『独立50周年記念』
8月31日はマレーシアの独立記念日。2007年は独立50周年記念になる。
マレーシアの起源は、14世紀末マラッカ王国の誕生に始まるとされ、その後1511年
のポルトガル占領から、イギリス、オランダ、イギリス、日本、イギリス、と長い植民地
時代を経てトゥンク・アブドゥール・ラーマンが初代首相となり、1957年8月31日
正式にマラヤ連邦は独立した(当時シンガポールも連邦に含まれた)。
しかし、このあたりの独立劇には色々と複雑な絡みもあり、戦後イギリスの直轄植民地で
あったシンガポールはリー・クァンユ首相の下65年8月9日に連邦を脱退独立。同じく
イギリスの直轄植民地だったサラワク州、サバ州もだんだんと自治権が与えられる・・・
ブルネイも誘ったが断られた・・・など複雑な歴史的背景がある。
(ブルネイがマレーシアになっていたら、マレーシアもオイル・リッチ・カントリーの一
つだったんだろうな・・・。)
ボルネオ島側のサラワク州、サバ州は今もなお連邦政府とは別の自治権があり、外国人は
マレー半島からサラワク州、サバ州に移動する際、パスポートに入国スタンプを押さなく
てはいけない・・・など「?」と思うようなこともある。
ともあれ、8月31位日はマラヤ連邦の独立記念日、すなわちマレーシア建国の日なのだ。
毎年、8月に入ると全国的に独立記念日を祝うムードが漂い、当日は国王のスピーチ、首
相のスピーチ、パレード、その他イベントで盛り上がりをみせる。そして、今年は50周
年という節目なことから、その祝賀ムードは例年にないほどの盛り上がりを見せている。


こんな風に旗を飾る車が自家用車も含めて毎年登場するのだが、このタイプのデコレーシ
ョンは年々減っているような気がする。しかし、その代わり、今年はたまに今まで見たこ
とがないような「ド派手車」も見かける。
そして、今年驚くのは、街の中のビルのデコレーションだ。
これは、クアラ・ルンプールの名前の発祥の地である、マスジット・ジャメ(回教寺院)
の写真。後ろにあるビルの旗、分かるだろうか?
左が国鉄本社、右がクアラ・ルンプール駅舎。歴史的建造物もこの通り。
建設中のビルも。この特大のマレーシア国旗は特注のはずだが、いったいいくらくらい
するんだろう?

違う工事現場だけれど、クレーンにも・・・。
KLの中心地、ブキットビンタンのタクシー乗り場。
商業用ビルだけではない。
アパートでこんなに派手なのを見つけた。
その他電飾ももの凄く増えたし、「今年は凄い・・・。」の一言。これだけあると「少し、
しつこい?」なんて思うのと同時に、なんとなくウキウキしてくるのも事実。
独立記念広場は26日夜から30日、31日のイベントの準備の為に通行止めになった。
例年、独立記念日はどこにも行かず家にいるのだけれど、「今年は何かのイベントを見に行っ
てみようか・・・」そんな気が少ししている。
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現地記者:宮下クミコ
1990年に渡航。
数年後個人事務所を設立。現在に至る。撮影や取材・リサーチなど
マスコミ系のコーディネーターが主な仕事だが、
他にコンサルや通訳翻訳もやっている
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