鹿児島/越冬のためツル飛来中

毎年10月中旬から3月頃の期間になると
出水平野の水田地帯には越冬のため多くのツルが飛来します。


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出水平野の一部にあたる約245ヘクタールは
「鹿児島県のツルおよびその飛来地」として特別天然記念物に指定されています。


シーズン中は羽数調査が行われ、
2016年は10月20日にナベツルの初飛来を観測。
11月時点ですでに1万羽以上のツルが飛来しているそうです。
(鳥インフルエンザの発生により12月段階では羽数調査を休止中。
 いち早い終息を祈ります)


飛来するツルの中でダントツに羽数が多いのはナベヅルとマナヅルの2種。
20世紀初めまでは全国で越冬をしていたのですが、
現在は大半が出水地方に集中しています。
20世紀に入り、生息地である湿地の開発や狩猟により全国的にツルの数が減少。
出水地方では地域をあげてツル類を保護したこともあり、
多くのツルがやってくるようになりました。


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出水のツルを見るなら、出水市ツル観察センターという施設があります。
11~3月のツル飛来シーズンのみオープン。
大きなガラス窓からツルの様子を眺めることができます。


さらにツルについて知りたくなったら、
ツルの博物館であるクレインパークいずみへ行ってみてください。


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人とツルとの関わり、ツルの生態などが詳しく紹介されています。
鍵盤を叩くとツルの鳴き声でドレミファソを奏でる
「ツルの声のオルガン」というユニークな展示もあります。


写真協力:公益社団法人 鹿児島県観光連盟

(記者:くさべ)

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くさべ

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