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アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

これは知っておきたい!UAEでやってはいけないコト

この10年でドバイは飛躍的な発展を遂げ、誰もが知る人気の観光地になりました。ですがいくら自由に見えてもUAEは宗教的制約が多い国だということを忘れてはいけません。NGポイントを知ってトラブル知らずの楽しい滞在にしましょう!

 

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(1)アルコール

 

イスラム教徒が嗜んではいけない代表的なものがアルコールです。これは今では広く知られていることですね。

 

実は外国人居住者のために酒屋さんは何軒かあり、許可証を持っている人のみ購入可能です。(旅行者向け許可証はありません。)ホテル等お酒を提供しているところはありますが、本来この許可証を持っていないと飲酒自体認められていないのです。実際はよほど何かないと飲酒で捕まる事はないと思いますが、酔っぱらって騒いだりトラブルを起こした場合はその限りではありませんので注意が必要です。また空港の到着エリア内にある免税店でお酒類を購入された場合はホテルから外には持ち出さず、お部屋でお楽しみ下さいね。

 

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*外国人居住者向けのアルコールドリンクライセンス

 

また、アブダビやドバイから日帰り観光できるシャルジャ首長国は禁酒国ですので、お酒の持ち込み、飲酒ともに禁止です。ご参考まで。

 

(2)肌の露出

 

UAEの男性はカンドゥーラと言う白い衣装、女性はアバヤと言う黒い民族衣装を身にまとっています。いずれも長袖で丈の長い服です。女性は顔も見えないよう覆っている人もいます。

 

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サウジアラビアと違ってUAEでは外国人女性はアバヤを着る必要はありませんが、過度な肌の露出は避けた方がいいでしょう。露出が激しいと周りの男性からじろじろ見られて不快な思いをすることにもなります。

 

観光でモスクに入る時、女性は必ず頭を覆うスカーフと身体のラインが隠せるコートやジャケットが必要です。(アブダビのグランドモスクにはレンタルアバヤがあります。)男性もノースリーブや半ズボンは避けましょう。服装が規定に満たないとモスクには入れてもらえません。

 

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服装を理由に捕まることはないと思いますが、訪れた国の文化習慣をリスペクトするという意味でも気を使いたいところですね。

 

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*子供のカンドゥーラ姿はかわいいです(*^^*)

 

(3)写真撮影

 

観光地や町中で写真撮影をする時、周りに現地の方がいる時は気をつけましょう。勝手に写真を撮られることを、特に女性は嫌います。もし撮影したければひと言声をかけて許可をもらうなど配慮してください。

 

また、政府機関や空港内の出入国エリアなどは撮影禁止です。気をつけましょう。

 

(4)ラマダン(断食)期間は要注意

 

ラマダンの期間、日中の公共の場での飲食、喫煙は外国人でも禁止です。そもそも日没までレストラン等のほとんどの飲食店は閉まっていますので食事に関してはかなり制限されるのですが、人前で水を飲んだりガムをかんだり喫煙するのもダメです。喉を潤す時は面倒ですが、トイレ等人目のつかないところでこっそりお願いします。ちなみに来年のラマダン月は6月18日〜7月16日の予定です。(新月の状態次第で1日ずれることもあります。)

 

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*ラマダン中開店しているお店の看板。「断食している方は通り抜けないでください。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」

 

(5)ドバイメトロでの禁止事項

 

ドバイの移動にはメトロがとても便利です。そのため多くの旅行者が利用しますが、実はメトロにはいくつもの禁止事項があります。無賃乗車や危険物の持ち込み、喫煙等はモチロンのこと、「え?こんなことで?」というものもあり、覚えておいた方がいいでしょう。例えば、、、

 

居眠り

飲食

つばを吐く、散らかす等設備を汚す行為

お酒の持ち込み、飲酒

足を座席の上に置く事

 

などなど。車内では係員が目を光らせていて、注意や罰金を受ける事があります。実は筆者も水をひと口飲んだだけで注意された事があります。^^; お気をつけ下さい。

 

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*UAEを貫く高速道路シェイクザイードロード沿いを走るドバイメトロの線路。

 

その他にも、ゴミのポイ捨て、横断歩道のない場所での横断で、罰金を要求されたケースもあります。罰金はその場で支払い義務が生じます。もし現金を持っていない場合は支払うまで身分証明書を没収されてしまうようです。

 

安全に快適に旅するために守るべき事は守り、また、「日本では当然なのに」と理解に苦しむことがあっても、そこは「郷に入れば郷に従え」。相手を尊重する心を持ってそれもひとつの異文化体験として楽しんでしまいましょう!そうすれば、こんな「やってはいけないコト」の中にもイスラム文化を紐解く旅の醍醐味を味わう事ができるでしょう。

現地記者:
長野真弓

2012年9月よりアブダビ在住。イラン、サウジアラビア等中東を中心に海外在住暦約10年。イランでペルシャ絨毯にはまり、インテリアと写真と書く事が趣味の主婦。インテリアコラムはこちらで。

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