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ポーランド人男性はロマンチスト?花を贈ったり女性をさらりと褒めたりと...日本人男性も見習わなきゃですね
ヨーロッパ人男性=ロマンチック、情熱的
というイメージをもっている方も多いかと思います。実際のところどうなのでしょう?私の周りのポーランド人男性を見てみると...
目次
ポーランド人男性は「花を贈るのが好き」
まず言えるのが「"花を贈る"のが好き」ということ。茎にリボンをシンプルにくるりと巻いた花一輪から素敵にアレンジされたブーケまで、ポーランドでは日常的に花を贈るという行為が、日本よりもずっと浸透しているように感じます。
春の訪れを感じさせてくれるチューリップはこの時期定番の花です。
ポーランドのチョコレート菓子「ミハウキ」付きのブーケや
宝くじつきのブーケなど、ユニークなブーケもたくさん!
ちなみに、「空港には花をもって迎えに行く」というのもポーランドの習慣のひとつです。ポーランドの空港に降り立つと、花とともに再会を喜ぶ人々の姿があちこちで見られます。
ポーランド人男性は「褒め言葉を惜しまない」
ポーランド人男性が日本人男性とちょっと違うのは「褒め言葉を惜しまない」ことでしょうか。または「リアクション上手」と言い換えてもいいかもしれません。気合いを入れてオシャレした時に「わあ!いつもきれいだけど、今日は特別きれいだよ」とか「そのネックレス、君によく似合ってる!」とか女性が褒めてほしいときにリアクションするのが上手です。そして照れずに言えちゃう。恋人や奥さんだけではなく、女友達、お母さんおばあちゃんをもさらりと褒めているのをよく耳にします。
また、日本人の美徳である「謙遜」というのをあまりしないので「うちの奥さんの料理は美味しくてさー」などと身内のこともよく褒めます。"褒めて伸びるタイプ"にはポーランド式は嬉しいですね。
ポーランド語は、恋人や妻への「呼びかけ」バリエーションが豊富
あとは恋人や妻への「呼びかけ」(いわゆる、英語の"ダーリン"、"ハニー"というやつ)、このポーランド語がバリエーション豊かなのには驚かされます。ドラマや映画でもよく出てくる一番ポピュラーな呼びかけが"kochanie(コハニェ)" 。日本語にすると「愛しい人」って感じでしょうか。これは本当によく耳にします。
他には
- słońce(スウォンツェ・太陽)
- pszczółko(プシチュウコ・みつばちちゃん)
- miśku(ミシク・クマちゃん)
- aniołku(アニョウク・天使ちゃん)
- kotku(コトゥク・子猫ちゃん)
- skarbie(スカルビェ・宝物)
- motylku(モティルク・蝶々ちゃん)
- kruszynko(クルシンコ・クランブルちゃん)
などなど...。
日本語でこんなふうに呼びかけられたらと想像するだけで気恥ずかしくなってしまいそうですが、ポーランド人男性は照れなどなく使い、呼びかけられる女性も嬉しそうに受け入れいています。やはりこれは感覚の違いでしょうか...。そんなわけで「言葉」から判断するならば、ポーランド人は日本人よりロマンチックで情熱的だと言えそうです。
毎年3月8日は「国際女性デー」
3月8日は「Dzień Kobiet(ジェン コビエト)/国際女性デー」。男性から女性に、日頃の感謝と愛を伝える一日です。たくさんの花を抱えて歩くポーランド人男性たちと、それを褒め言葉とともに受け取る女性の笑顔が街中で見られることでしょう。
ちなみにこの国際女性デー、ポーランドだけのものではなくヨーロッパ、特に旧ソ連諸国では大々的に祝われる一日です。国際女性デーならではのサービスやイベントもたくさんあって、女性にとって楽しい一日です。
<国際女性デーの記念イベント、チョコレート作りワークショップの様子>
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ogrod
- 2010年秋よりポーランド南西部在住。小さな田舎町でポーランド人家族とのんびり暮しつつ、日本とはずいぶん違うポーランドの文化、料理、言葉、人々の暮らしをマイペースで勉強中。