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2007年10月14日
カテゴリー:近畿・南紀・伊勢 | 旅ニュース

大阪&奈良/大阪府と奈良県に石畳の国道?

こんにちは♪ ウォーキング大好きなスタッフFです。
ヒマがあれば昔ながらの旧街道やハイキングコースを歩いています。
最近、歩いたのが大阪と奈良を結ぶ国道308号線通称『奈良街道』です。
なんと!この現役バリバリ国道の府県境には今も百メートルに渡り石畳が残っています。
早速、確かめるべく大阪と奈良の府県境の生駒山へ。

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国道308号線は大阪府大阪市から奈良県奈良市を結ぶ国道で、出発地の大阪市内から東大阪市までは長堀通・千日前通・内環状線中央大通と続く片側2車線以上の立派な幹線道路なのですが、生駒山を越える【暗峠】(くらがりとうげ)の前あたりには、まるで江戸時代さながらの石畳が残っています。“これが国道なの”と頭の中は疑問符だらけになります。それもこの国道は、タダのハイキング゙コースや歩行者専用道ではなく、終日にわたり双方向に普通車がビュンビュンと走っている現役の国道です。道幅は普通車1台がやっと通れるほどの狭さで車どおしの離合さえ困難な有り様。 地元では国道に引っ掛けて酷道と呼ばれています。

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ちょうど石畳の中間地点あたる峠のピーク(標高455m)が大阪府と奈良県の府県境、暗峠(くらがりとうげ)の頂上になります。住居表示では大阪府側が東大阪市、奈良県側が生駒市になります。この峠までは路線バスなどの公共交通機関は一切ありません。大阪側なら近鉄奈良線の枚岡駅、奈良側なら近鉄生駒線の南生駒駅からひたすら歩くのみ。奈良街道暗越はいにしえの時代から大阪と奈良を結ぶ最短ルートでした。古くは難波宮と平城京とを行き来する主要道でもあり、江戸時代にはお伊勢参りの街道として、物流の幹線道として賑わい石畳の両側には数十軒ものの宿場が軒を連ねており、それは賑やかだったそうです。ウォーキングしてた時も奈良県ナンバーの車が大阪方面へ、大阪ナンバーの車が奈良方面へと次々に通り過ぎていきました。

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奈良街道のあちらこちらには旧家の佇まいが見られ、旅人の道しるべとなった石標が主要な辻ごとに残っています。ふと見上げれば、菅笠に脚絆の旅人が向こうから歩いてきそうな錯覚さえ感じさせます。かの松尾芭蕉も最後の旅でこの峠道で “菊の香やくらがり登る節句かな”の句を詠んでいます。なお、峠道の大阪側には芭蕉の句碑が2箇所あります。秋の一日、歴史と文化の薫りを求めて訪ねてみるのはいかが?


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