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中国

中国在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

洛陽で歴史探訪!

洛陽といえば黄河流域にあるため黄土の肥沃な大地の恵みに支えられ、歴代幾つもの王朝が都を置き、中国文化の礎とも言える中原文化の中心地として栄えた古都です。風水的にも非常にいい場所とのことで、他所に都をおいた王朝の皇帝たちも多く葬られており、墓の都と呼ばれることもあるそうです。今なお伝統的な中国らしい生活の雰囲気を残す洛陽は、歴史好きには堪らない魅力の詰まった街です。今回はそんな洛陽の名所旧跡をぶらぶらしてきました!

 

洛陽周辺図。赤い三角が皇帝陵、青い半円はその他の偉人(杜甫や白居易など)の墓を示しています。

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最初に足を運んだのは世界遺産としても高名な龍門石窟です。

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 入り口の門をくぐると川沿いの岩壁に多くの石室と仏が彫り込まれ、寺院群を形成しています。そのスケールは写真に収めきれないほど雄大で、見るものを圧倒します。

 

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 これだけ大きな仏像(何十年も前は地元の子供達がこの仏像の足に抱きついて、幸運を祈ったそうですが今は柵があり触れられません)も、全体から見ればほんの一部分に過ぎません。その一方で細部にまで仏や装飾の細工が施され、一つの宇宙を形作っているようです。

 

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 ひと通り回るには数時間掛かりそうですが、短時間で一見するだけでも十分な価値がある場所と言えるでしょう。

 

 次は三国志で有名な関羽が眠り祀られている関林です。関羽は武術、そして何よりも商売の神様として広く漢民族に信仰されており、日本でも中華街には関帝廟があります。ここはその大元のような場所と言えるでしょうか。たくさんの人が熱心にお祈りを捧げていました。

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 さて、今度は隋唐時代の城門と町並みの面影を残す麗景門です。二重に構えられた大きな城門をくぐると、その先には往時を偲ばせるレトロな町並みが並んでいます。

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 歴史的な町並みを謳った観光地は広い中国のあちこちにありますが、観光地化が進んだ場所は現地の人たちの生活が近代化しており、史跡との対比がアンバランスな事が多いです。ここにはまだまだ「古き良き中国の生活」が残っており、歴史の匂いを感じさせてくれます。

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 そろそろ小腹が空いてきたので洛陽グルメの一つでも味わっていきましょう。洛陽のある河南省といえば「烩面」の本場として有名です。羊の肉や骨などを煮込んだスープをベースに、手延べの平たい小麦麺が特徴的です。スープはとろみが付いていますが、決してしつこくありませんし、羊臭さも感じません。歩き疲れた身体に優しくエネルギーを補給してくれる感じです。ひと通り味わったら、辛味を足してみるのもお薦めです。

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こういうローカルなお店で食べるのがたまらないです!

 

 さて、帰りの時間までまだもう少しあります。空港近く、バス停いくつか手前にある古墓博物館に立ち寄ってみましょう。ここは「墓の都」洛陽のあちこちから出土した各年代の墓やその副葬品を展示しています。あまり知られていませんし、設備や陳列が整っているわけではありませんが、価値としては帰りのついでに立ち寄るには勿体無いくらいです。特に圧巻は、蟻の巣のように枝分かれして配置された墓室たちで、実際に中に入って鑑賞することができます。中には当時描かれた絵や装飾が未だ鮮やかに残っているものもあります。

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 歴史の魅力が詰まった街、洛陽。王城公園や牡丹園、洛陽博物館など紹介しきれなかった場所がまだまだあります。一度訪れてみては如何でしょうか?

現地記者:
のじママ・のじパパ

上海在住6年目。 
街歩きと食べることが趣味。独身時代から結婚、出産、子育て生活を上海で満喫しています。ローカルな視点で日々変わる上海の街の様子をお届けします。
 

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