上海の夜景を船上から鑑賞♪黄浦江ナイトクルーズ

上海観光の際には欠かせない、川沿いからのロマンティックな夜景鑑賞。あたたかくなってくるこの季節、特におすすめしたいのが「黄浦江ナイトクルーズ」です。この遊覧船クルーズは、乗り場もルートもさまざまに用意されているのですが、今回は旅行客の方にも利用しやすい「十六舗」エリアからの発着便をご紹介していきたいと思います。

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「十六舗」は、上海を代表する観光スポット「外灘」から南へ少し歩いた場所にあります。まずは、大きなデッキのある建物の地下へ向かいましょう。そこが遊覧船乗り場になっています。チケット売り場では、好きな時間帯の遊覧船をチョイスすることができます。料金はひとり120元程度(食事なしの場合)。運航会社や船のタイプによって、価格は前後すると思います。

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チケットを購入してから、直前に船に乗り込みます。この日は土曜の夜7時頃だったこともあり、お客さんでいっぱい!船内は3階建てで、1・2階は屋内席となっていますが、やはり3階のデッキがいちばん人気のようです。

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「人ごみの中で夜景を鑑賞するのはちょっと...」という方向けに、入口でお金を支払うと入ることができるVIPスペースも用意されています。ひとり60元程度(船により異なる)かかりますが、個人的にはとってもおすすめ!人が少なく静かなので、より快適に夜景を楽しめるんです。

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この有料スペースもほかと同様、屋内席&デッキが用意されています。もちろんデッキでも、椅子に座ってゆったりと過ごすことができますよ。ちなみに、デッキは風が強く、夏でも少し肌寒く感じることも。何か羽織るものを一枚持っておくと安心です。

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さて、ここから1時間弱のクルーズが始まります。時間とともに移り変わる景色を楽しみたいのなら、夕方から夜にかけて訪れるのがベスト!建物がライトアップされるタイミングを狙うのも良いですね。

出航してからまず左側に見えてくるのは、「陸家嘴」エリアの高層ビル群。「上海環球金融中心(SWFC・通称上海森ビル)」のほか、2015年中に完成予定の「上海中心(上海タワー)」もしっかり眺めることができます。

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逆サイドには、外灘の歴史建築群がずらりと並びます。異国情緒漂うレトロな建物の数々に、思わずうっとり...。心地よい風にあたりながら両岸の景色を見渡していると、「ああ、今私は上海にいるんだなあ」という実感がわいてきます。

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少し進んでいくと、今度はテレビ塔「東方明珠塔」が間近に迫ってきます。ネオンが輝く近未来的なパノラマは、今なお発展し続ける上海そのものを表しているようです。

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北外灘の折り返し地点まで来たら、Uターン。帰りも行きと同様のコースを辿るので、ずっと同じ場所で眺めていても問題ありません。近くを行き交う他の遊覧船の幻想的なイルミネーションも、また見ものです。

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最後は、元の発着場所へと戻ってきます。私自身も今回が初めてのナイトクルーズだったのですが、「今度上海で家族や友人などを案内する時には、必ず利用しよう!」と思えるほど楽しい体験でした。

クルーズを満喫した後は、帰り道に外灘の遊歩道をそぞろ歩きするのが鉄板コース。そのほか、遊覧船乗り場からすぐ近くにある「ホテル・インディゴ」のルーフトップバーをはじめ、外灘エリアのバーでお酒を一杯、というのも素敵です。上海の見どころがぎゅっと詰まったクルーズは、時間がない方にもぴったり。水上から臨む夜景は、地上から目にするのとはまた違った印象をもたらしてくれるはずです。旅の計画に、ぜひ加えてみてくださいね。

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