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ドイツ

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簡単にベルリン観光を楽しめる大通りウンター・デン・リンデン

ベルリンの中心部には多くの人や車が行き交う大通りがあります。この様な賑わいを見せる通りの名前はウンター・デン・リンデン。ドイツ語では菩提樹の下という意味で、実際に通りには菩提樹が植えられて並木道となっています。そんなウンター・デン・リンデンはベルリンの目抜き通りで観光にぴったりの場所。そこで、今回はそんな通りについて紹介したいと思います。

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ウンター・デン・リンデンはベルリン中央部の東西約1キロ半を結ぶ大通りになっています。通りの東の端に位置するのは旧ベルリン王宮。西の端はブランデンブルグ門にあたり、ベルリンの2つのシンボルを繋いでいます。通りの距離は短いのですが、見どころは多くあります。王宮があったように国の中心部だったため、歴史的な建物が通りに建ち並んでいるのです。

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まず最初に紹介したいのはベルリン王宮。かつて国王が住んでいた建物は第二次世界大戦によって崩れ落ち、その後は東ドイツの共和国宮殿が建てられていました。しかし、共和国宮殿もまた、ドイツ統一、また建物が抱える問題によって撤去され、現在はベルリン王宮の再建が進められています。この様な場所は歴史の激動を感じるには最適かもしれません。

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ベルリン王宮から東へ進むと見えてくるのはドイツ歴史博物館です。こちらの建物は、かつて武器庫として使用されていたもの。現在では博物館として生まれ変わり、中世から20世紀末までのドイツの歴史を振り返ることができる場所となっています。観光だけでなく歴史を学びたい人にはうってつけの場所と言えるでしょう。

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ドイツ歴史博物館を通り過ぎると見えるのはノイエヴァッヘ。クラシックな印象を与える建物は、衛兵所として建てられたものです。東ドイツ時代までは、建物の前で衛兵の交代が行われていました。そんな軍と関わりのあった場所ですが、現在は暴力や戦争の被害者を追悼する施設として使われています。内部には戦争で息子を失ったケーテ・コルヴィッツによる息子を抱きかかえる母親の像が設置されており、戦争の悲惨さを感じることができるでしょう。

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ノイエヴァッヘの隣にある建物はフンボルト大学。この地域に初めて建てられた大学で、ドイツを代表する大学として知られています。歴史ある大学のため、多くの著名な教員や卒業生を輩出しており、教員として勤めた、哲学者のヘーゲル、フィヒテ、ショーペンハウアーが特に有名です。現在では大学前に古本を販売する屋台が並ぶなど、ちょっとした観光地になっています。海外の大学の様子が気になるのであれば、覗いてみてはどうでしょうか。

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他にもドイツ歌劇場や図書館など多くの建物が通りに並んでいますが、それを通り越して、歩いていくとパリ広場にたどり着きます。その前にあるのはフランス大使館。そして広場の西側にはブランデンブルク門が見えます。ここがウンター・デン・リンデンの西の終わりで、門の向こう側には戦勝記念塔が見えます。このように通りを歩いていくと、多くの歴史的な建物やベルリンの見所を観光することができます。もしベルリンを観光したいのであれば、ウンターデンリンデンを歩いてみてはどうでしょうか。気軽にたっぷりベルリンの見所を楽しめると思います。

 

現地記者:
林 清英

大学卒業後に渡独。フリーランスライターとしてドイツの文化に
ついて多くの記事を執筆中。

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