書店か?図書館か?雑貨店か?ソウルで最大級の『教保文庫』

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ソウルで最大級の書店である『教保文庫』は、非常にユニークな経営理念を持っています。
中に入ってみると書籍の多さにも驚きますが、所々椅子に座って本を読んでいる人が...。
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中央には巨大なテーブルまで設置してあり、まるで図書館のよう。
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日本だったら、売り物の本を読むなんて、けしからん!となるでしょうが、これは教保文庫の創業者である故シン・ヨンホ氏の経営哲学に基づいているのです。
故シン・ヨンホ氏といえば、その昔、勉強したいがお金がない学生が本を万引きした時に、「本の万引きは罪ではない」としてその学生を許したエピソードが有名です。
その経営哲学が今でもいかされて、このように図書館のような書店となっているのです。
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当然のことながら、「他人が読んだ汚れた本を買いたくない」「作家に対する著作権侵害だ」などとの批判があり、書店側ではそれをすべて検証したようです。
結果、本を汚すようなマナーの悪い人はほとんどなく、売上はアップしたなどとの結論に至ったとか。
「本を売る」ことが目的ではなく「本に親しんで欲しい」という、すばらしいポリシーが伝わってきて、非常に感動します。
『教保文庫』に足を運ばれる時は、このエピソードを思い出してくださいね!
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さて、時間のない日本人観光客には『教保文庫』で読書は難しいでしょうが、こちらはCD&DVDや文具、雑貨も豊富に揃っていますので、見るだけでも飽きません。
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今回、非常に気に入ってしまった商品がこれ!
韓国料理のミニチュア『MINI RO』。
ものすごくカ・ワ・イ・イ~~~~♪
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韓国の食卓を再現したこの一品。
かなり忠実に再現していると思いませんか?
料理やテーブルなど、一つ一つ個別に買えるので、お気に入りのテーブルを作ってみてはどうでしょう?
アクセサリーや携帯ストラップにも加工できそうなので、ぜひぜひ楽しんで見てくださいね!
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ちょっとしたフードコートもありますので、疲れた時はこちらで休憩もできます。
本の持ち込みはNGですよ。
本屋であって、本屋でない『教保文庫』オススメです!

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初めて韓国の地を踏んだン十年前の懐かしさが忘れられず、とうとう永住権まで取得。主人は韓国人、子供なし。奮闘と葛藤の飽きない毎日を過ごしています。

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