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ここがヘンだよ?!ドイツ人
昔、よく観ていたバラエティー番組「ここがヘンだよ外国人」にちなんで今回はドイツ人のおかしな行動・文化を紹介します。ドイツ人に囲まれて暮らしていると「え?なんで?!」と思うことが度々あるので、この機会に暴露させて下さい(笑)
ここがヘン!自分の誕生日は自分で祝う。
誕生日に友達がサプライズパーティーを開催してくれた。周りの人が「○○の誕生日はみんなで祝おう!」と言ってくれた。このような経験は皆さんにもあるかと思います。家族や友人が自分の誕生日に何か企画してくれると嬉しいですよね☆
ところがドイツでは逆に誕生日の人が自分でパーティーを計画してお客さんを呼ぶのです!どこでお祝いするにも結局主催者に負担がかかる仕組み・・・というのも家にお客さんを呼ぶなら飲食物の用意、外で祝うなら食事代を全て払う必要はないですが、少なくとも全員にショットをおごるのが常識です。これがドイツ式の誕生日パーティー。出費がかかる年間行事です(泣)
ちなみに社会人の場合は会社によりますが、ケーキを持参して仕事仲間に分けなければいけません。ケーキを持ってきた引き換えにプレゼントをもらえます。
以下の写真は先月私の同僚が2時間かけて作ったいちごのケーキです。スパークリングワインが混ざったクリームがとてもおいしくて、中でも社長が一番嬉しそうに頬張っていました。その供給に対し、同僚はマッサージ券をもらい喜んでいました(苦笑)
ここがヘン!毛嫌いするのは「毛」のせい。
グリーンピースなど自然保護団体の活動が活発なドイツ。ベジタリアンもとても多く、飲食店を開く場合は最低一つベジタリアン用のメニューがなければいけない法律があるぐらいです。
それでも中には「動物がかわいそうで、肉は食べられない。でも魚介類は平気。」という矛盾な人も。更に「毛皮のコートは着れない!でも革のベルトや靴は持っているよ。」という人まで。どっちにしろ動物は死ぬのに毛皮の生々しさが苦手なのでしょうか。動物保護を重要視しつつも、自分の生活に反映できていない人が目立ちます。近年は流行で毛皮のベストなどが多く売られ始めました。動物保護にこだわりたい人には正直、植物性の素材しか使わないステラ・マッカートニーの服などをおすすめしたいですね!
(このようなファーベストは日本でも売っていますよね。ドイツでも流行っています。)
ここがヘン!間違った日本語を使う。
おもしろいことにドイツで流行っている日本語単語があります。それは「神風」と「腹切り」。でもドイツ人の使い方は少しずれています(笑)
例えば友達がスキーの話をしていた時に、自分がもの凄いスピードで滑ったことを「あれはKamikazeだった!」と自慢。(要は「神業」のこと・・・)また、別の知り合いはある頼みごとをするために苦手な人に電話をかけようとしました。そこで彼女が放った言葉「Harakiriの思いであの人に電話をかけよう!」(そんなことを武士道の規律と比較してもらいたくない!)物事を大げさに表現する時にKamikazeとHarakiriが使用されます。
ドイツでこの単語を耳にした時は・・・微笑んであげてください。間違って使っていることに本人は気づいていないと思います(苦笑)
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