよう。今は昔、50mmと135mmだけでスタートした蒸気機関車撮影だっただけに今を盛りの500mm前後の超望遠レンズには驚くしかない。どんなにステキなロケーションであっても、そこにレールが無ければ鉄道写真は成り立たないわけだし、ポジションが限られるということもある。安全確保の観点からも「長玉」は必須になってきているのかもしれないね。
ということで、換算500mmで捉えた510号機。
ススキも今が旬とばかりにはしゃいで(?)いた。
そして、秋の定番ポイントといえば由利鉄なら 曲沢からの稲穂の海の向こうの鳥海山、鮎川のコスモスと稲穂、吉沢は稲の杭干し等々。稲刈り後のポイントなら外せないのがここ。久保田から前郷に向かう旧道沿い、好天なら鳥海山を背景に稲穂ならぬススキの海とを撮りあわせるシーンだ。
数日前に初冠雪の報があった鳥海山。この日は確認できなかったがいずれ遠くない時期に麓(ふもと)も郷(さと)も白い世界に覆われることだろう。
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秋アキ
- 秋田市在住。 45年ほど秋田県内を中心に列車写真を撮り続けている。