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2006年12月05日
カテゴリー:山陰・山陽・四国 | 旅ニュース

中四国/郷愁誘う水辺の風景

高知・愛媛・徳島・香川/山陰・山陽・四国
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四万十川/イメージ
四万十川/イメージ 
スペース 「清流に映える日本の原風景」 高知

 南国土佐の大地を潤す日本最後の清流。豊かな自然と緑の山々に抱かれた、ダムのない川本来の姿が残る四万十川。まさに日本の原風景がここにある。
 風情ある屋形船で川を下れば、昔ながらの橋が目に入る。沈下橋と呼ばれるこの欄干のない橋は、増水時に水中に沈むよう設計されていることから名付けられた。昔ながらの人々の生活の知恵なのだが、その素朴な橋が、より四万十川の景観を味わい深いものにする。
 四国最南端の足摺岬。のどかな四万十川が注ぎ込む太平洋の海に、高さ80mを超す切り立つ断崖。黒潮がうち寄せるその荒々しい景観を白い灯台が見守る。土佐の雄大さを目の当たりにする絶景だ。
 坂本龍馬をはじめ多くの土佐人に愛された桂浜。太平洋を身近に感じられる高知を代表する景勝地。月の名所としても知られ、緑の松と紺碧の海が月の白さにいっそうの輝きを与える。
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しまなみ街道/イメージ
しまなみ街道/イメージ 
スペース 「瀬戸の島々を結ぶしまなみ街道」 愛媛

 本州と四国の間に点在する8つの島々を結ぶ10本の橋。それがしまなみ海道だ。世界初の三連吊り橋・来島海峡大橋、東洋一のアーチ橋・大三島橋、愛媛と広島をまたぐスケールの大きな多々羅大橋、など、いずれも多彩な表情をもつ橋が、これも大小個性豊かな島々をつなぎ、海上の旅に彩りを添える。村上水軍の発祥地、因島、天然塩で知られる伯方島、古来から武将の信仰を集める大山祗神社のある大三島。車上だけでなく、徒歩や自転車で橋を渡り、穏やかな瀬戸の潮風を感じたい。
 しまなみ海道の四国側の拠点、今治から西へ。夏目漱石の『坊ちゃん』で知られる松山は、松山城を中心としたどこか懐かしい城下町。漱石のみならず正岡子規や高浜虚子ら、多くの文人墨客に愛されてきた。市内をのんびり走る路面電車で、ゆかりの施設や句碑を散策し、歩き疲れたら3000年の歴史を誇る道後温泉で汗を流す。そんな古き良き昔に触れる旅もいい。
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大歩危/イメージ
大歩危/イメージ 
スペース 「四国有数の秘境を訪ねる」 徳島

 阿波踊りで知られる徳島は、秘境の宝庫だ。大股で歩いても、小股で歩いても危険、ということから由来するという峡谷、大歩危・小歩危。四国一の大河・吉野川の中流に位置し、2億年以上もの歴史があるという。恐ろしげなその名前とは裏腹に、約8kmにもわたる渓谷美は舟下りで楽しむことができる。
 大歩危・小歩危からもほど近い祖谷渓谷にかかるのが、日本三大奇橋・かずら橋だ。長さ45m、幅2m、シラクチカズラのつるで作られた吊り橋は、歩くたびに揺れ、きしむ。やがて慣れてくれば、周囲の緑とともに祖谷川のせせらぎが耳に心地よく響く。平家の落人伝説でも知られる日本有数の秘境に、はるかな歴史を感じることだろう。
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瀬戸大橋/イメージ
瀬戸大橋/イメージ 
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「海の神 こんぴらさんのおひざもと」 香川

 初めて本州と四国を結ぶ橋がかけられたのが、ここ香川だ。全長9,368mの瀬戸大橋は、今ではすっかり瀬戸内海の大パノラマの一部となって、海と島とに美しく調和する。
 瀬戸大橋の四国側玄関口からも近い琴平は、“讃岐のこんぴらさん”で親しまれる金刀比羅宮の門前町。本宮へ続く参道には多くのみやげ物店などが軒を連ね、参拝客でいつも賑わう。
 有名な785段の石段を登ると、讃岐平野を一望のもとに海の守護神を奉る壮麗な社殿が現れる。さらに奥社までは583段。杖をつきつつのんびり登る人もいれば、名物のかごに乗る人も。
 参拝の帰りは、参道に並ぶうどん店で名物讃岐うどんに舌鼓、もいい。これぞこんぴら参りの醍醐味となるかもしれない。

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