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スウェーデン

スウェーデンの現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

ダーラナ地方が誇る!18世紀の薬局を改装した歴史的カフェ

首都ストックホルムから電車で約1時間半の場所に位置するHedemora(ヘーデモーラ)市。ダーラナ地方南部にあり、小さいながらも歴史的建造物が街の至る所に残っています。

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パステルカラーの可愛らしい建物が立ち並ぶ街の中心部に「Gamla apoteket(古い薬局)」があります。

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現在、ヘーデモーラ市はもとよりダーラナ地方を代表する人気のカフェとして知られ、週末になると多くの人で賑わうGamla apoteket。実はこのカフェ、18世紀に薬局として使われていた貴重な建物で、何度か改装しながらも現在に至るまで地元の人々によって大切に守られてきたのです。そして2017年春、遂に“byggnadsvårdspris(ダーラナ地方を代表する歴史的な建築物)”に選ばれました。

 

カフェの入り口付近にある緑豊かなガーデン。

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この日は生憎の曇り空で、肌寒かったので外の席は空席が目立っていました。しかし、天気の良い日は日光浴をこよなく愛する地元のスウェーデン人で外の席が埋め尽くされます。

 

カフェでは、手作りのランチメニュー、ケーキ・菓子類をはじめコーヒー・紅茶・チャイラテなどドリンクメニューを提供。事前予約制でデザートビュッフェも行っているようです。

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夏の間は不定期ではありますが、Gamla apoteket敷地内でバーベキューパーティーやフリーマーケット、更には音楽関連イベントが開催されます。冬は小さなクリスマスマーケットが開催されるなど、1年を通して市民の憩いの場として賑わいます。

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ご覧ください、まるで18世紀にタイムスリップしたようなカフェの内装!

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店内は邸宅のようなこぢんまりとした空間にも関わらず、上品なアンティーク家具で溢れ どの席に座ろうか迷ってしまうほど。

 

こちらは店内中心部にある存在感のある暖炉。

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冬は暖炉に火が灯され、友人や家族と語らいながら心も体も暖かくなれそう!

長い歴史と優雅さだけではなく、思わず長居したくなるような居心地の良さもこのカフェの魅力です。

ちなみに建物の改装に関わったのが、ヘーデモーラ市出身のスウェーデンを代表する建築家の1人で、スウェーデン美術工芸を普及させた第一人者でもあるLars Israel Wahlmanだったこともありカフェの名前は「Cafe Wahlman」となっています。

 

壁には沢山の絵画が飾られており、アート好きな方にとってはランチや軽食を満喫しながら絵画鑑賞も出来るという優雅な時間になりそう。

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海外の地方にあるカフェに1人で入るのは勇気がいるものですが、ここは1人でカフェタイムを楽しむ男性や仲間とワイワイ楽しい時間を過ごす女性達など客層やグループも幅広く、旅行者でも気軽に入ることが出来ます。

 

カフェの奥にはブティックがあり、食事を楽しんだ後にお土産探しも楽しめます。

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ダーラナ地方はダーラナ馬をはじめ、手工芸が盛ん。女性心をくすぐる可愛らしい手作り小物や雑貨に出会えるでしょう。

 

そしてGamla apoteket中庭には砂場やトランポリンなど、小さい子供が遊べるエリアもあり家族でゆっくりとした時間が過ごせそうです!

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ストックホルムなど都市部にある、モダンでスタイリッシュな人気カフェも魅力的ですが地方ならではのガイドブックに載っていない、素朴で温もりのあるカフェ巡りで旅の充実度も上がるはずです。

スウェーデン旅行中にもし時間があれば是非地方のカフェにも足を延ばしてみてはいかがでしょうか?

 

・Café Wahlman, Gamla apoteket

住所:Stora torget 1,Hedemora Sweden

電話:(46) 073-759 58 53

営業時間:月~金 8:30~18:00、土 10:00-15:00、日・祝日 12:00-16:00

現地記者:
KANAE.T

10代で北欧に興味を持ちはじめ、縁あって2014年にスウェーデンへ移住。東京と真逆の環境に戸惑いながらもスウェーデン人パートナーとスローライフ満喫中。現在は、美しい自然が豊富なダーラナ地方でスウェーデン語の学校に通う。
趣味:動植物のイラストを描く事。

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