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中国

中国在住の現地記者が各地のお祭りやイベント、ご当地グルメからおもしろスポット、生活のひとコマまでフレッシュな現地の情報をお届けします。

上海で春節(旧正月)を過ごしてみました。

長い春節休みが終わり、通常生活に戻りつつある上海からお送りします。

今年の春節は1月28日。国が定めた休暇は1月27日~2月2日までの7連休。でも早い人は1月中旬から休みに入って2月中旬ごろやっと戻ってくるという人もいます。

春節の2週間前ごろからだんだんと年末らしい慌ただしさになり、1週間前からは明らかに上海から人が少なくなっていきます。そして新年を迎える頃には、市内は人も車も消えたようにガランとします。

我が家は昨年に引き続き、今年も春節を上海で過ごしました。上海で年越しをするとどんな感じなのか、少しご紹介したいと思います。

 

 

日本で大晦日に紅白歌合戦を観るように、ここ中国でも大晦日に「春聯晩会」という歌番組が放送されます。日本のそれよりも規模が大きく、中国各省と中継をむすび、歌も踊りも漫才もあって、軍隊まで出てきて、とにかくみんなが楽しめる番組になっています。中国らしく赤い色がドーンと目に入ってきて、とても豪華ですよね!

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新年が近づいてくると、「大人のお年玉」のやり取りが始まります。

春節近くなると、「紅包」という言葉をよく聞くようになります。紅包(hong bao)とはお年玉のことを指し、最近はWechat(中国版LINE)でこの紅包のやりとりをするのが流行っています。まず、紅包を配る人(主に会社の上司など)が、配る総額を決め、それを何人でどう配分するかを決めます。そしてSNS上(グループチャット内)に投稿するやいなや、紅包を心待ちにしていた人たちが我先にクリックをして争奪戦になります。多く貰える人もいれば少額の人もいて、まさに運試し。紅包をもらえたことに感謝し、「謝謝老板!(社長、ありがとうございます!)」と御礼のチャットが飛び交います。大きな会社の社長クラスになると、従業員だけでなく取引先にも紅包を配るため、人によって消費する紅包は、何十万円とも何百万円ともいわれています。

もはや風習というより遊び感覚になってしまっていますが、ちゃんとした子どもへのお年玉(こちらは圧歳銭といいます)の風習もちゃんと残っていますよ。

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そして年が明けた上海。

春節の上海は、人も車も少なくなって、街がとっても静かになります。

いつも車で溢れている道も、以下のようにガラン。道路の真ん中で立ち止まって写真が撮れるほど。

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お店もシャッターを閉めて長いお休みに入ります。

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このガランとした上海の街は、春節の時期しか味わえません。

すれ違う人がほとんど居ないので、道がとっても歩きやすく、聞こえてくるのは上海語率が高くなります。地方から上海に働きに来ている人たちがごっそり帰省するので、街中に残っているのは必然的に地元上海人なのです。

そんな静かな上海の街でも賑わっているのが、デパート。さすがにデパートや大手チェーン店では、春節期間中も営業しています。日系の老舗デパート久光も、今年の干支・鶏をあしらった豪華な装飾でお出迎えです。店内も特設コーナーでお正月飾りや手土産用のお菓子の詰め合わせ等の商品がズラリ。

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日本人にはおなじみの「福袋」も。でもこちらの福袋は、開けてのお楽しみではなく、予め中身が何か分かっている福袋なのですが。

街中でも、この福袋を持っている人たちを多く見かけました。

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中国の暦で年が明けて1週間ちょっと経ちましたが、上海の街はまだまだ元の賑わいを取り戻していません。大晦日や春節当日のガランとした上海の街を見るのは面白いかもしれませんが、その前後は中途半端な時期なので、観光に来る人は旧暦にご注意くださいね。

新年快楽!

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現地記者:
のじママ・のじパパ

上海在住6年目。 
街歩きと食べることが趣味。独身時代から結婚、出産、子育て生活を上海で満喫しています。ローカルな視点で日々変わる上海の街の様子をお届けします。
 

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