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人気観光列車で行く九州縦断の旅!
3つの観光列車を乗り継いで鹿児島県・指宿駅から熊本駅まで九州をちょこっと縦断してきました。とっても楽しい鉄道の旅を今回はご紹介させていただきます
<1> 浦島太郎の世界観あふれる 【指宿のたまて箱号】
まず1つ目の観光列車は【指宿のたまて箱号】です!
始まりは指宿駅から。写真のように指宿の南国感あふれるハッピと旗を持った係員の方とともに列車をお出迎えします。
車体の黒は山側、白は海側をあらわしたデザインになっています。また、駅に到着すると竜宮伝説の「たまて箱」を連想する白い霧の演出が・・・。写真で撮影するのはとっても難しいので、ぜひ皆さまの目でご覧ください。
【指宿たまて箱号】 気になる車内は・・?
いよいよ車内へ! 2両もしくは3両編成で全席指定席。カラフルな座席シートが目を惹きます。
海側の景色を楽しむことができるカウンター式の回転椅子席もあったりと楽しむ工夫がたくさん。
また、指定席の座席は足元広々!スーツケースも楽々置けちゃいます。
クッション性の高いイスに、リクライニングも出来るので、ゆったり鉄道の旅を満喫していただけます。車内では指宿名産の「いぶたまプリン」や「指宿温泉サイダー」などもございますので、旅のお供におひとついかがでしょうか。約1時間ほどで鹿児島中央駅に到着です。
<2> 漆黒のノスタルジックな車輌 【はやとの風】
鹿児島中央駅~吉松駅までは「はやとの風」に乗車します。
先ほどの指宿たまて箱号とは雰囲気が変わり、木のぬくもりを感じる落ち着いた車内です。
こちらにも展望スペースがあり、お伝えしたいのが、天井まで伸びる窓!この窓で、鹿児島の世界遺産・仙巌園や桜島を広々とご覧いただけます。
ここには九州最古の木造駅舎があり、レトロな世界に迷いこんだ気分を楽しめます。
約1時間30分で吉松駅に到着です。
<3> スイッチバックが楽しめる 【しんぺい号】
あっという間に最後の観光列車です。吉松駅~熊本駅を走る「しんぺい号」。
どこかレトロ感の漂う落ち着いた赤色の車輌。車内も落ち着いた木製のインテリア。
今までの2つと異なり、ボックス型の座席で真ん中に小さなテーブルがあるので、グループでもわいわい楽しめます。しんぺい号の一番の魅力は珍しい、スイッチバックです。山を少しずつ上っていくために、列車の先頭を前後に変えながら、切り替えし運転していきます。その高低差はなんと!東京タワーよりも高いのだとか。その都度、運転手さんが車内を移動される姿も見られます。
<3> 途中下車も面白い 【しんぺい号】
吉松駅~熊本駅へ向かう途中、いくつか途中下車で観光ができる駅があります。1つ目は「真幸駅(まさきえき)」。しんぺい号が走る中で唯一宮崎県に属する駅で、
駅名にちなんだ「幸せの鐘」がホームにあります。
2つ目が「矢岳駅(やたけえき)」。駅構内には、昔活躍していたD51形蒸気機関車の車輌があります。
運転席にも立つことができるので、記念撮影に人気です。3つ目は「大畑駅(おこばえき)」。
この駅に名刺を貼ると出世すると言われ、駅舎にはたくさんの方の名刺が張り付いています。
3つの九州縦断旅はいかがでしたでしょうか。少しでも旅に行った気分になっていただけましたでしょうか。言葉と写真だけでは、なかなか伝えることのできない観光列車の魅力はまだまだたくさんあります!たまには、ゆったり時間をかけた鉄道の旅も楽しいです。誰かとゆったりお話しながら、1人でぼーっとしながら、楽しみ方はさまざまです。
皆さまもぜひ1度、ご乗車してみてはいかがでしょうか?
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