お財布みたいで縁起がいい台湾式バーガー!ふかふかの割包

B級グルメ天国台湾。街中には、1日3回の食事だけではもったいないほど、おいしい物にあふれかえっています。小腹がすいたときにおすすめなのは、割包(グァ―バオ)という台式バーガーです。今日は、日本人にも親しみやすい味で、食べ歩きにもおすすめな割包をご紹介します。

刈包とも書かれる割包は、半月型の白い蒸しパンにお肉と野菜の漬物を挟んだ、フカフカのバーガーです。中国の福州から伝わった食べ物で、挟む具は豚ばら肉が一般的。見た目が豚肉(豬)をかじった虎の口のようなことから「虎咬豬」という別名もあります。また半月型の形は、お財布のようでもある為、縁起のいい食べものとされています。以前は、忘年会などによく登場していたそうです。

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私がよく行くのは、B級グルメ街として有名な台南の國華街にある「阿松割包」というお店。小吃の激戦区である國華街で、長年地元の人か愛され続けている人気店です。

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割包い挟むお肉は、ノーマルな普通包と赤身部分の痩肉包、それに噛みごたえのある舌の部分を使った豬舌包の3種類があります。メニューには2個でいくらというふうになっていて、テーブルにはお持ち帰り用の袋も用意されていますが、1個だけや、違う種類のお肉をひとつづつという注文の仕方もOKです。

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蒸しパンがぱっくり開くほど、たっぷり挟まれたお肉は食べ応え十分。漢方をブレンドした独特のスープでじっくりと煮込むのだそうです。甘いピーナツソースがアクセントになっています。

阿松割包
台南市中西区國華街三段181號

そして、もうひとつ私が最近気になっている、割包のお店をご紹介します。それは黄色い外観が目を引く「不刈様」というお店。現代版割包という感じで、いろいろな種類の割包が楽しめるお店です。

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こちらは、油で揚げた割包に卵とチーズを挟んだ、炸蛋起司30元。サクサク食感のバーガーにトロリとしたチーズが相性抜群で、おいしかったです。他にも、玉子焼きやトンカツなどを挟んだ割包や、アズキやチョコなどの甘い餡を挟んだ割包などなど、いろいろあるのでぜひ試してみてくださいね。

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不刈様
台南市北區成功路22巷12號

台湾のスーパーや市場などでは、蒸しパンの部分だけを買うこともできます。お好みの具材を準備して、好きなだけ挟むのも楽しそう。台湾に来たらぜひ台式バーガーの割包をお試しあれ。

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ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

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