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中国地方の4県をぐるりと回ってきました
11月8日から10日の3日間、岡山・島根・山口・広島県をぐるりと回ってきました。
目次
◆◇1日目◇◆
東京を出発し、新幹線でまずは倉敷へ向かいました。倉敷美観地区を自由散策でぶらぶら♪
まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような街並みにわくわくしました。
柳並木が特徴的な川沿いに並ぶ建物の中には、可愛らしい小物を売るお土産屋さんやお茶屋さんが。
また、近代美術を多く展示している大原美術館もありました。
◆◇2日目◇◆
2日目は足立美術館へ!
13年連続日本庭園ランキング1位と名高い庭園は圧巻の一言。バランスの取れたお庭はいつまでも見ていたくなるような美しさでした。この時期は紅葉シーズンだったため、緑の木々に混じって鮮やかな朱色が目に飛び込んできました。
庭園を見終わった後のお薦めは茶室・寿楽庵での一服です。ここではなんと純金で作られた茶釜が使われ、招福や延命に功ありとされています。
また窓から切り取られた庭園は『生の掛け軸』と呼ばれ、その空間に彩りを添えています。写真には庭園がうまく映らなかったため・・・ぜひ実際にご覧になってみてください!
その後、出雲大社へ向かいました。
この日は、11月9日。神無月は日本中の神様が社からいなくなり、出雲大社に集まります。そのため、出雲では11月は神有月と呼び神様をお迎えする神迎祭を盛大に行います。丁度この日の夜に神様が集合するため、出雲大社全体が高揚したムードでした。
出雲大社は古事記にも記述があることからわかるように、長い間人々から大切にされてきました。より天に近い場所に、と人々は48mもの高さに、何度倒れても社を建て直したといいます。
この下の写真の旗は47mであり、その高さから想像するとさらに昔の人の信仰心を強く感じます。この出雲大社は近年パワースポットとしても有名です。ぜひ一度皆様も足を運んでみてください!
◆◇3日目◇◆
3日目は、まず山口にある日本三大奇矯の1つとされる錦帯橋へ!
錦川を繋ぐ錦帯橋は吉川広嘉によって作られました。約200mという川幅を跨ぐ橋を作るためには一つのアーチでは強度が足りないと考え、いくつものアーチを作り繋ぎ合わせることを思いつきました。
そのため写真のような不思議な橋の形となっているそうです。先人の知恵に思いを馳せながらいくつもの山を越えていくような感覚の橋を渡るのはとても面白かったです。
旅の締めくくりは厳島神社です。
上陸後、たくさんの鹿に囲まれながら厳島神社へと向かいました。
海に浮かぶこの神社は床に隙間が空いており、海が荒れたとしてもその力を受け流すことが出来るそうです。自然の力を受け入れてきたからこそ、長い間この荘厳な姿を壊すことなく維持することが出来たといえます。
この日はちょうど干潮で地面が見えていました。いつもは見られない足元を垣間見ることが出来て興味深かったです。これから先何百年も何千年も、ずっと変わらない姿でここにあり続けてほしいと感じました。
◆◇最後に◇◆
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
山陰・山陽の魅力を大いに満喫できた3日間でした。この中でどこか一箇所でも皆様に興味を持っていただけたら幸いです。
美しい自然や建物、美味しいグルメも盛りだくさんの山陰・山陽へぜひ足を運んでみてください♪
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