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トルコ

トルコ在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

トルコの深夜食といえば

言わずもがな、トルコはイスラム教徒が大多数の国ですが、

実は結構お酒を飲みます。

スーパーを見ても名産のトルコワインや、ビールがいっぱい。

飲まない人もいますが、都心で暮らしている分には大人は結構な確率で飲んでいるような気がします。

良いのか悪いのかは置いておいて、ユルいイスラム教徒が多いのがトルコ。

 

今回は、そういうアルコール類ではなく、お酒のシメについてご紹介。

 

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日本ではシメにラーメンということがありますが、トルコでは、お酒のシメもしくは深夜食はイシュケムベチョルバスと言われる、臓物のスープ。

牛や、羊の胃袋のスープなのです。

このスープをメインに、贓物の料理を提供しており、明け方まで営業しているお店も多くあります。

 

これは、家庭で作るのはかなり大変なのでほぼ外で食べるものですが、犠牲祭の時など

牛や羊を屠った時には各家庭でも作ったりします。

ただ、イスタンブールの女性は、ほとんど作れませんね。

田舎など、処理の仕方を熟知している女性だと作れますが。私も作ったのは3度くらい。

とにかく時間がかかります。

 

白濁しているのは、日本の豚骨と似ていて、牛骨や羊骨などでじっくり何時間もかけて煮込んでいるからです。

胃袋は、綺麗に綺麗に洗わないと臭いが鼻に付くので、人気店で食べれば美味しいと感じますが、お店よってはトラウマものになる一品。

かくいう私がそうです。

初めて来た頃、タクシムのスープ屋さん(色々なスープだけを出す朝食屋さん)で初めて食べたのですが、あまりの獣臭と味にあたったのか、その後数日寝込みました。

それ以降、見るのも嫌でずっと避けていたのですが、ある時無理矢理連れて行かれたお店で食べてみたら…

あらら?美味しい!!!

 

というわけで、それ以来病みつきです。

各地で美味しいイシュケムベを探す日々になりました。

 

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付け合せで、辛味のあるルッコラや酢漬けのピクルスなどが出されます。

 

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好みで、唐辛子油やニンニク水やお酢(私はお酢は好みではありませんが)、

カイエンペッパーなどを混ぜていただきます。

塩分少なめで作っているところも多いので、最終的な味付けはお客任せです。

 

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濃厚なスープに胃袋の弾力のある食感と、少し酸味のある味。

これにニンニクと唐辛子を混ぜるのが好みです。

 

イシュケムベチョルバスを出しているお店は、この他にも、ケッレパチャチョルバス:スネ肉と脳みそのスープや、レバーの揚げ物や、羊の脳みそサラダなどもあります。

とにかく、贓物のオンパレードです。

変わり料理にチャレンジしたい方にはお勧めです。

羊の脳みそに関しては、私は20年住んでいますが未だに慣れませんが、好きな人は大好きな一品。

 

観光で来られた方には、正直難しい料理かもしれません。

とにかく、お店によっては当たり外れが大きいのです。

ですので、地元の人がお勧めするお店を紹介してもらってみるのが一番です。

あと、お店に入ってみて獣臭がないところは処理を綺麗にしていると思います。

 

最近は、大きめのケバブ屋さんでもよく出されるようになりました。

ケバブで人気のお店は、こういうスープも力を入れているので試してみると良いと思います。

現地記者:
河合亜希子

1998年よりトルコ・イスタンブール在住。
トルコ雑貨のお店Anatolian Art店主。コラムやコーディネートも担当。
http://blog.livedoor.jp/istanbulcafe/

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