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ポルトガル

ポルトガル在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

お祭りムードに誘われて、「イワシ」を食べよう!

いよいよ気温も夏日を記録する日も多くなり、南欧ポルトガルの太陽も、俄然「情熱的」にポルトガルの大地を強く照らしています。バカンスシーズンへのカウントダウンが始まり、ポルトガルの天気の神様も味方して、日本で見ることはできない青い空が広がっています。

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ヨーロッパの最西端、「果ての果て」。そこには絶景が!

快晴の青い空には、冷たーいビールやサングリア・・・等、様々な誘惑が存在するのですが、ポルトガルの夏を語る上で欠かせないのが「イワシ」です。ポルトガルの海岸沿いでは、ありとあらゆる場所で舌鼓を打つことができる旬のお魚。中でも、ポルトガル中のイワシがリスボンに集まり、地方都市でレストランを営む経営者の方々から「リスボンっ子よ、買いすぎだぞ!原価が上がるじゃないか!」とつっこまれる期間があります。その期間とは・・・リスボンの「聖アントニオ祭」の時期なのです。
 

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6月に入ると、ありとあらゆる場所でお目にかかれる聖アントニオ。

聖アントニオ祭は、リスボンの守護聖人の一人である聖アントニオを称えるお祭りで、6月13日がそのお祭りの祝日(リスボンの祝日)となっています(ちなみに、前夜祭も行われるため、事実上は2日間)。しかし、近年では1週間前ほどから屋台や露店などが設営されるリスボンの地区も多く、リスボンっ子達の「もっと早く、そして長くお祭りを楽しみたい!」との声が聖アントニオさんにも届いたのか、お祭りムードは年々早まってきています。
 

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リスボンの「下町」であるアルファマ地区。お祭りに注ぐ情熱は人一倍強いです。

聖アントニオは縁結びの聖人としても知られ、最愛のパートナーへの思いを伝える風習がある一方で、リスボンの目抜き通り「リーベルダーデ大通り」にてパレードが行われるなど、お祭りムードにリスボン市内全体が包まれます。そして、何といってもイワシを公道で焼く屋台を見受けられるのもこの時期であり、観光中でも多々見受けることが多いかと思います。美しい石畳と焼き魚の香り、最もリスボンらしい風情が感じられる時期と言っても過言ではないと思います。
 

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歩いていると焼き魚の香りが!

サザエさんのテーマ曲が頭によぎる中、日本人の嗅覚には非常に親しみの感じる香りを前にしては、「食べてみたいな・・・」と思われるのは間違いないです!「パンの上にイワシを乗せて食べるのがポルトガル流なのだ」との教えをポルトガルにて受けていた筆者ですが、慣れるには少し時間が必要で・・・。パンにイワシのエキスが染み渡り、絶妙なお味となるのですが、筆者は未だにフォークかナイフ、または手で食べております。フレッシュなイワシを冷たいビールと共に。筆者がポルトガルを離れられない理由はそこにあります!ぜひご賞味あれ!

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素材の味を生かしたシンプルなイワシの塩焼き。

現地記者:
安藤助徳

ポルトガル在住13年目の安藤です。日本とポルトガルの架け橋になるべく、日々奮闘中です!

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