シンガポール
トゥドンでファッションに差をつけよう!
近年、マレーシアではイスラム教徒のマレー系女性が頭に被るスカーフ(またはトゥドンと呼んでいる)の華やかさに目を奪われる。
アラブ圏ではヒジャブというこの頭被りには色、柄、デザイン、ビーズ刺繍、スパンコール付きと種類はとても豊富な上にモダンなつけ方やテクニック、それに伴うブローチのつけ方と被り方にもそれぞれのセンスが見え隠れする。
髪を高く結い上げて奥行きを出したり(髪の短い人用には「あんこ」もある)、キャップ風にしたものなど様々で、コンサバなトゥドンにも、実は流行があるのだ。
またどこの街にもトゥドン専門店があり、そのバラエティーといったら驚くべきものがあるが、実際のショップよりも多くのオンラインショップがありマレー女性は、オンラインでトゥドンを購入することを好むといった統計がある。
マレーシアをトゥドンファッションのハブにしようと政府観光局が後押しをしているのもうなずける。
クアラルンプール市内のマスジット・インディアの周辺も、マレー系の民族衣装バジュ・コロン、バジュ・マラユ、やインド系の民族衣装サリーやパンジャビードレス、ドーティ、ジュッパなどと一緒に、手ごろな値段でたくさん売られている。子供用もとてもかわいいのがある。マレー系女性は、小学校1年生からトゥドンをかぶらなければならず、学校の制服としてのトゥドンは通常地白か水色のコットン素材だ。
髪の毛で見せる顔と髪の毛を隠した時の顔立ちというのは全然違うもの。当地の女性は目鼻立ちがはっきりとしているので、被るとたいがいきれいな顔が引き立つが、中には似合わない人もいるようだ。それでも彼女たちはみんな民族衣装とセットとは限らずにTシャツ&ジーンズでも、よりおしゃれを楽しんでいる。
マレー人系の断食明け祭りハリラヤなど各民族の行事に合わせて民族衣装をオーダーメイドする日本人も増えてきたようだ。そんなときにはぜひセットでトゥドンファッションも楽しんではいかがだろうか。これから訪れる行事にどのような服を着ようかしら、と選ぶのは女性ならではの楽しみのひとつだ。
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現地記者:YasminYoko
マレーシア、クアラルンプールに在住。
渡航して23年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、
日本語教師、個人輸出業を手がける。
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