京都鉄道博物館は"生きた博物館"だった!

鉄道マニア「鉄子」じゃないけど、行ってみた!
●京都駅から鉄道博物館へ
去る2017年3月に行ってまいりました「京都鉄道博物館」!
京都駅でアクセス情報を調べると、徒歩約20分とのこと。
とりあえず、地図アプリを片手に歩き出した私たち。途中、公道から外れるような細い道もあったりして、少々不安になりつつも歩いていると・・・、右側に京都水族館が!
水族館の周辺は広い公園(梅小路公園)になっていて、とっても清々しい!
中にはこんな「市電ひろば」もありました!
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車両の前方には、当時の路線図が描かれていて、否が応にも盛り上がっていく京都鉄道博物館への期待感!
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市電広場をさらに歩くと左側に高架がみえます。
これをくぐると、ようやく鉄道博物館がお目見えです!
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●貴重な53両に触れる幸せ?
到着して中に入ると、いきなり3つの列車がお出迎え!
右から「C62形蒸気機関車」「80系電車」「0系新幹線」!
C62形蒸気機関車は、銀河鉄道のモデルになったことでも有名のようです。
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各車両には、マニアにはもちろん、初心者にもありがたい説明書き。
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\ここでちょっと豆知識/
上記の写真にある「1号車」という表記は、「一番最初に作られた車両(ファースト車両)」を意味していますが、京都鉄道博物館には「ファースト車両」が19両もあるのだそうです。
1階にはこのほか、様々な列車が展示されているのですがその数なんと53両!
しかも、そのすべての列車に手で触れることができるのですから、テンションがあがっちゃいますね!
そっと触れると...、冷たくて、ツルツルで、ピカピカでした!
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マットの直線模様のせいで、妙なスピード感がでております^^
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●行くたびにかわる展示車両!
先ほど展示車両は53両とご紹介しましたが、京都鉄道博物館には毎回違う車両が展示されているそうです
その秘密は、1階にある引込線といわれる線路。
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実はこれ、館内から館外に延びており実際の営業線とつながっているため、まだまだ現役の車両をここで見ることができるのです。
この日はちょうどこちらの車両(↓)が展示されていましたが、次回はまた別の車両になっているはずです
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●車両のあんなとこ、こんなとこだって覗けちゃう♪
車両によっては中に入れるのも嬉しいポイント
これは、0系新幹線の普通車座席と運転席です。運転席には、実際に座ることだって可能です。
土日などはこの運転席に座るために、多くの人が列をつくるという人気ぶりのようです!
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その他、列車の下にもぐることも京都鉄道博物館では可能です。
ほら、こんな風に列車が上から「かさ上げ展示」されているので、普段は見ることが難しいアングルからでも列車が観察できるのです。
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\かさ上げ展示の理由って何?/
かつて平安京、平城京の時代に南北に縦貫していた朱雀大路。その真上に京都鉄道博物館が建っています。そのため当時の遺構を傷つけないように、かさ上げで展示をしているのが理由だそうです!
●\やっぱり本命?/運転手体験!
京都鉄道博物館の特徴は、体験展示が満載なこと。
一番人気は、運転シミュレータ 老若男女問わず、運転士になれちゃいます
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運転士さんの制服を貸し出すサービスを利用して、うまく気分を盛り上げましょう
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ただし!運転シミュレータには整理券が必要で、しかも抽選方式。
2階のシミュレータ会場で発券してもらってくださいね♪
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我々は時間の関係上、体験できず仕舞いでした
●運転シミュレータの抽選に外れても泣かないで!
大人気の運転シミュレータですが、抽選方式のため残念ながら外れてしまう・・・なんていうことも。そんな時は、涙を拭いておとなりのブース「複数の列車をコントロールする指令所」に移動しましょう
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下の写真は弊社社員が遊んでいる風景なのですが、むむ・・・! なんだか本物っぽい雰囲気!
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指令所の他にも、「列車を安全に走らせよう」という模型を使った運転体験コーナーもありました!
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目の前を走る列車にカメラが搭載されているため、運転台の画面には走行中の映像が映し出されます。
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●普段は経験できない乗車体験!
蒸気機関車に乗る機会はめったにないので、是非体験してみてください!
※大人300円/子供100円
おおむね15~30分間隔で運転しているようです。
小さく蒸気をあげている様がなんだか健気。あ、車掌さんがきちんと働いてるのが確認できますね!
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●にくい演出が、キラリ!
駅のホームを模したところにふと現れる洗面台。実際に、山口県の厚狭(あさ)駅で使われていたというこの洗面台の目的は何だと思われますか?
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正解は、、、昔の蒸気機関車の利用者がススで汚れた手などを洗うために設置されていたのがこの洗面台なのです!わざわざこれを設置するほど、汚れてしまうのでしょうね
1階から天井を見上げると、小窓がたくさんあって、その下には青い線・・・。
これ何を意味しているか分かりますか?
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そう、新幹線の絵柄になっているんです!1階からだと単なる模様にしか見えない絵柄が、2階から見るときちんと新幹線にみえますね!
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●ちょっと小休止、と思ったらココ!
列車内でご飯を楽しみたい方には、1階のブルートレインの食堂車はいかがでしょう?
そこで販売されているウメテツランチBOXとドクターイエローは大人気で早々に売り切れてしまうことも多いとのこと!狙い目は平日ですよ~。
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2階にはレストランもありました。窓側の席遠くに走るSLスチーム号や実際に京都駅に向かう新幹線を見ることができます。ちなみに、持ち込み弁当OKです!
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もしも小さなお子様がぐずりだしたら・・・、KIDS PARKで遊ぶのもおススメ!
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お天気のいい日は、3階のスカイテラスもいいですね。実際に走る新幹線や五重塔まで見渡せますよ
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●どっぷり体験したいなら平日がダントツおすすめ!
0系新幹線の運転席にも座ってみたいし、ブルートレイン食堂でウメテツランチBOXも食べたい!絶対本命の運転シミュレーションも外せない!となると、やっぱり混雑する土日よりも平日に行くのがベストです。
ちなみに取材日は、火曜日ということもあってか行列までは見受けられませんでした!
京都鉄道博物館は生きた博物館だった!
博物館といっても、京都鉄道博物館は静かに鑑賞するだけではなく、触れる、そして体験できるものが多い博物館でした。
車両内のアナウンス用マイクで車掌さんの真似事をしているお子さんがいたり、蒸気機関車の定期運行や運転シミュレーション、ブルートレインでの食事など、賑やかで活気ある姿はまさに生きた博物館!
鉄道マニアでもない私でも十分に楽しむことができ、鉄道博物館ファンになりました
こういう場所は、お子さんがいるご家庭向きと思いがちですが、体験できるものが多いため、友人同士やこれから仲を深めたいあのコと一緒に行くのもいいかもしれません!

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