表現主義画家フランツ・マルクが描いた色彩と動物の世界

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ドイツ

2014年1月 6日
カテゴリー:ヨーロッパ | ドイツ

表現主義画家フランツ・マルクが描いた色彩と動物の世界

皆さん、新年明けましておめでとうございます。

2014年にドイツ旅行をされる方、そして、そうでない方にも今年の初記事では

ドイツの芸術について語りたいと思います。そこでご紹介したいドイツの表現主義を

代表する画家がいます。ミュンヘンとパリで活躍したフランツ・マルク(1880-1916)

です。第一次世界大戦に参加したことにより36歳という若さで人生の幕は

閉ざされましたが、彼が生み出した作品は今でも大切に保管されているのです。

 

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(フランツ・マルク。1913年。©Franz Marc Museum)

 

マルクが偉大な画家だったことは彼の名を受け継いだ美術館が証明しています。

 

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(フランツ・マルク美術館。©Ursula Meier)

 

フランツ・マルク美術館は南バイエルン州の小さな町、コッヘルにあります。

きれいな湖があることでも知られている場所です。ミュンヘンから電車で

辿り着けます。1986年に開館した美術館では年間、マルクや表現主義に関連した

様々なテーマ展が開催されます。

 

2014年2月16日から5月18日まで行われる展示会”Aufbruch zu Licht und Farbe”

(光と色彩への旅立ち)ではマルクが1902年から1907年までのパリ滞在でゴッホ

などから刺激を受け、ものの色彩を新しくとらえる姿勢を見ることができます。

のちに現実の色彩から離れ、ものに別の色彩をつけることがマルク作品の大きな特徴と

なっていきます。

 

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(Hocken im Schnee(雪の中に座って)1911年。©Franz Marc Museum)

 

ミュンヘンに戻ってから、マルクは1912年にロシア出身のワシリー・カンディン

スキーたちと「青騎士」(Der blaue Reiter)という表現主義画家の芸術家

サークルを立ち上げました。また、同名の芸術年間誌も発行し、このサークルに

集まった画家の作品は今日ではミュンヘンのレンバッハハウス美術館に貯蔵されて

います。

 

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(レンバッハハウス美術館。元は19世紀の画家レンバッハの邸宅兼アトリエ。

©Städtische Galerie im Lenbachhaus München)

 

ここでは、表現主義以外のテーマ展も行われますが、青騎士のコレクションは

常に観賞できます。動物好きなマルクは青騎士時代、動物をモチーフにした絵画を

たくさん描きました。マルク流の色の合わせ方は、動物に不思議な個性を与えて

いるようです。

 

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(Blaues Pferd I(青い馬I)1911年。©Städtische Galerie im Lenbachhaus

und Kunstbau, München)

 

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(Der Tiger(虎)1912年。©Städtische Galerie im Lenbachhaus und

 Kunstbau, München)

 

青騎士の展示会ではマルク以外にカンディンスキー、パウル・クレー、ガブリエレ・

ミュンター、アレクセイ・フォン・ヤウレンスキーなどミュンヘンを中心に活動した

画家の名作も公開されています。

 

フランツ・マルクとドイツの表現主義を学びたい方は、ぜひ2つの美術館で彼の

作風を追ってみてください。

 

Franz Marc Museum(フランツ・マルク美術館)

Franz-Marc-Park 8-10

82431 Kochel am See

Tel +49-(0)8851-92488-0

info@franz-marc-museum.de

www.franz-marc-museum.de

開館時間:火~日、祝日 4月~10月 10:00~18:00、11月~3月 10:00~17:00

(毎週月曜日、12月24日、大晦日閉館。)

入場料:大人8,50ユーロ、小人(7~16歳。6歳以下無料。)3,50ユーロ、

ファミリーチケット19ユーロ。

(イースター期間から9月までは美術館の入場と湖の周遊を含んだチケットを

購入できます。料金:大人14ユーロ、小人6ユーロ、ファミリーチケット

32ユーロ。)

 

Städtische Galerie im Lenbachhaus(レンバッハハウス美術館)

Luisenstraße 33

80333 München

T +49 (0) 89 233 320-00

lenbachhaus@muenchen.de

www.museen-in-muenchen.de

開館時間:火 10:00~21:00、水~日10:00~18:00、大晦日17:00まで開館

(毎週月曜日、12月23・24日、2014年6月23日~27日閉館。)

入場料:大人10ユーロ、学生・小人5ユーロ

 

 

 

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現地記者:fumiii
2005年からドイツ在住。「ハンドメイドライフ」という日本人向けドイツの
ライフスタイル情報サイトを運営しています。
http://www.handmadelife.eu
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