岡山/ひるぜん焼そばと、よるぜん焼そば

「ひるぜん焼そば」は鳥取県の県境に位置する蒜山エリアのご当地グルメである。

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同エリアで昭和30年代に流行った、各家庭で調合した特製ダレで作る焼きそばが元になっていると言われているが、全国区になったのは毎年開催されるご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」だ。ひるぜん焼そばを広めた「ひるぜん焼そば好いとん会」は、2011年11月に開催された第6回大会でゴールドグランプリを受賞しているのである。

ひるぜん焼そばの特徴は3つの素材。

まず、濃厚な味噌の甘辛ダレ。そして、親鳥のかしわ肉。(歯ごたえのある肉で噛めば噛むほど旨みを楽しめる!)最後に、蒜山高原の名産である高原キャベツ。この3つが使われているものこそ、ひつぜん焼そばなのである。(類似品が出ているそうなので、ご注意を)

なお、タレは提供する店によって異なるため、食べ歩きして自分好みの味を見つけるのもアリだ。

さて。ひるぜん焼そばはある程度知名度があると思うが、派生メニューとして誕生した「よるぜん焼そば」なるものをご存じだろうか。「お酒に合う大人味」をテーマとして、通常のひるぜん焼そばよりもピリッとスパイシーに仕上げている一品だ。

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昼ではなく、夜に食べたいメニューだからよるぜん焼そば。濃いめの味付けで酒が進む。。。

具には鶏肉のヤゲン軟骨や鶏モツ、ニラなど、酒呑みにはたまらない食材を使う。歯ごたえを楽しむため、切り干し大根が入っているのもおもしろい。

他に目玉焼きがのった「あさぜん焼そば」なんてメニューもあるという。言葉遊び的に朝・昼・夜が揃ったひるぜん焼そばシリーズ。蒜山エリアに行ったら制覇してみたいものだ。

写真提供:岡山県観光連盟

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