青島の田舎で親族まわりをしてきました

|中国海外現地情報ブログ|阪急交通社

現地情報 イメージ画像

中国

2014年1月21日
カテゴリー:アジア | 中国

青島の田舎で親族まわりをしてきました

 妻の田舎が中国の青島(チンタオ)なため、春節前に妻と里帰り(春節の時に里帰りしようとすると
物凄い帰省ラッシュに巻き込まれます…)ということで中国は青島の田舎(青島市内ではありません…)に
「探親」(中国語で「親族まわり」のこと)でやって来ました… ええ、本当に田舎なんです… 
収穫の終わったトウモロコシ畑やビニールハウスがどこまでもどこまでも続いていて、
こりゃ中国産の野菜その他が日本にまで出回るはずだと実感せざるを得ません…

 

PEK_140102_00.jpg
 

PEK_140102_01.jpg
(伝統的な四合院の立ち並ぶ青島郊外の妻の田舎)

 

 それで親族まわりなんですが、朝の8時に行きましょう(!)という話になり(農家の人たちの朝は早い)、
それはいくらなんでも早過ぎるのではと内心不安に思っていたところ、その前に朝市に行こうという
ことになりました。というのも親族周りの途中で寄った個人商店の主人が、たまたま自分も朝市に行くから
車に一緒に乗っていけ、と言うのです。

 

 で車に乗って村のはずれに来てみると、既にそれなりの人だかりが。
ここの朝市は村の朝市なので青島市内や北京などの都市の中で開かれている朝市ほどではないものの、
やはり村人総出みたいな感は否めません… さらに驚いたことに、ここの朝市には道端で海鮮を売っている
一群の人たちがいます。北京など内陸の都市では川魚(鯉やソウギョなど)は売っていても
新鮮な海鮮なんかは朝市では絶対売っていませんので、日本人には嬉しい限りです。

 

PEK_140102_02a.jpg
(朝の8時なのに既に人が集まり始めている村はずれの朝市全景)
 

PEK_140102_03.jpg
(朝市でエイ?その他を売っている「海鮮」売り場の一角)

 

それで妻に財布を渡すと、北京ではあり得ない勢いでどんどんとモノを買っていくので二度びっくり。
海鮮は大歓迎な一方で、そんなに買って一体誰が食べるのか?と心配そうに見ていると、
こちらの心情を察してか「(父母を含む)親族まわり用なの」とのこと。ところが買い入れた大量の食材を
持たされて帰路に着き、車を降りてから例の個人商店で妻がさらに60元以上(日本円にして約1000円
であるものの中国の物価は日本の3分の1程度なので商品価値的には3000円程度)の買い物をするのを見て、
噂に聞いていた中国の親族周りの真剣さというものを実感せざるを得ませんでした…

 

 農家である親族宅に着いたのはそれでも朝の9時半。
日本でも一昔前はそうだったかもしれませんが、数千円相当の品物を持って親族を訪問すると、
親族から食事をしていけと言われ、食事の際には子供たちを含む家族全員が食卓を囲んで旧交を温めます。
今回は既に家から出ている21歳になる娘さんもボーイフレンドと共にやって来てわたしたちに手料理を振舞う
ことに加わり、ちょっとした宴会のような感があります。帰宅の折にはさらにお土産も持たされ、
こうして親族まわりの「お返し」もしっかりしてもらいました。

 

PEK_140102_04.jpg
(親族宅の裏手には牛と豚と鶏とトラクター一式が)

 

 もしもこうしたやり取りがない場合、それは一種の意思表示とみなされ、やがては親族から呼ばれなくなり、
「薄情で礼儀知らずな人」とみなされてしまうことでしょう。近所の個人商店の顔見知りのご主人が
車に同乗しないかと親切に声を掛けてくれるのもしかり、それに応じてその個人商店でしっかり買い物を
するのもしかり、というわけです。そんなわけで青島での親族まわりはその土地柄、エイやアサリや海魚という
海鮮づくしな小宴会続きの毎日でお腹いっぱい、加えて順繰りにモノを送ったり送られたりでこちらもそれなり
散財覚悟です… これで春節に帰ったらどうなったかと思うと、正直少しホッとせざるを得ません…

 

 お聞き及びかもしれませんが、青島に限らず中国では農村や都市の別を問わず春節ともなれば
物凄い帰省ラッシュにもまれ、親族まわりで程度の差こそあれ皆がそれなりに散財する結果、人間関係も
経済も滞りなく回っていくことになります。そんなわけで、こうした中国的人情と礼儀に慣れた中国人の
友人知人に贈り物をするような機会がもしあれば、それなりのものを「あなたのために」選んで買ったと
渡してあげるといいでしょう。きっと喜ばれること、請け合いです。



中国行きのツアーをお探しの方はこちらから
中国行きの航空券をお探しの方はこちらから


============================================================
現地記者:ぺきんせいかつ
IT屋として中国・北京に長期出張中。
結果、ライター業や現地コーディネーター業がいつの間にか生業に。
現地にいないと分からない中国人視点から見た中国の真相を、
日本の皆さんにお届け中。
============================================================

トラックバック
この記事へのトラックバックURL



トラックバック(TrackBack)について
この記事に対してリンクしました、ということを相手に自動的に通知する仕組みで、ブログ(Blog)の機能のひとつです。相手側もトラックバックを確認することでそのリンク先を知ることができます。
なお、このサイトでは、【Movable Type】というウェブログツールを使用しております。

TrackBack先の記事の閲覧に関して
※   トラックバック一覧に掲載されているブログなどのサイトに関しては、阪急交通社管理・管轄外のページになります。
したがって、阪急交通社が保証する内容ではありませんので、あらかじめご了承ください。
※   トラックバック一覧に掲載されているリンクに関して、阪急交通社管理者の判断により削除する場合もあります。
※   トラックバックの不具合に関して、阪急交通社では、スパム対策を講じております。
そのため、一部のブログやサービスによってはトラックバックが出来ない場合もありますが、予めご了承ください。
※   弊社へのトラックバックについては、必ず、該当記事へのリンクをお願いします。
リンクがない場合には、「HTTP error: 403 Throttled」として、トラックバックが張り付かない仕組みになっております。
この記事へのトラックバック

■北京と北方 | 中国海外現地情報ブログ | 阪急交通社

・青島の田舎で親族まわりをしてきました ・北京首都空港で「ターミナル」(夜明かし)してみた  [続きを読む]
トラックバック時刻 : 2014年1月28日 08:43    送信元 : 日中・中日資料庫

阪急交通社の中国旅行 ツアーのご紹介

中国旅行 ツアー
添乗員同行ツアーや、フリープランなど、多様なプランとコースをご用意しています。
中国格安航空券
おすすめの格安航空券をご用意しています。
アジア
月別バックナンバー
現地情報一覧

※写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください。

このページの上部へ

青島の田舎で親族まわりをしてきました|中国海外現地情報ブログ|阪急交通社