ペルーの黄金と世界の武器博物館

|ペルー海外現地情報ブログ|阪急交通社

現地情報 イメージ画像

ペルー

2014年4月21日
カテゴリー:中南米 | ペルー

ペルーの黄金と世界の武器博物館

2013年4月19日のペルー現地生情報でも触れた、リマの日帰り観光バス「Mirabus(ミラブス)」。
今回は、今年設定されたばかりの新しいコースをご紹介しましょう。
ツアー名は「Museo de Oro del Perú y Armas del Mundo(ペルーの黄金と世界の武器博物館)」。
リマ旧市街を一巡した後、「黄金博物館」の名で知られるプライベートミュージアムを訪れるコースです。
ダブルデッカーの赤いバスは、新市街ミラフローレス区にあるケネディ公園裏手のツーリスト・インフォメーション前から出発。
アレキパ通りからペティ・トゥアルス通りを北上し、旧市街へと向かいます。


PE_20140415_01.JPG
10時30分、バスは定刻通り発車。
2階席から眺めるリマの街は、どんな表情をみせてくれるのでしょうか。


車内では、スペイン語と英語のバイリンガルガイドによる説明が流れます。
通過する各区の簡単な歴史や通りの名前の由来など、一般のガイドブックには載っていないリマのこぼれ話を
タイミングよくガイドしてくれるので、移動中も退屈することはありません。


PE_20140415_02.JPG
「Plaza San Martín(サン・マルティン広場)」を通過した後は、「Plaza de Armas(アルマス広場)」へ。
世界遺産にも登録されているこの広場を、バスでぐるりと一周します。


PE_20140415_03.JPG
「Catedral de Lima(リマ大聖堂)」も、バスの2階から見るとまた違った迫力がありますね。


PE_20140415_04.JPG
アルマス広場を一回りした後、「リマで最も渋滞のひどい大通り」と紹介されたアバンカイ通りを南下し、
サンティアゴ・デ・スルコ区にある黄金博物館を目指します。
経験からいうとこの日の渋滞はまだマシなほうだったと思うのですが、
ツアーに参加した外国人観光客にはなかなか印象的な光景だったのでしょう、
頻繁に車線変更を繰り返す自動車や一般のバスをため息交じりに眺めつつ、
時々その無謀な運転に小さな悲鳴を上げたり、写真を撮ったりしていました。


PE_20140415_05.JPG
さて、混沌としたリマ旧市街を無事通り抜けたミラブスは、新市街南部の静かな住宅街にある
「Museo de Oro del Perú y Armas del Mundo(ペルーの黄金と世界の武器博物館)」に到着。


ここはペルーの実業家であり外交官でもあった故ミゲル・ムヒカ・ガヨ氏が
ペルー各地で集めたプレコロンビア時代の品々と、近現代に作られた武器や馬具を展示しています。
ただし、ここはあくまでもムヒカ氏個人のコレクションを一般公開している場所なので、
考古学的な視点から見学するにはいまひとつ物足りないかも知れません。
「博物館」としてではなく、「コレクター宅訪問」といった気持ちで見るほうがいいでしょう。


PE_20140415_06.JPG
アンデス山脈の山すそを背景に建つ「ペルーの黄金と世界の武器博物館」。
小道に並ぶユーカリが涼やかな木陰を作っています。


PE_20140415_07.JPG
入り口では、英・西・仏・独語のオーディオ・ガイドを借りることもできます。
(レンタル料は10ソレス、または4ドル。)


博物館は1階が武器類、地下がプレコロンビア時代の土器や日用品と黄金製品の展示室になっています。
まずは地下へ。
石の矢じりやナイフ、金や合金を加工するための工具、織物の道具、秤、楽器、
食器などが展示された部屋を抜けると、そこから先は眩いばかりの黄金の世界が広がっています。
首飾り、耳飾り、鼻飾り、指飾り、マスク、冠、腕輪、胸当て、毛抜き、
トゥミ(儀式に使われたナイフ)などが、「これでもか!」と言わんばかりに並ぶ様は圧巻。
また展示数は少ないものの、織物やミイラ、葬儀用の木製御輿、植民地時代初期に作られた置物、
ボリビアのポトシで産出された銀を使って作られたというフォルクローレの衣装など、
黄金製品以外のコレクションもありました。


