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ポーランド

ポーランドの現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

ポーランドの入り口!「ワルシャワ」ってどんなところ?

ドイツとロシアに挟まれた意外と大きな国ポーランド。
意外な場所にあると思う方もいるかもしれません。そんなポーランドの首都はワルシャワ。
さて、ワルシャワと聞いて、最初に何が思い浮かびますか?
私が初めて来た時には、「ワルシャワ条約機構」のワルシャワ、ということしか頭に出てきませんでした。
ポーランドの場所はなんとなく東欧の国の一つ、ぐらいの認識で街並みのイメージは全く想像の出来ない未知の場所でした。


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近代史では世界大戦~ワルシャワ蜂起、アウシュビッツ収容所などその歴史のイメージが強いのか暗いイメージを持っている方が多いのではないかと思います。

しかし実際ポーランドに住んでみるとポーランドのイメージは、「のんびり、朗らか。」
自然に溢れ、日常生活がとにかくナチュラル。性格も、食事もすべてがナチュラルです。
人々も変におべっかを使う事もなく、素直な人が多くて笑顔で溢れる優しい人達。
馴れ馴れしい訳ではありません、心を許した人だからこそへのおもてなしがとても丁寧。
カトリック教徒がほとんどのこの国は宗教と文化をとても大事にしている現存するヨーロッパで
一番日本人が想像する昔からのヨーロッパらしいヨーロッパの生活をしている国だと思います。


そんなポーランドのまずは首都「ワルシャワらしい」景色をご紹介します。
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ワルシャワセントラル付近の景色

ワルシャワはやはり首都なだけあって、国の中で一番の都会です。
東京と似ていて、収入も物価も高く、どんどん新しいビルやお店がたちます。
メインの公共交通機関はトラムとバス。ワルシャワカラーの赤と黄色が縦横無尽に走っています。
文化科学宮殿は観光客にとっても目印になる目立つ宮殿です。
スターリンが残していったものですが、これを見たロシア人は「ここがモスクワかと思った!」と言うほど
ワルシャワの街並みは冷戦時代の面影を残しています。


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憩いの場と言えば公園。
ワルシャワにも沢山の公園がありますが、なかでも観光地としても有名になっているのが
「ワジェンキ公園『Łazienki Królewskie』」です。


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公園の中心には大きな池と水上宮殿があり、その周りは気持ちのいい緑が沢山の散歩道になっています。
野生のリスやハリネズミ、孔雀も優雅に散歩している大きな公園です。


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ショパンが住んでいた部屋のある宮殿

ポーランド人で日本でも有名な人といえば「ショパン」がいます。
ワルシャワはショパン好きな方には聖地と呼ばれるまさにショパンの育った町です。
ワジェンキ公園にある大きなショパンの像を始め、
Nowy Świat(ノヴィ シュフィアト)新世界通りにはショパンが住んでいた宮殿や、
オルガニストを務めた教会、通ったカフェなどがあります。


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ショパン博物館


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ショパンの心臓が保管されている聖十字架教会

再建された街並みはまさに当時ショパンが見ていたものと殆ど同じ風景をみながら
散策を楽しめます。


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ワルシャワの旧市街は「ワルシャワ歴史地区」として世界遺産に登録されている場所です。
この場所は全て復元されたものなので、ものとしてはどれも当時のものではありません。
現地の方々が壊滅状態にされてしまった町並みを「ひびの割れ目一つまで」元々あったそのままの姿を再びこの場所に、という気持ちから再建した場所なのです。


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多くの場所は破壊されてしまった町はその時の最新の技術で新しい街を作りますが、ワルシャワは違いました。
ワルシャワの人々は愛国心が強く、またワルシャワ民であることをとても誇りに思っている心の強い方々です。


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ワルシャワのシンボルの人魚の像。
旧市街は落ち着いた色ながらもカラフルでかわいらしい街並みです。
歴史地区内だけにもいくつも教会が沢山あり、一つ一つ内装が違うので見学してまわるのも
色んな発見が出来ると思います。


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ポーランドの名前はPOLA=広大な土地、畑の意味から来ています。

ポーランドには南のスロバキアとの国境以外大きな山がありません。
その為、ワルシャワも郊外へ行けばセントラルからは信じられないほどの景色も広がります。
どこまでも広がる緑の大地はどの季節のどの天気の日にも素晴らしい景色を見せてくれます。


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自然あふれるポーランド人の国「POLAND」

ショパンの他にも、キュリー夫人、コペルニクスと有名な人の出身国です。
音楽に興味がある方は勿論、歴史が好きな方、そして移民の少ない本来のヨーロッパらしい国は
今の時代貴重な場所だと思います。
ヨーロッパ文化に深く興味がある方にお勧めの国です。


安く気軽に海外へ行けるようになった昨今、
ポーランドは周辺のドイツやフランス、イタリア、イギリスのような観光国でも色んな国の人が混じっている国ではないので英語もまだまだ通じにくく、海外旅行初心者の方の観光におすすめ出来る国ではありません。

しかし、ある程度ヨーロッパ旅行経験がある方、白人社会に理解がある方には現代の周辺国同士の比較も含め今と昔が入り混じるポーランドの風景は面白いと思います。
ポーランドへの観光は5~10月がおすすめです。
喧騒から離れ、のんびりゆっくりした時間を過ごしに、是非LOTポーリッシュ航空の直行便でワルシャワへお越しください!

 

現地記者:
Kaori

まさかの国際結婚をして2011年よりワルシャワ近郊で主婦生活開始。
日常生活やポーランド文化について書き始めたブログをきっかけに
ワルシャワで個人ガイドをしています。
趣味は裁縫・編み物・クラフト・料理など,何でも作る事が好きです。
ポーランドブログ:Mazourkairis.comにてガイド日記も公開中♪ 

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