北海道/知床 大いなる生命の森
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| おさえたいポイントは8つ 圧倒的な絶景を目に焼き付けて アイヌ語で“地の果てるところ”を意味する知床。その名の通り、この北の果ての大地には、羅臼岳を中心に数々の滝や湖、無数の動植物など、壮大な自然の輪が脈々と息づく。 原生林に囲まれて点在する大小5つの湖、(1)知床五湖。ここに流れ込む川も、流れ出る川もないという不思議な湖だ。水は湖底から静かに湧き出して湖を潤し、半島の断崖から少しずつしみ出している。時計回りに一湖、二湖と呼ばれる湖は文字通り5つあるが、記念撮影をするなら、知床連山が澄んだ水面に美しく映える二湖がいいだろう。 五湖をつなぐ約3kmの遊歩道は1時間ほどで一周することができるが、三湖から先はヒグマの出没によりしばしば通行止めとなることがある。木々にはヒグマの爪痕とクマゲラの空けた穴が生々しく残り、ここが野生動物の生息地であることをあらためて実感する。 |
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![]() 知床観光船/イメージ |
太古の昔から受け継がれる大自然の営み 知床五湖からさらに奥へ。ふたつの滝壺が湯煎となった大自然の露天風呂、(2)カムイワッカ湯の滝が現れる。足元が滑る道に注意しながら上る道程は困難だが、まさに秘湯と呼ぶにふさわしい野趣あふれる温泉だ。自然との一体感を感じつつ、はるかオホーツク海を望む湯浴みは格別だ。 ウトロ灯台の南、高さ約100mの切り立った断崖から直接湧き出た地下水が滝となって海へと注ぐ(3)フレペの滝。フレペとはアイヌ語で赤い川。通称“乙女の涙”といい、はかなげにホロホロと滝がしたたるさまからこの名が付いた。眼下にオホーツク海、後ろには雄大な知床連山が一望できる。 (4)プユニ岬は、絶景と夕日の名所。近くには(5)夕陽台と呼ばれる絶景ポイントもあり、(6)オロンコ岩、三角岩などのあるウトロ港周辺が望めるほか、遠くは阿寒国立公園の山々までが見渡せる。 人跡未踏の知床の自然は、ここウトロから出航する知床観光船おーろら号で。半島の先端部はいまだ道路の通らない未開の地。原生林が切り立つ断崖や知床岬は、海上からしか見ることのできない絶景だ。 |
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![]() オシンコシンの滝/イメージ |
地の果て知床に広がる豊かな自然の輪 知床を車で走るなら国道334号線、知床横断道路がいい。曲がりくねった道を走ると、やがてそびえ立つ羅臼岳が姿を見せる。さらにハイマツが生い茂る標高738mの(7)知床峠までくれば、天気のいい日にはオホーツク海の向こうに国後島も見え、北の果てまでやってきたことを実感するだろう。 斜里とウトロを結ぶ国道沿いにあるのが、知床半島最大の滝(8)オシンコシンの滝。途中で二筋に分かれていることから“双美の滝”とも呼ばれる。日本の滝百選にも選ばれた名瀑の全容を見るには、滝上にある展望台へ。オホーツク海や知床連山までも見渡すことができ、水飛沫をあげて落差80mを豪快に滑り落ちる滝は清涼感にあふれ、眺めているだけで癒される。 これら8つの風景は“知床八景”と呼ばれ、知床を訪れるならぜひ見ておきたい代表的な見どころだ。 |
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