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2007年08月14日
カテゴリー:ヨーロッパ・アフリカ | オーストリア(東中欧)

三つ子の都市、グダニスク、グディニャ、ソポット


グダニスク、グディニャ、ソポットの三都市は、
Trojmiasto−三つ子の町と呼ばれ、
三つあわせてメトロポリスを形成しています。


前回、前々回ご紹介したグダニスクに続き、今回は、
グディニャとソポットの街をご紹介したいと思います。



グディニャ(Gdynia)−「ポーランド回廊」の街


グディニャは、グダニスクから北西へ25kmの港町で、
面積約136平方km、人口は約25万人ほどです。
街の見所は、コシチュシュコ広場、グディニャ港、シヴィエントヤンスカ通りなどで、
ポーランド最大のグディニャ造船所があることでも知られています。


グディニャの街の歴史は古く、すでに10世紀の文献に記載があります。
とはいえ19世紀までは、グディニャはバルト海沿岸の小さな町でした。
ポーランドの歴史の表舞台へ登場したのは、20世紀になってからです。


20世紀、二度のポーランド分割を経て、ポーランドは悲願の独立を果たしました。
しかしかつてポーランド領土であった港町グダニスクは、ポーランドへは返還されず、
「自由都市」ダンツィヒとして、国際連盟監視のもと、独立国家になってしまいました。


そのためポーランドは、ドイツ帝国から、バルト海への出口として、
海岸線を含む領土、いわゆる「ポーランド回廊」を譲り受けました。
しかしこの「ポーランド回廊」には、港もなければ、内陸部へと続く鉄道もありませんでした。
そこでポーランドは、この「ポーランド回廊」部分に新しくグディニャ港を建設し、
自国の輸出入貨物をグディニャ港取り扱いとすることにしたため、
グダニスク港での貿易取引量は激減し、変わってグディニャ港が栄えました。
こうして発達したのが、今日のグディニャです。


今日のグディニャは、ポーランド最大の造船所を抱える街として、
またグダニスクの衛星都市として、そしてベッドタウンとして栄えています。
グダニスク観光の折りには、ぜひグディニャまで足を伸ばしてみてください。


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ソポット(Sopot)−ポーランド随一のリゾート地


三つ子の町の真ん中に位置するソポットは、ポーランド随一の避暑地。
毎年国内外から多数の観光客が訪れる、一大リゾートの街です。


港町のグダニスクやグディニャに対し、ソポットには美しいビーチがあります。
毎年大勢の人がソポット海岸を訪れ、ビーチバレーをしたり、
一日中寝そべって肌を焼いたりと、短い夏を思う存分に楽しんでいます。


毎年8月には、毎年恒例のソポット音楽祭が開催されています。
音楽祭には、リッキー・マーティンなど世界中の超有名豪華ゲストが招かれて
夏を彩る数々のイベントが催され、ポーランド全土にテレビで生中継されます。


ソポットの観光のもうひとつの目玉が、海へと続く、木製の桟橋です。
ヨーロッパで一番長い木製の桟橋で、8月の音楽祭の期間には、
この桟橋を中心に、多数のイベントステージが設けられます。


またここはウィンドサーフィンのメッカでもあります。
バルト海沿岸のソポットやヘル半島の付近は、遠浅の海が続いているため、
初心者でも気軽にウィンドサーフィンを楽しめる人気のスポットだそうです。


ソポットは、日本でいうと湘南の海のような感じ。
年齢を問わず、老若男女、誰にでも人気のリゾート地です。
また当然ながら、豪華なリゾートホテルも数多く建設されており、
不動産投資家の間でも注目されている所です。



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現地記者:ヴァシレフスカ・サチコ
2003年東京大学大学院終了 生命科学修士
同年4月ポーランド人の夫と結婚、ポーランドに移住
ポーランドにてフリーライターとして活躍
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