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インド

インド在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

インドで食べるチベット料理

インドはヒンドゥー教の国というイメージがあると思いますが、実は広大なエリアに、様々な民族・宗教の人々が住んでいる多様性の国。そんなインドには、チベット系の人々も多く住んでいるんです。

ダライ・ラマ法王の本拠地であるチベット亡命政府もインドのダラムサラというところにありますし、チベット人コミュニティも巨大です。それにインドのシッキムやラダックと言ったエリアは、そもそもチベット文化圏。インドを旅行していると、チベット系の人を見かけることもたびたびあるかと思います。

そんなわけで、インドにおいてもチベット文化を感じることができるのですが、それは食事にしても同じ。チベット料理が食べられるレストラン・屋台などは、インドにもけっこうあるんですよ!

 

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こちらはチベットの代表的料理、モモ。
写真で見ておわかりのように、見た目は水ギョウザですよね。
味もまさにその通りなんです!
これはスチーム・モモで、つまり蒸しギョウザです。
モモの中身は、チキン・ポーク・ビーフなどなどいろいろあります。
そして、インドにはベジタリアンが多いので、必ずベジ(野菜だけ)も選べるようになっているのがおもしろいところ。
熱々のスチーム・モモはとってもジューシーでおいしいですよ!

 

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こちらもモモですが、これはフライド・モモで揚げギョウザのような感じです。
スチーム・モモにしてもこのフライド・モモにしても、赤いチリソースを付けて食べるのがお約束。
少し辛いのですが、慣れるとこのソースなしでは物足りなくなります。
モモは、インド料理の特徴であるスパイス多用のマサラ味とはまるっきり違っていて、日本人には非常に食べやすい味。
チベット・ネパール料理であるモモは、今では完全にインド社会に定着しており、チベット・ネパール系以外のインド人も、軽食としてよく食べています。モモはレストランで食べられるのはもちろんですが、屋台もたくさんあるんですよ。
おいしいモモの屋台はいつも多くのインド人で賑わっています。

 

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こちらはチベット料理の定番として有名な麵料理トゥクパ。
味は基本的に塩味で、あっさりしたラーメンかおそばという感じ。
こちらも具は、チキン・卵・ビーフなどなどから選べます。
トゥクパは基本的に細麺ですが、他にもタントゥクという平たい麺を使った料理もあります。
モモと言い、このトゥクパと言い、日本人には非常に馴染み深いですよね。
私も、インド料理のスパイシーさとマサラ味に疲れた時は、チベット料理を食べに行きたいなぁ、なんて思うんです。

 

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そしてこれはティモと呼ばれるチベットの蒸しパン。
初めてこれを見たとき、「もしかして肉まんかな?」と思ったのですが、
このティモは、肉まん・あんまんの中身がないバージョンです。
パンの味はまさに肉まん・あんまんの外身と同じ。
他のおかず料理と一緒に食べるようですが、そのまま何もつけないで食べても十分においしかったです。

 

チベットの人達は、もちろん自分の家でもモモなどを作って食べています。
一度チベット人の友人夫婦と一緒にモモを作ったことがあるのですが、
本当に日本のギョウザのような感じで作ります。
ただ日本ですと、ギョウザの皮が売っていてとても楽ですが、こちらでは皮も粉からこねて伸ばして作ります。味に影響するので、こね方や伸ばし方の塩梅はなかなか難しいようです。友人夫婦の場合は、奥さんよりも旦那さんのほうがモモを作るのが上手だとのことでした!

現地記者:
すずまむ

2001年よりインド在住。
現地の大学で日本語を教えて早10年。
通訳・ライターなどもこなしつつ、日印交流の為日々奮闘しています。

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