【大阪】約250品種1万3000株もの花菖蒲が楽しめる!城北菖蒲園2018

<目次>

城北菖蒲園 2016

6月の花といえば、あじさい...そして、花菖蒲。旧淀川の河川敷を利用して造られた、大阪にある城北公園内の「城北菖蒲園」が2016年5月20日から6月17日まで開園します。園内では約250品種1万3000株もの花菖蒲を楽しめます。

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回遊式になっているので、ぐる~りと見て回ることができますよ。

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花菖蒲の3つの品種

栽培されているのは「江戸系」「肥後系」「伊勢系」の三品種。花の色は白や紫が基本ですが、品種によって形、色の濃淡、模様は千差万別。品種を示す看板が立てられているのでチェックしてみましょう。

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簡単に花菖蒲の品種をまとめるとこんな感じです。

  • 江戸系:その名の通り江戸地方で品種改良された系統。旗本の松平左金吾の時代から収集改良されていました。群生美を楽しむための品種です。
  • 肥後系:幕末の頃に松平左金吾から肥後藩主のもとに渡った品種が改良されたもの。江戸系とは異なり、個々の草姿が重視されるため、花が大きく豪華な感じ。
  • 伊勢系:江戸中期から伊勢松坂地方で改良された品種。草丈が低く、優雅で繊細なイメージです。

名前がちょこちょこと出てきた(※)松平左金吾(まつだいら さきんご)ですが、実は花菖蒲を見るときにぜひ知っておきたい人物なのです。60年にわたって花菖蒲の改良を続けた菖蒲愛にあふれた人で、自作の品種はなんと約300品種!晩年は「菖翁」と号しています。(今風に言うなら「花菖蒲じいさん」といったところでしょうか)

松平左金吾(まつだいら さきんご)松平定朝(まつだいら さだとも)の通称です。

この方の活躍なしに今の花菖蒲の広まりはなかったと言っても過言ではないでしょう。美しい花の影に人の努力あり、ですね。

城北菖蒲園 2018

住所:〒535-0004 大阪府大阪市旭区生江3丁目29-1
開園期間:2018年5月18日(金)~6月13日(水)
開園時間:9:30~17:00(最終入場16:30)
入園料:200円

写真提供:(公財)大阪観光局

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