高知/路面電車“とでん”&料亭得月楼
阪急交通社高知支店スタッフからの南国土佐情報です。
紺碧の太平洋、清流の四万十川など高知県は大自然の魅力いっぱい。
また、鰹のたたき、天然鰻や鮎、柚子、日本酒など海の幸、川の幸、山の幸など
美味しい食べ物やお酒も高知の自慢のひとつ。
気候よし、風土よし、人情よし、食べ物よし、ぜひ高知県へお越しください。
現地在住者からの身近な高知観光情報をご案内します。
高知市民の足となる重要な交通機関“チンチン電車”と映画の舞台にもなった
老舗料亭“得月楼”をご紹介します。

高知市民にとってなくてはならない通勤、通学、お買い物の足が土佐電鉄の路面電車。
土佐電気鉄道の登記上の名称・土佐電氣鐵道とかなり難しい漢字です。
創業は明治37年で日本で運行されている路面電車のなかで最古の歴史を誇ります。
高知の人々に愛着を持って、通称“土電”(とでん)と呼ばれています。
土佐電が高知市の繁華街、はりまや橋を中心に東西の郊外に延びる伊野線、後免線
高知駅から南北の路線、桟橋線の3つの路線を運行しています。
あまり知られていませんが、日本では路面電車王国の広島電鉄に次ぐ
規模の路線網なのです。これは高知人にとって自慢のひとつなのです。
話題づくりの一環として日本の旧型市電だけではなく、海外(ヨーロッパ)の市電も
多数運行されているのが特徴です。
ドイツのシュトゥットガルト市電、ノルウェーのオスロ市電、オーストリアのグラーツ市電
ポルトガルのリスボン市電など日本にいながら海外の電車に乗車できます。
高知市内の均一運賃区間では数分に1本間隔で運行されているのでとても便利。
1本乗り過ごしても次から次へとどんどん電車がやってきます。
高知にお越しの際は、ぜひ環境にも優しい路面電車をご利用ください。

土佐電のはりまや橋停留場の南東側にあるのが高知随一の料亭『得月楼』です。
明治3年の創業当時は“陽暉楼”と呼ばれていました。宮尾登美子作の小説で映画化され
たことでも有名ですね。陽暉楼からの得月楼への名称変更は明治11年。
中秋の名月の日に熊本城から凱旋した将軍谷千城の帰国祝いをかねて観月会を開催。
その時、谷千城が「近水楼台先得月、向陽花木易為春」の詩から「陽暉楼」を「得月楼」と
命名したそうです。明治から昭和初期、往時は南海第一と謳われた賑わいの遊郭で
土佐内外の文人墨客が連日連夜訪れては、煌びやかな宴会が催されていたとか。
四季折々の美しさを魅せる手入れの行き届いた日本庭園、天井板には日本三大美杉林の
梁瀬杉の一枚板を用いた百畳敷の大広間、お部屋にさりげなく飾られた掛け軸や陶磁器・・・。
歴史と伝統、豪華な調度品が醸し出す数寄屋造りの風雅な佇まいが、在りし日の
賑わいの面影を今に伝えています。
お料理は土佐ならでは、旬の山海の幸を用いた会席料理や皿鉢料理が名物。
素材の持ち味を巧みな技で最大限に生かした料理は、得月楼の伝統がなせる味わい。
かつては高級料亭で相当な敷居の高さでしたが、最近ではお昼限定の手軽なランチプランも
登場し地元の方ならずも観光客でも気軽に高級料亭の味と雰囲気を楽しむことができます。
1月中旬から始まる盆梅展の期間中には、お食事をしなくとも得月楼に登楼可能j。
樹齢2〜300年、200鉢以上もある馥郁たる盆梅の風情と高級料亭の雰囲気を体験できます。











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