イタリアの夏の飲み物といえばコレ!

南北に長い半島なので場所にもよりますが、多くの地域でイタリアの夏はとにかく暑い!日本に比べると湿度は低めですが、日差しが強いので日射病には要注意です。

今日は太陽がギラギラと照りつける暑い日にイタリア人が好んで飲む、夏の飲み物を紹介しましょう。

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まずは食事中は何と言ってもワイン。毎日暑い日が続くと、普段は赤ワインを好んで飲む人も冷たい白ワインやスプマンテ(発泡ワイン)をよく飲むようになります。

イタリアではビール愛飲者はごく少数派ですが、夏だけは特別にビール!という人もいますね。

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家庭で夏によく飲まれているのは、こちらのミント水。シロップのボトルを買ってきて、水で薄めて飲みます。鮮やかな緑色が見た目にも爽やかな、甘くて美味しい夏限定ドリンク。氷を浮かべて飲むと口の中に微かに薄荷成分がスーッと広がって、気持ちをリフレッシュすることができます。炭酸水で割ったりレモンを加えてみたり、アレンジしてみるのもオススメです。

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Bar(バール)で夏によく飲まれるものと言われて、真っ先に思い浮かべるのはこれ。イタリア人の生活に欠かすことができないエスプレッソも、夏にはアイスバージョンが登場します。名前はcaffe freddo(カフェ・フレッド)、フレッドは冷たいという意味です。

しかし日本でよく飲まれているアイスコーヒーとは違って、これは通常通り抽出した濃厚なエスプレッソを、まったく薄めずに冷蔵庫で冷やしたもの。一杯一杯エスプレッソを抽出しなければならず手間がかかるので、夏になっても店に置かないBarもあります。一日に作ってある量も1L程度と少ないので、品切れになることもしばしば。試しに注文してみて、無事に出てきたらラッキー!?という飲み物です。

店によってはすでに砂糖が入っているものや、自分でシロップを加えるものなどがあります。写真のカフェ・フレッドはグラスに対して量が少ないように見えますが、エスプレッソと同じように少量飲むものなのでこれで一杯分です。氷なども個別に注文しないと入っていません。

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カフェ・フレッドが品切れだった時は、caffe chakerato(カフェ・シェケラート)を試してみてはいかがでしょうか?

こちらはエスプレッソと砂糖と氷をシェーカーに入れて、カクテルのようにシェイクしたもの。カクテルグラスで出されるので、見た目にもオシャレな一杯です。熱々のエスプレッソをシェイクするので、想像したより冷たくないことが多いのですが、こちらも夏に人気の飲み物です。カフェ・フレッドもカフェ・シェケラートも、日本のアイスコーヒーを思い浮かべながら飲むと、その濃厚さにびっくりするかも?

暑い時期にイタリアを訪れる時は、是非試してみてくださいね。

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佐藤 モカ

イタリア・フィレンツェ在住。作家、フリーライター、マーケティング各種リサーチやコーディネートなど。2013年女児出産、現在育児奮闘中。

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