和歌山/熊野古道 神々への道
2005年に世界遺産登録となった「紀伊山地の霊場と参詣道」。
その重要な部分を占めるのが熊野古道です。
熊野古道とは、
熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)に詣でるための道。
平安期の上皇や女院、そしておびただしい数の庶民がこの道を歩いたため
「蟻の熊野詣」と呼ばれていました。
熊野詣にはいくつかのルートがありますが、
中でも人気があったのが、伊勢神宮から熊野三山を目指す「伊勢路」です。
歌謡集『梁塵秘抄』にも「広大慈悲の道なれば紀路も伊勢路も遠からず」と歌われており、熊野古道の代名詞とも言える美しい石畳が続きます。
苔むした杉木立の間から南紀のまばゆい陽光が降り注ぐ山道を歩いていると、
自然の中に住まう神々と一体となったような神聖な気分に満たされてゆくのです。
近畿・南紀・伊勢


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