89(ハンキュー)BLOGチャンネル 世界はちょっと楽しい!-海外現地情報ブログ-

ギリシャ

ギリシャ在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

夏のはじめのギリシャの気候&旅を楽しむために気をつけること

地中海性気候のギリシャは比較的温暖で、四季がはっきりしています。天気は日本とそれほど変わらない気がするのですが、夏はカラッと晴れた天気が続き、冬は雨や曇りが多く不安定な天気となります。
日本は今梅雨ですが、ギリシャはもう夏。しかしまだ雨が降ることもあったりで、夏本番は7、8月です。
 
GR_20170602_01.jpg.JPG
 
ギリシャの夏のはじめの雨は、日本の夏の夕立のように激しく降ることが多いです。真夏には全く雨が降らないので、まるで空が最後の力を振り絞っているかのよう。
道路の水はけがいまいちよくない場所が結構多く、そういう所ではちょっとまとまった雨が降ると川のようになります。私が住んでいるリカヴィトスの丘周辺は、滝状態……運悪く外を歩いている時に大雨が降ったら、靴はあきらめるしかありません。

 
GR_20170602_02.jpg.JPG
 
こんなモクモクの雲も、夏のはじめならでは。日本の夏の空によく出る入道雲を思い出し、少し懐かしい気分になります。
ギリシャで夏に空が曇ることがあれば、悲しいことにそれは山火事の煙であることがほとんどです。乾ききったギリシャの野山はふとした拍子に火事になることがよくあり、ただでさえ注意が必要なのですが、土地を得るために放火をする不届き者もいるのです。旅行者が山火事に巻き込まれることはまずないですが、数年に一度は大規模な山火事が発生するので、煙で曇った空や消火活動を行うヘリコプターなど見かけるかもしれません。

 
GR_20170602_03.jpg.JPG
 
旅の安全については、経済危機以降のギリシャは激しいデモや衝突の様子が報じられたため、あまりいいイメージはないかもしれません。さらに、ここ何年かの難民問題も、まだ解決したとは言えない状態です。
不法入国者も増えているため、特にスリや置き引きなどには十分注意して下さい。ギリシャでは命にかかわる犯罪に巻き込まれることは滅多にないかと思いますが、盗難の被害に遭ったという話はここ何年かかなり多く聞くようになりました。
特にスリが多いのはメトロの車両内や、混雑した駅構内などのようです。
また、いわゆる治安が悪いとされているエリアには近づかないこと。オモニア広場近く、ピレオス通り周辺の裏道などは特に怖い雰囲気です(観光客の方は、あまり行くことはないかと思いますが)。アテネの若者に人気のナイトスポットのひとつ、エクサルヒア地区も、たまにアナキストと警察が衝突したりということがあるので要注意。
悪名高いギリシャのストに関しては、大使館が出している情報をこまめにチェックしたり、スケジュールに余裕を持って、もしもの時に予定変更となってもいいようプランを立てておくと少し安心です。ちなみに、真夏はギリシャ人みんなバカンスを楽しんでいるせいか、ストはほとんどないような気がします。

 
GR_20170602_04.jpg.JPG
 
夏は島でリゾートを楽しむ方も多いかと思います。
一般常識ですが、ギリシャの日差しはかなり強いので、日焼けや熱中症の予防はしっかりとしましょう。日焼け止めやサングラスは夏のギリシャのマストアイテム。ミネラルウォーターで水分補給も忘れずに。
ビーチは整備されたところならパラソルやサンベッドが完備されていて、カフェバーやお店もあるので快適。整備されてない無料の素敵な穴場ビーチも沢山あり、それもギリシャの魅力なのでぜひ体験して頂きたいですが、日光をさえぎるものが何もなかったり、また溺れたりトラブルに巻き込まれた場合のことも考えておく必要があります。。
海へ泳ぎに行く時間帯は、紫外線の強さがピークとなる昼前~午後3時過ぎぐらいは避けるか日陰で過ごすことをおすすめします。
 
最後に。注意喚起もいろいろ書きましたので、やっぱりギリシャは危ないかも……と配になる方もおられるかもしれません。しかしここで暮らしている私の感覚では、決して日本より危険ということはないと思います。
むしろ、世話を焼くことが好きなギリシャ人に親切にされて楽しく過ごせる可能性が高いです。子連れならなおさら(ギリシャ人は子供好きがとても多いのです)。日本からはちょっと遠いギリシャですが、機会があればぜひ訪れてみて下さい。
 

現地記者:
アナグノストゥ直子

アテネ在住。主婦業の傍ら、ライター、リサーチャー、コーディネーターとしても活動する。
ブログ「ギリシャのごはん」にてギリシャ料理レシピやおいしい話題を発信中。

人気のテーマ

現地情報ブログの記事は、現地在住の一般の方により執筆されています。(阪急交通社社員の作成した記事も一部含みます。)
ブログ掲載後、情報が変更になっている場合がございます。
記事内に書かれたWEBサイトへのリンクは阪急交通社が管理していないものも含みます。
掲載されている情報を活用される際は、ご自身の責任で判断していただくようお願いいたします。