タイムスリップ旅行!米どころの村「後壁」

台南の中心部から、車で北東へ約1時間。台南のはずれにある後壁(ホウビー)にやってきました。のどかな田んぼの風景が、あちらこちらに広がる米どころの村です。スーパーなどにあまり流通しない希少な後壁米は、チャンピオン米にも選ばれたことで有名です。

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小雨がパラつく中、菁寮老街にやってきました。木造家屋など、昔ながらの街並みが続き、まるで時間が止まっているかのようです。最初に気になったのは、こちらのお醤油屋さん。「萬味香醤園」。

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「蔭油」とラベルに書かれていますが、蔭油とは黒豆を使った醤油のことで、日本統治時代に製造が始まった大豆の醤油よりも、もっと前から作られていたそうです。

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店頭には、パチンコや、竹馬など昔ながらのおもちゃがあり、店内にも駄菓子売り場があります。ノスタルジックな雰囲気は、子供たちにとって新鮮なようで、家族連れでにぎわっていました。

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住所:台南市後壁区菁寮里58号

散策を続けていると、「稻稻來」というお米食堂を見つけました。稻稻來というのは、台湾語で「ゆっくりしてね~」という意味で、もともとはこの地区の村長さんのご自宅だった場所だそうです。その食堂わきに人がぞろぞろ入っていきます。後に続いてみると、中からいい匂いが...。米粉を使ったパンを作っている真っ最中でした。

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小さなお店があり、出来たての米粉パンを販売していました。プレーンは3個で100元。モチモチした食感と香ばしい風味が、病みつきになりそうです。

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住所:台南市後壁區墨林里189號

他にも菁寮老街には、ノスタルジックなお店がたくさんあります。こちらは、客家花布の雑貨屋さん。

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「老茶室」という昔の飲み屋。女の人が男性客を接待するような場所だったそうです。

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こちらは、年季の入った自転車屋さん。

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蒸し熱くなってきたので、こちらのアイス屋さんでひと休み。「和興冰果部」なんて、なんとも部活みたいな名前ですが、創業1934年の老舗アイス屋さんでした。

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レトロな雰囲気の店内で、たくさんのお客さんが注文していたのが「花生牛?冰(ピーナッツミルクアイス/35元)」。アイスのような、シャーベットのような食感の素朴なアイスに、カリカリのピーナツがのっています。疲れもすっかり吹き飛びました。

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住所:台南市後壁區菁寮里46號

後壁の旅はいかがだったでしょうか?アクセス方法は、台南駅前ロータリーから黄幹線で新營まで行き、そこから黄6支線に乗り換え、菁寮國小下車。台南を訪れる際は、後壁まで足をのばし古き良き台湾情緒に触れてみるのも、いいものですよ。

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ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

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