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2007年08月14日
カテゴリー:東北 | 旅ニュース

岩手/奥州藤原氏の栄華を伝える平泉

岩手/東北
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黄金に輝く金色堂の内陣
黄金に輝く金色堂の内陣
スペース  12世紀の東北地方に君臨した藤原氏三代。その象徴ともいえるのが、初代清衡公によって造営された中尊寺です。なかでも、松尾芭蕉が句にも詠んだ金色堂は、創建当初の唯一の遺構で「黄金の国ジパング」の噂となって海外にも轟いたのはあまりに有名。

 その名の通り、お堂の内外、安置されている仏像ともすべて金箔仕上げで眩いばかり。わが国の国宝第1号の内陣は、七宝珠玉を贅沢に用いた螺鈿細工や蒔絵で装飾され、京をも凌ぐ平安美術工芸の宝庫となっています。重文の旧覆堂は、この光り輝くお堂を風雪から守るため、鎌倉時代に建造されたもの。現在の金色堂は鉄筋コンクリート造りの新覆堂に囲まれ、空調の効いたガラスケースに収められています。

 また中尊寺はもとより、その美しさに源頼朝も驚嘆したという毛越寺、平等院鳳凰堂を模した無量光院跡、義経が最後を遂げた義経堂など、平泉の歴史的価値は「平泉の文化遺産」として、2001年に世界遺産の暫定リストに登録されたことでも認められています。藤原氏が築き上げた日本独特の浄土建築・庭園などの黄金文化群が正式に世界遺産に登録される日も近いのではないでしょうか。2008年の審議が待たれるところです。
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