さて、地下の見学が終わったら、1階の武器コレクションを見て回りましょう。
馬具や軍服、鎧、ライフル、拳銃、刀、ナイフなどが所せましと並んでいます。
各国元首や歴史に名を残す著名な人物の所持品や贈答品も多く、
ムヒカ氏の交遊関係の広さを感じさせました。
また、1967年にペルーを訪問された日本の皇太子・同妃殿下(当時)から賜ったという
銀製の煙草入れも、日本刀や短剣と一緒に置かれていました。
ただ、いずれも価値ある品々なのでしょうが、全体的にうっすらと埃を被っており、
ただ保管されているだけという印象は拭いきれませんでした。


ミラブスのツアーでは、参加者は英語とスペイン語のグループに別れ交互に見学します。
どちらかのグループがガイドと一緒に地下の黄金製品を見学している間に、
もうひとつのグループは武器類を眺めたり、土産物屋を覗いたりして待つことになります。
展示物の解説がほとんどないため、個人で訪れると「黄金がいっぱいで、なんだかよく分からないけどすごい」といった
単純な感想に終始しがちな「ペルーの黄金と世界の武器博物館」。
入場料だけで33ソレス(約1200円)もするので、
ガイド付きで旧市街と博物館が回れるこのミラブスツアーはけっこうお得かも知れません。


 

★Museo de Oro del Perú y Armas del Mundo/ペルーの黄金と世界の武器博物館★
住所:Alonso de Molina 1100, Monterrico – Surco

 

★Mirabus(ミラブス)のツアー★
出発時間:火~日曜/10時30分出発 (ケネディ公園)
所要時間:およそ4時間
ツアー料金:75ソレス(約2700円)
※ツアーは上記のツーリスト・インフォメーションで直接確認するか、
ミラブス社のウェブサイトを参照。
http://www.mirabusperu.com/



ペルー行きのツアーをお探しの方はこちらから
ペルー行きの航空券をお探しの方はこちらから

============================================================
現地記者:原田慶子
リマを拠点にフリーランスライターとして多方面にて活躍中。
ウェブサイト:http://www.keikoharada.com/
============================================================

トラックバック
この記事へのトラックバックURL



トラックバック(TrackBack)について
この記事に対してリンクしました、ということを相手に自動的に通知する仕組みで、ブログ(Blog)の機能のひとつです。相手側もトラックバックを確認することでそのリンク先を知ることができます。
なお、このサイトでは、【Movable Type】というウェブログツールを使用しております。

TrackBack先の記事の閲覧に関して
※   トラックバック一覧に掲載されているブログなどのサイトに関しては、阪急交通社管理・管轄外のページになります。
したがって、阪急交通社が保証する内容ではありませんので、あらかじめご了承ください。
※   トラックバック一覧に掲載されているリンクに関して、阪急交通社管理者の判断により削除する場合もあります。
※   トラックバックの不具合に関して、阪急交通社では、スパム対策を講じております。
そのため、一部のブログやサービスによってはトラックバックが出来ない場合もありますが、予めご了承ください。
※   弊社へのトラックバックについては、必ず、該当記事へのリンクをお願いします。
リンクがない場合には、「HTTP error: 403 Throttled」として、トラックバックが張り付かない仕組みになっております。
この記事へのトラックバック

阪急交通社 【ペルーの黄金と世界の武器博物館】

媒体名:阪急交通社 海外現地生情報 北米・中南米ガイド記事・写真:ペルーの黄金と世界の武器博物館内容:リマのはとバス「ミラブス」の新たな周遊ルート紹介...  [続きを読む]
トラックバック時刻 : 2014年5月 1日 00:39    送信元 : Works
ペルーの黄金博物館

4月30日(水) 阪急交通社・海外現地生情報に「ペルーの黄金と世界の武器博物館」が掲載されました。いつもお世話になっているミラブス(Mirabus)さんが...  [続きを読む]
トラックバック時刻 : 2014年5月 1日 10:35    送信元 : ペルー片道切符

阪急交通社のペルー旅行 ツアーのご紹介

ペルー旅行 ツアー
添乗員同行ツアーや、フリープランなど、多様なプランとコースをご用意しています。
中南米格安航空券
おすすめの格安航空券をご用意しています。
中南米
エクアドル
ベネズエラ
アルゼンチン
月別バックナンバー
現地情報一覧

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

このページの上部へ

ペルーの黄金と世界の武器博物館|ペルー海外現地情報ブログ|阪急交通社