福岡/登山初心者にも人気の宝満山

筑紫野市と太宰府市にまたがる、標高829mの宝満山(ほうまんざん)に登りました。
宝満山は太宰府天満宮の背後にある山で、古来より修験道の山として、また今は多くの登山者が訪れる福岡で一番人気の山です。


竈門神社登山口から山歩きの開始です。
↓二合目、一の鳥居。鳥居もシャクヤクの木も立派です。


00700_160501_01.jpg


登山道は腐葉土のような感じです。
くじゅうのように黒土でぬかるむようなこともありませんし、どちらかと言えば岩や石段を延々と上がる感じです。岩は湿っていても滑りません。


00700_160501_02.jpg


↓白い姿が目立つギョリンソウ(別名ユウレイタケ)


00700_160501_03.jpg


↓五合目には修験と神聖な山であることを示す「殺生禁断」の碑


00700_160501_04.jpg


↓有名な石の階段「百段がんぎ」。


00700_160501_05.jpg


段数は数えませんでしたが、ゆっくり登れば問題ありません。


↓岩窟ホテル跡。しめ縄のある廃墟、ただならぬ雰囲気を醸し出しています。


00700_160501_06.jpg


福岡市の松屋百貨店(戦後はマツヤレディス)が紀元2600年を記念して建てたもの。


紀元2600年とは日本の紀元、つまり初代天皇である神武天皇の即位が紀元前660年(西暦に換算)であることから、西暦1940年(昭和15年)が紀元2600年ということです。
当時、長期化する日中戦争における国民の疲弊感や窮状を日本の紀元や神武天皇の即位を祝うことで目をそらそうと、全国で様々なイベントが行われたそうです。
ちなみに2016年は、紀元2676年ということになります。


↓中宮跡にある玉垣。


00700_160501_07.jpg


明治維新の神仏分離、修験道の廃止によって今は遺構が残る広場となりましたが、かつては大講堂や神楽堂、鐘撞堂が建ち並んでいたそうです。


そうこうするうちに山頂(上宮)に到着。


00700_160501_08.jpg


晴れた日にはすばらしい展望が広がっているのですが・・・。何も見えませんね。


残念ながら山頂からの景色を報告できませんが、植物から遺構まで興味深いものが多くあった宝満山でした。
生憎の空模様でしたが登山者は結構いました。
次回は晴天の日に再訪したいと思います。




福岡」に興味わいてきた?あなたにおすすめの『福岡』旅行はこちら

※外部サイトに遷移します

Related postこの記事に関連する記事

Ranking福岡記事ランキング

ランキングをもっと見る

この記事に関連するエリア

この記事に関連するタグ

プロフィール画像

ちび太郎

故郷「長崎」と転勤先のいろいろな情報を...。休日は運動不足解消と暇つぶしに、あちこちさるき回っています!

Pick upピックアップ特集

全国の動物園&水族館 徹底取材レポート特集!デートや家族のおでかけなど是非参考にしてみてください♪

特集をもっと見る

たびこふれメールマガジン「たびとどけ」
たびこふれサロン

たびこふれ公式アカウント
旬な情報を更新中!