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2007年07月26日
カテゴリー:ヨーロッパ・アフリカ | ギリシャ

ギリシャ人元船乗りの思い出話

先日タクシーに乗った時の、タクシーの運転手さんとの会話。
「あなたは中国人?日本人?」
「日本人です。」
「日本のどこ?」
「東京です。」
すると 顔がパッと明るくなって、饒舌に。。。
「35年前、僕が若かった頃、名古屋に3ヶ月もいたんだよ。」
「ああ、元、船乗りさんですね!」
「そうそう、昔は、ギリシャといえば、船乗りさ。神戸、佐世保、横浜・・・懐かしいねえ。名古屋には、修理の関係でいたんだ。エンジニアだからね。(ちょっと自慢げ)日本人はみんないい人だったよ。だから当時、ギリシャは日本びいきだったし、日本人もギリシャ人に好感もってくれてたよ。今はどうなのかな。時代が変わったからね。僕がSeikoの時計を買いに行ったとき、店のご主人と意気投合して、粋なはからいをしてくれたよ。すごく高い腕時計を買ったんだけど、船のエンジニアだと言ったら、こんな高い時計を仕事中にするのはもったいないから、こっちのをプレゼントするから、仕事中はこっちをしなさい、と言って、別の時計をプレゼントしてくれたんだ。うれしかったよ。ギリシャ人は、そういう恩を一生忘れないんだ。この車もトヨタので、最高さ!」


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このテの会話、何度したでしょう・・ギリシャで。日本人と知ると、寄ってきて、こういう昔話をしたがるおじいさんがたくさんいるのです。目を輝かせて、ちょっと遠い目をしたりして。ほとんどの元船員さんたちは、日本にとても良い印象を持っていて、当時の日本人に感謝してしまうくらいです。そして、また多いのが日本女性との束の間のロマンスの話・・・これも良く聞きました。さすがギリシャ人、船をおりれば、無駄に人生過ごしてませんね(笑)。そして、束の間で終わらせず、ちゃんとギリシャにまでお嫁さんを連れてきてしまう人だっているんですから、ブラボー!です。まあ、どちらにしても、聞いていて、気分の悪い話ではないので、結構、楽しく聞き役になっています。


ギリシャというと、カマキと呼ばれる、外国人女性のナンパを趣味とする男性が悪名高いのですが、そういう人ばかりではなく、このタクシーの運転手さんのように、純粋に昔の思い出話をしたいだけのおじさんもたくさんいます。




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現地記者:kiyomulan
2000年に渡航。ギリシャ人の夫と結婚。
現在はアテネ海外ウェディング・コーディネーター兼通訳を行っている。
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