フランスの夏の食べ物といえばこれ!

夏真っ盛りのパリ。日差しは強いけれど、カラッとしていて日本の蒸し暑さよりは大分過ごしやすいのが嬉しいです。さて、今回は夏の食べ物です。農業大国フランスでは、季節によって旬の野菜や果物が違います。売り出しているものを見て「春だなぁ」とか「もう夏だな」と季節を 感じたりします。暖かい春や夏は実り多い季節なので、青果の種類も豊富で美味しくてとにかく安いのです。そこでまずは、夏の果物を紹介します。

まずはメロン。フランスのメジャーなメロンは「シャランテ」といって、外見は緑のストライプ、中身はオレンジです。直径10~15cmくらいで、安い時は 1個約1ユーロで売り出されます。甘くて、みずみずしくて、本当に美味しいですよ。こちらでは冷やしてデザートとして食べたりはもちろん、生ハムと合わせておつまみとして食べたりもします。

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とにかく安くて美味しいフランスのメロン

桃も夏特有のフルーツ。こちらでは白桃「ペッシュ・ブランシュ」と黄桃「ペッシュ・ジョンヌ」があり、黄桃のほうが少し酸味が多めと微妙に味も違います。 直径5~6cmほどで日本のものよりは小さめ。安い時は1kg5~6個で2.5~3ユーロほどで買えます。吟味する必要がありますが、触るとしんなりしていてほどよく柔らかいものを選ぶと熟れている可能性大。日本では高級品の桃、夏にフランスにいたら是非味わってみてください。

ちなみに、フランスでは「ペッシュ・プラ」という平桃もあります。上下が潰れた形で見た目はイマイチですが、丸い桃に比べて甘いのが特徴。少しお高めですが、確実に美味しいのはコチラです。

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種類豊富なフランスの桃

もう一つの人気の果物はさくらんぼです。夏以外の季節だとたまに外国からの輸入品が売り出されていたりしますが、とにかく高い。夏にはフランスのさくらんぼが1kg4~5ユーロで買えるので、まとめ買いしてしまいます。あまり当たり外れがないのはいいのですが、さくらんぼはデリケートなフルーツなので、 ちょっと時間がたつとすぐに悪くなってしまうのが難点。そんな時は卵と小麦粉、牛乳を使ってクラフティにしてしまいます。さくらんぼの甘さが引きだされて 再び美味しく頂けますよ。

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当たり外れがないけれど、良い粒を選びたいさくらんぼ

最後に、やはり夏といえばアイスですよね。パリでは老舗からジェラート、フローズンヨーグルトまで様々なアイス屋さんがありますが、最もパリっぽいお店と いえば、ここベルティヨン。サンルイ島にある老舗で、パリのアイスといえばここと言われるほど今でも根強い人気があります。サンルイ島のカフェやレストラ ンのほか、パリ中のお店でもここのアイスを出している所が多いです。マロングラッセやキャラメルなどのフランスならではのフレーバーや種類豊富なフルーツ ソルベと、魅力的なフレーバーが多くて迷ってしまいます。夏のサンルイ島に来たら、是非。ただ、暑い時は行列覚悟です。

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パリのアイスの代名詞ベルティヨン (c) Paris Tourist Office - Photographer : David Lefranc

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夏に食べたい食べ物といえばアイス (c) Paris Tourist Office - Photographer : Amélie Dupont

>>フランスの夏の飲み物といえばこれ! はこちら

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