徳島の祖谷エリアと言えば、大歩危・小歩危などの
渓谷美で知られる自然豊かな場所です。
先日ようやく行く機会があったので、祖谷を代表する2大景観スポットを訪ねてみました。


まずは、言わずと知れた人気スポットの「祖谷のかずら橋」。





日本三奇橋のひとつとされ、国指定重要有形民俗文化財に指定されています。
長さ42m、幅2m、水面からの高さは14mです。
野生のシラクチカズラで作られていて、3年ごとに架け替えられているそうです。


かなり有名な場所なので、写真で見たことはあったのですが、実際に橋を渡ってみると・・・かなり怖いです。


なにしろ、足元がすっかすか・・・





橋の上からでも流れる川がよく見えます。
私が行ったときは雨が降っていたので傘を持っていたこともあり、橋の隙間から傘やスマホやいろんなものが落ちそうでハラハラ。


スタスタと歩いている人もたくさんいらっしゃいましたが、私はかなりのへっぴり腰で進みました。


初めてスケートリンクに立った人みたい・・・
一緒に行った徳島県民の知人にはゲラゲラ笑われましたが、しょうがない！！
高いところが苦手な人は十分に心の準備をしてから行くのが良いと思います。


もう1箇所は「小便小僧」です。





祖谷川沿いの断崖にあります。
完全に悪ふざけとしか思えませんが、この辺りで地元の子どもが度胸試しをしたことをモチーフにしているそうです。
近くに駐車場はなく、車で来た人は路上駐車をして写真を撮っていました。


紅葉シーズンには色付いた木々を背景に颯爽と（？）たたずむ小便小僧の姿を見ることができます。


観光だけじゃなく、祖谷エリアの郷土料理も楽しみました。
祖谷そば↓





つなぎを使わないのが特徴で、通常の蕎麦よりも短く、ふわふわとした食感でした。
山菜やキジ肉、シシ肉が入っているメニューなら、より「祖谷感」が増します。


でこまわし↓





「でこ」とは人形のこと。
里芋や豆腐、こんにゃくが竹串に刺されている様子は確かに人形のように見えますね。
味噌を塗って焼いた田楽で、食べ歩きにちょうどよいです。