ペルー ~世界で今最も美食を堪能できる国~

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ペルー

2014年1月 7日
カテゴリー:中南米 | ペルー

ペルー ~世界で今最も美食を堪能できる国~

旅行業界のアカデミー賞といわれる「World Travel Awards (ワールド・トラベル・アワーズ/WTA) 2013」。
その授賞式が、昨年11月30日にカタールのドーハで行われました。
世界のあらゆる観光産業に対して評価を行い表彰するWTAは、世界171ヶ国の観光関係者や一般消費者
約79万人(2011年時点)によって選ばれる、世界で最も権威あるプログラムの一つです。
その中で、ペルーは2年連続となる「世界最優秀グルメ観光地賞」を受賞しました。
フランスやスペイン、そして日本など、数ある強豪たちを抑えての受賞はまさに快挙。
ペルーグルメをご紹介してきた者の一人として、これほど嬉しいニュースはありません。


コスタ(海岸部)、シエラ(アンデス山岳部)、セルバ(アマゾン地帯)という3つの異なる自然環境に恵まれ、
世界に存在する32気候のうち28種類をも有しているペルー。
そのため、この国で栽培できないものはないと言われるほどさまざまな農作物が作られています。
海産物は、世界有数の漁場であるペルー沖からふんだんにもたらされます。
牛や豚、鶏などの一般的な家畜はもちろんのこと、アンデスのクイやアルパカ、
アマゾン川の魚や森の動物など、農作物以外の食材も枚挙に暇がありません。
世界広しと言えども、自国でこれだけの食材を確保できる国はそう多くはないでしょう。


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ジャガイモ、トウガラシ、トマト、カボチャ、落花生…
私たちが毎日口にするこれらの野菜は、ここペルーが原産です。


滋味あふれるアンデスの料理に、スペイン人を始めとする移民たちが持ち込んだ世界各国の食文化が混ざり合っていきました。
多種多様な素材、異国の味覚、調理法、そして食べることが大好きな食いしん坊のペルー人たち。
そんな国で育まれた料理が、美味しくないわけがありません。


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「世界の肺」である熱帯雨林アマゾンは、言わずと知れたトロピカルフルーツの産地。
チョコレートの原料となるカカオのほか、高地アマゾンではコーヒーも栽培されています。


ところでなぜ今、ペルー料理に注目が集まっているのでしょうか?


現在のグルメブームが到来するずっと以前から、ペルー人たちは自分たちの料理をこよなく愛し、
その歴史に誇りを抱いてきました。
それが国内だけでなく世界に発信されるきっかけとなったのが、料理界の世界的権威であるマドリッド・フュージョンです。
ペルー人ラファエル・ピケーラスが、南米大陸のシェフとして初の参加を成し遂げたのが2004年。
そして2006年のサミットで、「リマはアメリカ大陸における美食の首都である」と高らかに宣言され、
それ以降、ラテン諸国にしか知られていなかったペルー料理の美味しさが世界に広まっていったのです。


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これを食べずしてペルーグルメを語ることなかれ。
新鮮な魚介類をレモンと塩、トウガラシでさっと和えたシーフードマリネ「Cebiche (またはCeviche/セビーチェ)」。
味の決め手はペルーの小さなレモンと、オレンジ色のトウガラシ、アヒ・アマリージョです。


ペルー料理の価値を改めて実感したペルー人シェフたちは、積極的な活動を展開していきました。
海外の一流シェフたちとの交流を深め、食をテーマにしたイベントやコンクールにも参加。
2007年10月、それを後押しするかのように政府はにペルー料理を国家の文化遺産に指定し、
その後もさまざまな「グルメの日」を制定していきました。
国内ではグルメイベントが盛んに行われ、新しいレストランやカフェが次々にオープンするなど、
現在のペルーのグルメブームは、まさに挙国一致のムーブメントで誕生したのです。


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ペルー料理が日本人の口にあう理由の一つに、海の幸を使ったレシピが多いことが挙げられます。
(ペルーのシーフード料理については、2013年3月21日掲載のペルー現地情報ブログもご参照ください)


2008年9月、ペルーで初めての国際グルメフェスティバル「Perú Mucho Gusto (ペルー・ムーチョ・グスト)」が
リマで開催されました。
主催は Sociedad Peruana de Gastronomía (Apega/ペルー美食協会)、
当時の代表は、今や世界的シェフとなったガストン・アクリオです。
翌年から「Mistura (ミストゥーラ)」に改名されたこのイベントでは、全国各地の様々な有名店の味を
安価で楽しめるだけでなく、全国各地から集められた食材や特産品を買い求めることができます。
また世界トップクラスのシェフを招いた講演会やデモンストレーション、料理コンクールなども行われ、
今では国内外から数十万人もの人々が参加するラテンアメリカ一の国際グルメフェスティバルに成長しました。


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北米やラテン各国では、このミストゥーラ開催期間に焦点を合わせたグルメツアーが企画されるほど。
「世界最優秀グルメ観光地賞」に選ばれた今年は、日本からも同様のツアーが催行されるかもしれませんね。


こうした流れの中で、今、ペルー料理は大きく変化してきています。
特にリマでは、世界各国の調理法や最新技術を改めて取り入れた「Fusión (フュージョン)」料理が花盛り。
味だけでなく盛り付けにもこだわるようになり、フランス料理や日本料理にも引けを取らない
目にも鮮やかな一品を多く見かけるようになりました。


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ソラマメを使って翡翠色に仕上げたリゾットに、白身魚のソテーを添えて。
リマの高級レストランでは、フュージョンの枠を超えたシェフ自身の創作料理を堪能することができます。


リマのミラフローレス区やサン・イシドロ区には、ペルーの有名シェフの店が軒を連ねています。
また、華やかなレストランが立ち並ぶ目抜き通りから一歩逸れると、
そこには昔ながらの家庭の味を守り続ける庶民的な店があります。
いずれも世界に誇れるペルー料理であり、そこに優劣はありません。
2014年は、世界中のグルメ・トラベラーがここリマを目指してやってくることでしょう。
そうした方々の為に、今年もペルー料理情報をしっかりとお伝えしてきたいと思います。



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現地記者:原田慶子
リマを拠点にフリーランスライターとして多方面にて活躍中。
ウェブサイト:http://www.keikoharada.com/
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