ポーランド/ポーランドでの日本の知名度
ポーランドでは、日本は 「桜咲く国」 と呼ばれています。
ユーラシア大陸のはるか向こうの国に、ポーランド人は不思議な親近感を抱いているのです。
もともとポーランドは、ヨーロッパの中でもかなり親日的な国。
その由来ははるか日露戦争の時代にさかのぼります。
帝政ロシアの支配に長年苦しめられていたポーランドでは、
その利害関係から日本に興味を持つようになりました。
寿司、着物、お茶、桜、富士山、書道など、日本文化はつとに知られています。
日本への関心は日ごろから高く、しかも十数年前から日本語学習がひそかなブームとなっています。
それを反映するように、国内には、ワルシャワ大学、クラクフ大学(ヤゲウォ大学)、
ポズナニ大学の三つの大学に日本語学科があり、毎年多数の卒業生が出ています。
2002年7月には、天皇皇后両陛下が、ポーランドを訪問されました。
クラクフ南部、ヴィスワ川湖畔に建つ、日本文化・美術・技術センター・マンガは、
日本文化の普及・啓発活動の一端となっています。
ここでは、欧州最大といわれる浮世絵コレクションを誇る常設展のほか、日本語教室、書道、茶道、
生け花、着物の着付けなど、日本文化を紹介する様々な催しものが開催されています。
一方で、こういった伝統文化だけでなく、もちろん日本=先端技術の国としての知名度もあります。
90年代の体制変換以来、南部のヴァウブジュフの経済特区をはじめ、ワルシャワ、クラクフ、
トルンなどあちこちに日本企業が進出して、各地で歓迎されました。
Made In Japanブランドは今も健在で、ソニー、パナソニック、トヨタ、などの有名企業に加え、
昨今のゲームブームで、任天堂、セガなどゲームやPC機器関連の会社の名前も
広く知られるようになりました。
ポーランド旅行では、ポーランド人の素朴な暖かさに出迎えられます。ポーランド人は皆とても親切で、
日本からの観光客を暖かく出迎えてくれます。
街を歩いていると、子供が「こんにちは」と明るい笑顔で声をかけてきたり、買い物をすれば、
店員が「ありがとう」と応じてくれます。
以前は英語もあまり通じなかった国ですが、もともと日本贔屓なお国柄、
日本語の簡単な挨拶は結構知られています。
ポーランド旅行は、リピーターの方が多いことでも有名です。
一度訪れたら、また訪れたくなる、ポーランドはそんな不思議な魅力を持つ国なのです。


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現地記者:ヴァシレフスカ・サチコ
2003年東京大学大学院終了 生命科学修士
同年4月ポーランド人の夫と結婚、ポーランドに移住
ポーランドにてフリーライターとして活躍
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