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イギリス

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ロンドンから楽しむ列車の旅。どこから?どうやって?

せっかくだから体験しておきたい、イギリスでの鉄道の旅。チケットの買い方や、ロンドン市内で利用可能な主要鉄道駅はどこか、といった基本情報をご紹介。
 
イギリスは、言わずと知れた鉄道発祥の地。遅れてばかりだとか、単純に運賃が高いとか、いろいろと困った点はあるものの、車窓からの美しい眺めを楽しめるだけでも、英国内での鉄道の旅は十分試してみるのに値します。
 
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まずは目的地を決めましょう。ロンドンから以下の都市へと電車で移動する場合、ざっくりとした所要時間は大体こんな感じです。
 
1時間:オックスフォード、ケンブリッジ、ブライトン
2時間~2時間半:マンチェスター、リヴァプール、カーディフ
3時間半:湖水地方
4時間半:エディンバラ、グラスゴー
 
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上の写真はエディンバラの目抜き通り、ロイヤル・マイルの夜景です。ロンドンから4時間半の鉄道の旅のあとには、スコットランドの首都エディンバラの美しい景色が楽しめます。
 
最短時間で移動するには、目的地によって利用する鉄道会社が異なり、それに応じてロンドン市内で利用するターミナル駅も異なります。上に挙げた都市でいえば、利用駅は以下のとおりになります。
 
ロンドンから南:ロンドン・ブリッジ駅/ヴィクトリア駅(ブライトン)
ロンドンから西:パディントン駅(オックスフォード、カーディフ)
ロンドンから北西:ユーストン駅(マンチェスター、リヴァプール、湖水地方、グラスゴー)
ロンドンから北東:キングス・クロス駅(ケンブリッジ、エディンバラ)
 
目的地が決まったら、次は切符の購入です。もちろん移動の当日に駅で切符を買うこともできますが、かなりの割高になる場合が多く、長距離では満席で希望の日時の切符が購入できないといった事態もあるため、事前に予約・購入しておくのがおすすめです。ロンドンから1時間以内の目的地であれば、座席の予約は必要なく、切符は当日でも十分購入できるものの、長距離の場合と同様、前売り切符の方がよりお得な運賃となります。
 
切符は、 オンラインか駅で購入できます。オンラインの場合は、利用する鉄道会社のウェブサイトから購入できるのはもちろんですが、購入前に利用駅や鉄道会社が分からない場合には、鉄道チケット検索サイトが便利です。出発駅を「ロンドン」とすれば、ロンドン市内から目的地へと向かうのに利用可能な路線のオプションをいくつか提示してくれます。支払いにはクレジットカードまたはバンクカードが必要です。往復切符を購入した方が通常は格安となりますが、時間帯、曜日・日にちによっては、往路・復路それぞれで片道切符を購入した場合が格安となることもありますので、購入を決定する前によく比較してみてください。
 
購入手続きの途中で、希望する座席の種類(前向き・後ろ向き、窓側・通路側、テーブル席など)を選ぶこともできます。購入後は、英国内の多くの主要駅構内にあるチケット発券機で切符の受け取りが可能です。受け取りの際には、オーダー番号とともに購入時に使用したクレジットカードまたはバンクカードが必要となりますので、忘れずに持参しましょう。
 
駅で切符を購入する場合は、当日であれば発券機を利用するか、事前予約・長距離切符の場合は窓口を利用しましょう。通常、駅員さんは何も言わなくとも一番お得な切符を提示してくれますが、再確認したい場合には、「best available ticket(s), please」とお願いしてみましょう。「Single or return?」と聞かれたら、それは「片道?それとも往復?」ということ。Same day returnは日帰り往復のことです。
 
移動日当日は、駅には余裕を持って到着するようにし、まずは乗る電車のプラットフォームを電光掲示板で確認しましょう。可能であれば、その駅からの出発時間に加え、xx経由、その電車の終点駅などの情報も把握しておくと、電光掲示板のチェックがしやすくなります。普通は、遅くとも出発予定時刻の10分前くらいまでにはプラットフォーム情報が表示されるはずですが、残念ながら、ここはイギリス。信号機故障による遅れなどは日常茶飯事で、なかなか使用する番線が表示されないなんてことも多々ありますので、焦らないでください。Delayed(遅延)、Exp(予定発車時刻)などを経て、いずれ構内アナウンスともにプラットフォーム情報も表示されるされるので、大丈夫です。
 
乗車に際しては、長距離で席を予約してあるならば、まず座席のある号車(Coach)に移動します。長いプラットフォームでの移動には結構時間がかかるので、注意が必要です。車内に入ったら、あとはそれぞれの窓の上にある座席表示で座席を確認してください。座席表示が電光掲示なら、座席番号とともに、Reserved(予約済み)、Available(空席)などの情報も表示してあるはずです。もしくは座席の頭部部分にあるスロットに差し込まれた紙の座席情報で、その席は予約済みか空席かどうかが把握できます。座席を予約せずに切符を購入した場合は、空席と表示されている座席を利用すればOK。予約済みの場合でも、全行程の途中区間のみ予約済みということもあり、その場合は予約区間以外はその席を利用しても問題ありません。
 
電車が出発したら、あとはのんびりと車窓からの眺めを見て、楽しんでください!ロンドンの少し郊外に出れば、羊や牛、馬がいっぱいの牧草地もたくさん目にすることができます。長距離列車の旅では、飲み物やスナックのワゴン販売や、売店車輌などのサービスもありますので、是非利用してみてください。

現地記者:
ハル・リーチ

音楽、映画・演劇・TV、サッカーなど、UKカルチャーをこよなく愛す。
2001年よりロンドン在住。以来、会社員&ものかき業を継続中。

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