栗林公園は高松市にある庭園です。
2009年にはミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで
最高評価の三つ星を獲得した、香川県が誇る名園。





紫雲山を背景に6つの池と13の築山が配されています。
江戸初期の回遊式庭園のため、園内を歩きながら景観が楽しめます。
そして、この庭園・・・とにかく広いんです。





どど～ん・・・
紫雲山を含めると、面積は約75ヘクタール（東京ドーム16個分！）。
特別名勝に指定されている文化財庭園としては日本一の大きさだそうです。
庭園の特徴は、借景。
庭園の西に位置する紫雲山が奥行きを与えています。





しかし、こう見るとどこまでが造園された庭園で
どこまでが自然の景観なのか分からない・・・


園内にある松は1400本。そのうち手入れされている松は1000本にも上ります。
数ある松の中でも「三大松」として知られているのが、次の3つ。


鶴亀松





栗林公園の松といえばコレ！亀を思わせる石組みの上に
鶴が舞うような形をした立派な松が。


箱松





箱の形のように選定されている松です。まるでアート作品のよう。


根上り五葉松





樹高8m、幹周り3.5mの巨木。実は元は将軍家から賜った盆栽。
こんなに存在感のある松になるとは下賜した将軍も考えなかっただろうなぁ・・・


そして、栗林公園の定番の撮影スポットは、こちら↓





富士山を見立てて造られた築山、飛来峰。
えんやこらと山頂まで登ると、偃月橋と南湖、
さらに歴代藩主が愛した茶屋風建築の掬月亭が見られます。





うう～ん・・・フォトジェニック。


春はサクラ、ツツジ、夏はショウブ、秋は紅葉、冬は雪景色と
一年を通して美しい景色が見られますので何度行っても楽しめます。


おまけに。
園内には民芸民具約990点を展示する讃岐民芸館もあります。





入館料無料ですので庭園散策の途中にのぞいてみてはいかがでしょう。

（記者：white rice）